交際歴2年…彼氏にプロポーズさせるにはどうしたらいいの

神崎メリ 恋愛コラムニスト
更新日:2019-05-27 14:25
投稿日:2019-05-26 06:00
 電子書籍も含めて、発売たちまち6万部突破のベストセラー『魔法の「メス力」』の著者で恋愛コラムニストの神崎メリさんが、毎回、人にはなかなか相談できない恋愛のあれやこれやのお悩みにズバッとお答えします!

Q1.ど本命クラッシャーです。彼氏にプロポーズさせるには?

 29歳になりました。いまの彼氏と付き合って2年が経ちます。私は、メリさんでいうところの「ど本命クラッシャー」!! LINEが返ってこないと不安になったり、心配したり。その気持ちを彼氏にぶつけたかと思えば、優しくし過ぎたり。尽くそうとしているうちに気づいたら、ど本命クラッシャーになってしまいました……。

 その結果、こまめに返信があった彼氏からのLINEも最近は1日1、2通が関の山。それに合わせてわたしも即レスしないようにしてはいるんですが、仕事の休みも合わず、月1、2回しか会えないぶん、寂しくて仕方がありません。とりあえず、過度に依存したり、スネたりしないよう他のことに目を向けて気を紛らわすようにしてはいるのですが。

 ど本命クラッシャー以降、私が追いかける立場になってしまいました。もう関係の修復はできないのでしょうか? 本音を言えば、少しでも早くプロポーズさせたいと思っています。(29歳未婚♀/こまちゃん)

A1.引いても追ってこない男は運命の人ではない!

こまちゃんさん、はじめまして神崎メリです。

結婚への焦りの気持ちから「キレるど本命クラッシャー」をやらかし、その後、反省と嫌われたくない気持ちから「媚びるど本命クラッシャー」もやらかしてしまったと推測します……(合掌)。

本題に入る前にまず、神崎メリ用語のひとつである「ど本命クラッシャー」について簡単に説明させていただきたいと思います。

「ど本命クラッシャー」とは、せっかく自分を「ど本命」として大切にしてくれる男性と巡りあえたのに、些細なことでヒステリックにキレて相手を責め立てたり、嫌われたくないがゆえに媚びたり尽くしたりしてしまう行為を繰り返すことで、男性の恋心を“鎮火”させてしまい「ど本命」から転落してしまう、クラッシャー行動のことです。

改めて、こまちゃんさんの件ですが、実はこれ、「ど本命クラッシャーコンボ」という、結婚を意識するアラサー女子の“あるある”な行動なのですが(神崎メリはかつて、キレるど本命クラッシャーでした)食らってしまった男性は、

(この子、キレたりすがってきたり精神的に不安定すぎて結婚相手にはちょっと……)

と引いてしまうのですね。

その結果が、「ど本命彼女」から「とりあえずの彼女」への格下げとして表れてしまうのです(そもそもど本命の男性は彼女を不安にさせないので、はじめからど本命だったかも疑問)。

精一杯LINEの返信を遅らせたり、他のことに目を逸らしても、手応えが得られなくてとっても寂しくて苦しいと思います……。

この状況まできてしまったら、ある程度自分の中で彼とのことは区切りをつけて、他の出会いを探すのが1番なんです。

貴女が引く行動をしても追ってこない相手は、
貴女の運命の人ではないということなんです。

29歳、結婚に対して真剣に動きたい年頃だからこそ、ひとりの男性やうまくいかない恋愛に女性にとって貴重な時間を消費して執着するのではなく、視野を広げて、相性のいい相手と幸せになることに目を向けてくださいね。

失敗を繰り返さないよう、自分の反省すべき点とはしっかり向き合って。
ここで踏ん張ることで、貴女の30代はすごくいいものに変わると思うのです!

とても厳しい意見になってごめんなさい。
貴女を不安にさせない男性と結ばれることを強く祈っています!
幸せを信じて勇気をだして進んで行ってくださいね。

Q2.何も手を出してこない。私のこと、どう思っているの?

