上原多香子の迷走どこまで?“好感度ゼロ”で美容家転身の勝算

コクハク編集部
更新日:2023-07-06 19:30
投稿日:2022-10-14 06:00

「SPEED」上原多香子が絶賛迷走中

 今月2日、6年4カ月ぶりに再結集した「SPEED」の上原多香子(39)が迷走している。

「沖縄アクターズスクール大復活祭~本土復帰50周年記念~」で、歌手の島袋寛子(38)のステージに参院議員の今井絵理子(39)とともにサプライズゲストとして登場したのだが、上原は11日までに自身のインスタグラムのストーリーを更新し、この日の様子を紹介。元彼である「DA PUMP」ISSA(43)との2ショットを公開し、炎上状態になった。

元彼ISSAとツーショットPRに批判の嵐

 大きく反感を買ったのは、投稿では自身がPRしている化粧品をISSAに持たせて、「ISSAくん、お肌ツヤツヤ」「#陶肌ファンデーションオムでもっと美肌になってください」などと綴っていたからだ。

 上原といえば8月27日に自身のインスタグラムで、《私の30代も終わりが近づいてきました。来年に向けて、そして、セカンドキャリアをスタートするため、いろいろと動き出しました。》と報告。来年1月、40歳を迎える節目に拠点を沖縄に移し「美容家」を目指すという。その流れで、元彼にPRさせたことにネットでは《一般に有名なISSAを利用してんだねぇ 上原多香子もどうしようもないわ》《炎上商法か》などと批判が相次いでいる。

マイナスの連鎖に陥っている

「彼女が現在やっていることはマイナスの連鎖に陥っています。元彼以前に、芸能活動が休止状態にならざるを得なかったのは、最初の結婚時にW不倫疑惑が報じられた後、元夫でJ-POPユニット『ET-KING』のTENNさんが亡くなったから。その後、また別の方と再婚し、表舞台に出てきました。

 上原さんのプライベートは女性の賛同を得られるものではありません。女性が中心ターゲットになる美容の世界をセカンドキャリアに選ぶのも、ISSAさんにPRさせた“計算高さ”の裏目に出てしまいました」(芸能リポーターの川内天子氏)

現在は再婚し2児の母

 上原は15年に芸能活動を再開し、18年10月に演出家のコウカズヤ氏と再婚、現在は2児の母親でもある。20年10月には庭園デザイナーを目指していることをツイートしていたが、その後の活動報告はなく、今年7月には都内の劇場で行われたクリエイティブ集団「junkiesista×junkiebros.」(ジャンキーシスタ×ジャンキーブロス)の舞台に出演。産後初の舞台出演を果たした。

 もっとも大きな話題にはならず、8月の美容家転身表明に至る。芸能界には“未練タラタラ”のようだが、彼女が表舞台で活躍する道はあるのか。

最大の強みはSPEEDの知名度だが…

 前出の川内天子氏が言う。

「最近の芸能界、とくにタレント業はオールマイティの時代ではありません。成功を掴んでいる方は、自分の需要を把握し、ピンポイントの核を持っています。ママタレだったり、美容なら美容、グルメならソムリエの資格をとるなど。

 彼女の強みは、SPEEDの知名度を活かせる点。本来なら、結婚・出産を経験しているので、ファンだった30~40代の主婦層に向け、ママタレとして子育てなどを発信できたでしょう。しかし、現時点で女性のイメージを回復できる見込みはない。まずは立ち位置を知るべきでしょう。

 過去にバッシングから復活されたタレントや女優は一時代を築いた人であっても、プライドを捨てバラエティー番組でいじられたり、舞台などで3番手4番手の役も受けてコツコツとゼロからスタートしています。

 美容家をやるとしても、自身で会社を立ち上げるならともかく、既存の会社のPRですし、ISSAさんにしても、話題に“乗っかる”手法が炎上を招いている。まずは自分発信で、腰を据えて勉強する姿勢を見せるだけでも周囲の印象は変わってくると思います」

 最盛期のような活躍の場を得られるのは、まだ果てしなく先になりそうで。

コクハク編集部
記事一覧
コクハクの記事を日々更新するアラサー&アラフォー男女。XInstagram のフォローよろしくお願いします!