 はじめまして。宮崎在住のT・Yといいます。私はいま、1歳年下の子が気になっています。出会いはバー。友達と2人で合コンするために訪れていたのですが、合コン相手の男性がドタキャンしたため、途方に暮れていたところ、店員さんから「1コ下の男子4人組と飲んだら?」と彼らと一緒の席に案内してもらったんです。

 そうこうして始まったイレギュラーな合コン。私はその中の1人の子と仲良くなり連絡先を交換し、その後、2人で4回ほどご飯に行ったり遊んだりする仲になりました。4回会ったうち、発熱した彼に差し入れを持って行き、夜、車の中で2人きりになったりもしたのですが、何も手を出されることはありませんでした。ちゃんと見てくれてるからこそ出してこないのか、あるいは、女としてみてないのか……などなど、気になっています。

 好きな人のタイプの話をした際には、私は「一緒にいて楽しい人」と言い、彼は「一緒にいてラクな人」と言っていました。その後のLINEで、私が〈面白いよね〉と送ったら、〈一緒にいて楽しい人目指します~笑〉と返信が。一緒に遊んだ後のLINEでは、〈また遊ぼう! 次何する?〉と聞いてきてくれたり、〈いつが空いてるの?〉と返信すると、日付やこの日の夕方は空いてるなど、詳しく送ってくれます。そして、実際に会った時にも「一緒にいるとラク過ぎてぼけーってしちゃう」と嬉しくなることを言ってくれました。

 彼は自分のことを「消極的なタイプ」と話していますが、私への遠回しのアピールだったらいいなー、とか思っています。ただ、私は社会人で彼はまだ大学生。そういうのは普通なのかなとか考えます。相手がどう思ってくれてるのか、気になります。今度会った時に気持ちを聞こうかと思うのですが、わたしはいつも追いかけてしまうタイプなので、逃げられたくないです。余裕を持ったうえで彼の気持ちも知りたいのですが、どうしたらいいでしょうか。(21歳未婚♀/T・Y)

A2.相手の気持ちを聞かずして、行動で判断する方法!

T・Yさん、はじめまして神崎メリです。

まずね、相手の男性に気持ちを確認する行動自体が、追いかけているのですよ(笑)!

正直、まだその彼は貴女のことをなんとも思っていない段階だと思いますよ。その証拠に、男性は本気であれば、他の男性に取られたくない一心から、初回~3回目のデートまでにしっかりと告白をしてくるものだからです。愛の告白をされていないことが、現段階での答えなんですよね。

ここから相手を本気モードにさせられるかは、女性側の腕の見せどころ(メス力=男心の本音を理解し、決して媚びずに「ど本命」になる力)に加え、縁や相性によるのだけど、

最初から女性が露骨に「私のことどう思ってるの?」的な純愛モードを出すと、この手の男性は(案外女慣れしてるとみた)それだけでお腹いっぱいになっちゃって、わざわざ口説き落とそうなんて気持ちが芽生えることなく終わってしまうのです。

だから正面から挑むのではなく、
頭を使って相手の懐にスルリと入っていきましょう!

それには基本的に男友達に接する感じでサッパリと付き合って、たま~に弱った姿を見せて、「話してたら元気出た!」とか言ってみたり、相手の得意分野に的を絞って頼りにしたりして、「こいつも女だったんだ」、「守ってあげたいかも!?」とギャップで惹きつけるのが1番ですよ!

そうこうしているうちに、わざわざ聞くまでもなく「俺は本気だから!」と、猪突猛進で自分から好き好きアピールをしてくるので、

女性はその行動を見て相手の気持ちを判断すればいいのです♪

ちなみにアピールをしてこない場合は、まるっきし脈なしなので諦めましょう(笑)。

神崎メリ
記事一覧
恋愛コラムニスト
ドイツハーフ。自身の離婚・再婚・出産という経験から「男心に寄り添い、しかし媚びずに、女性として凛として生きる力」=「メス力」と命名し、それこそが幸せの第一歩だと提唱している。男ゴコロや恋バナを発信する公式ブログのアクセス数は月間200万PV以上。Instagramのフォロワー数は12万人を超える。

著書に「魔法の『メス力』」(KADOKAWA)、「大好きな人の『ど本命』になるLOVEルール~"運命の彼"にめぐり逢い、ずーーーっと愛され続けるための秘密の法則」(大和書房)、「神崎メリのヒロイン手帳2020」(扶桑社)、「ど本命の彼から追われ、告られ、秒でプロポーズされる! 秘密のメス力LESSON」(SBクリエイティブ)、予約段階でAmazon総合1位〜発売前重版決定の最新刊「男のトリセツ」(マガジンハウス)が5日で3刷と好評発売中。

関連キーワード

ラブ 新着一覧


夫婦の会話がなくなる10の理由。予兆があったら要注意! あなたたちの原因はどれ?
 夫婦の会話がなくなったことに不満や寂しさを抱えている人もいるはず。中には会話を増やそうと、無理して話題を作ったりパート...
恋バナ調査隊 2025-06-21 06:00 ラブ
失恋確定!?「なんか用だった?」にガックリ…彼からの“塩対応”LINE6つ
 LINEには別れや失恋の予兆が見られるものです。今回は、女性たちが「ヤバい、この恋終わるかも」と悟ったLINEをご紹介...
恋バナ調査隊 2025-06-21 06:00 ラブ
元不倫相手からの連絡に揺らぐ女…いい人風“下心オジサン”から七夕の夜に届いた言葉【なぜ禁断の恋をするのか?】
 世の中が不倫の話題で持ちきりだ。2024年に実施された調査によると、既婚男性の約2人に1人、既婚女性の約3人に1人が婚...
蒼井凜花 2025-06-20 10:25 ラブ
夫「肌にはこの成分が…」ってうるせ~! 美意識高い系男子に振り回される妻のホンネ
 男性も美意識が高まってきている時代。ですが、アラフォー妻のなかには、夫の美意識の変化に戸惑っている人もいる様子。 ...
恋バナ調査隊 2025-06-20 06:00 ラブ
独りはイヤ、でも彼氏はいらない…そして「彼女」を探すようになった女性たちのココロの中
 近ごろ「彼氏はいらない」「結婚もしなくていい」という女性が増えてきました。  生涯未婚率も上昇しているなか、新た...
内藤みか 2025-06-19 06:00 ラブ
「おもしれー女」を目指しちゃダメ! 恋愛“こじらせ”男女がやっちまった恥ずかしい言動
 今回はこじらせ女性とこじらせ男性の恋愛あるあるを5つ、ご紹介します。あなたは「ないわ〜」と感じますか? それとも「ピュ...
恋バナ調査隊 2025-06-19 06:00 ラブ
夜は疲れてる…令和の男女は性欲よりも“睡眠欲”を優先したい。でも、それでいいの?
 「とにかく寝たい」  正社員の総合職として働きはじめてから、夜の時間に求めるものは“睡眠”一択になりました。 ...
豆木メイ 2025-06-17 06:00 ラブ
「真っ赤なTバック」をあげて疎遠に…男たちが“勘違い”されたプレゼント5選
 今回は“勘違いされてしまったプレゼント”をテーマに、男性の体験談をご紹介! 意中の男性や彼氏からなにかプレゼントされた...
恋バナ調査隊 2025-06-17 06:00 ラブ
「妊娠中の不倫は時効でしょ」…って何それ!? “モラハラ不倫”息子をかばい続ける義母【身内のありえない発言】
 嫁と姑の付き合い方が見直され、昔ほどフィーチャーされにくくなった「嫁姑問題」。ですが、実際はトラブルが発生しているもの...
くらげ 2025-06-16 17:48 ラブ
この物価高に! 妻が許せない「夫の浪費」5選。でも“あの言葉”は禁句です
 男性からは「自分で稼いだ金をなにに使おうと自由!」と主張されそうですが、家計は家族みんなのもの。それに、やりくりしてい...
恋バナ調査隊 2025-06-16 17:43 ラブ
夫とは2年、まともに口をきいていません。(46歳・パート主婦)
「夫とは2年、まともに口をきいていません」――。  46歳パート主婦です。48歳の夫(大手メーカー勤務年収1200...
植草美幸 2025-06-15 06:00 ラブ
“元夜職と客”の夫婦、結婚7年目で入った亀裂。男との出会いを嫌悪する49歳夫「考えてなくてイライラする」
「冷酷と激情のあいだvol.250〜女性編〜」では、節約生活に嫌気がさして、夜のアルバイトに復職したい妻・優香さん(仮名...
並木まき 2025-06-14 06:00 ラブ
「40前だけどイケると思う」自称・若見えする39歳妻の“夜職”復帰計画。浮気じゃなければいいでしょ?
 男女の関係では、交際相手や配偶者の態度に悩む人も少なくありません。愛し合っている男女間でも、価値観や物事の判断には個人...
並木まき 2025-06-14 06:00 ラブ
38歳女性が堕ちたのは「色ボケ」ナルシスト男の罠だった。SNSのゴージャスな虚像に騙される女
 世の中が不倫の話題で持ちきりだ。2024年に実施された調査によると、既婚男性の約2人に1人、既婚女性の約3人に1人が婚...
蒼井凜花 2025-06-15 17:29 ラブ
「彼女が全員メンヘラ化する」…ってお前のせいだよ! ダメ男が言いがちな“あるある”6つ
 恋愛において、メンヘラな自分に悩んでいる女性もいるでしょう。でもそうなってしまう原因は、彼氏や気になる男性が“メンヘラ...
恋バナ調査隊 2025-06-13 06:00 ラブ
40代で「パパ活」を望む女性たち。生活苦でもないのに…彼女たちが欲しがるものとは
 パパ活したいと考える40代女性が、以前より増えてきているそうです。それだけ生活が大変だということなのでしょうか。そして...
内藤みか 2025-06-12 06:00 ラブ