関連キーワード

エンタメ 新着一覧


あのちゃん、もうコミュ障じゃないでしょ。特番で見せた「普通の芸能人」への進化にガッカリ
 ブッ飛んだ不思議ちゃんキャラで人気を博しているアーティスト・タレントの「あの」ちゃん。  2021年、『水曜日の...
堺屋大地 2025-01-21 06:00 エンタメ
【おむすびにモヤっと】管理栄養士勉強中のテイで撮影抜け→既報の下関デートに繋がった放送回
 結(橋本環奈)の家に福岡でギャル仲間だったルーリー(みりちゃむ)が、突然訪ねてくる。  話を聞くと、勤めていた福...
桧山珠美 2025-01-20 17:30 エンタメ
イケメンな「NEXT中居正広」は誰? 即戦力、対抗馬、野球枠…余人をもって代え難しは幻なり
 あの中居正広(52)がこんなことになるなんて、誰が予想できたでしょうか。  昨年12月にソニー生命保険が発表した...
【おむすびにモヤっと】すべては結のおかげ、動かずして感謝されるヒロインの今後は?
 2012年1月17日。結(橋本環奈)は神戸で両親や商店街の人たちと17年前の阪神・淡路大震災の犠牲者を追悼して黙とうす...
桧山珠美 2025-01-31 16:57 エンタメ
【おむすびにモヤっと】結の出産も大震災直後の描き方もショートカットが凄まじい…米田家の呪いはどうした?
 テレビを見て、東日本大震災が発生したことを知る結(橋本環奈)たち。歩(仲里依紗)は被災の映像を見て呼吸が荒くなり、そば...
桧山珠美 2025-01-15 18:30 エンタメ
冬ドラマを調査!炎上騒動『べらぼう』への評価は? 『ホットスポット』や『御上先生』への期待も聞いた
 2025年冬ドラマが続々とスタートしました。まだ初回放送前の作品もあるなか、それでも今期のドラマに期待している人は多い...
【おむすびにモヤっと】“不揃い”な春キャベでロールキャベツ? 平成のバカップルにこうのとりが…
 2010年春、結(橋本環奈)と翔也(佐野勇斗)は大阪のアパートで新婚生活を始める。家事を分担しながら共働きをして公私と...
桧山珠美 2025-01-13 18:30 エンタメ
横浜流星は“まだ誰のモノでもない”感も含めて尊い! NHK大河が「べらぼう」に面白い
 NHK大河ドラマ「べらぼう~蔦重栄華乃夢噺(つたじゅうえいがのゆめばなし)~」がスタートしました。主人公の蔦屋重三郎を...
【おむすびにモヤっと】メンチ切り合った2人がなぜ? 見たいシーンを出し惜しむのが「おむすび」クオリティ
 結(橋本環奈)と翔也(佐野勇斗)は、保留とされていた結婚を進めるため2人が考えた生活プランを親たちに説明する。会社で初...
桧山珠美 2025-01-11 06:00 エンタメ
【おむすびにモヤっと】サザエさん風に「歩、スマホを買う」「結、節約に目覚める」「翔也、仕事する」の3本
 歩(仲里依紗)に、聖人(北村有起哉)がまた携帯電話を買ったのか問うと、歩はスマートホンだと答える。新しい出始めの商品に...
桧山珠美 2025-01-08 17:30 エンタメ
「べらぼう」初回、セクシー女優3人が裸死体姿に…AV業界人どう見た?「裸に意味を語らせる照明が必要」
 5日にスタートした横浜流星(28)主演のNHK大河「べらぼう~蔦重栄華乃夢噺(つたじゅうえいがのゆめばなし)~」(NH...
【募集】冬ドラマ何見る?『べらぼう』『家政夫のミタゾノ』『日本一の最低男』など期待&ガッカリ教えて!
 コクハクでは2025年冬ドラマを対象としたアンケートを実施します。あなたが現時点で「楽しみにしている」ドラマ、そして「...
【おむすびにモヤっと】「プロフェッショナル」で壮大なネタバレ感!14週は元スケ番vs元レディースの様相
 結(橋本環奈)が糸島から神戸に帰ってきて愛子(麻生久美子)や歩(仲里依紗)が迎える。だが、一緒に永吉(松平健)と佳代(...
桧山珠美 2025-01-31 16:57 エンタメ
【2024年人気記事】伊藤健太郎は破局して正解! “小栗旬軍団”加入でバーター出演の機会にも恵まれる
 あけましておめでとうございます。2024年は「コクハク」をご覧いただき、誠にありがとうございました。反響の大きかった記...
【2024年人気記事】悪評だらけの天才、平手友梨奈が遅刻やドタキャンを繰り返す本当の理由
 あけましておめでとうございます。2024年は「コクハク」をご覧いただき、誠にありがとうございました。反響の大きかった記...
堺屋大地 2025-01-04 06:00 エンタメ
【2024年人気記事】松本人志はいまや「憧れの芸人」ではない。若手芸人が話す3つの理由
 あけましておめでとうございます。2024年は「コクハク」をご覧いただき、誠にありがとうございました。反響の大きかった記...
帽子田 2025-01-02 06:00 エンタメ