新宿から35分!「里地里山」で心に栄養を 2022.11.17(木)

コクハク編集部
更新日:2022-11-17 06:00
投稿日:2022-11-17 06:00

すさんだ心に栄養を与えてくれるイベント

「疲れたー、疲れたー、やっぱり疲れたー」

 が、口癖になっている筆者に「日めくりコクハク」でもおなじみ、街の景観をライフワークとして撮り続けるカメラマン・Koji Takanoさんが、「すさんだ心に栄養を与えてくれるイベントがあるよ」と教えてくれたのが、こちら。「黒川黒山アートプロジェクト 緑と道の美術展 in黒川2022」です。

 今年で7回目の開催となる野外で行われるアートプロジェクトで、「里地里山の景色に触れて、心身共にリフレッシュできる」(Takanoさん)と話します。

「里地里山」って?

 皆さんは「里地里山」という言葉、ご存じでしょうか。

 ~里地里山とは、原生的な自然と都市との中間に位置し、集落とそれを取り巻く二次林、それらと混在する農地、ため池、草原などで構成される地域です。~

(出典:環境省HPより)

 うーん、分かるような分からないような(苦笑)。

 ~里地・里山は、手つかずの自然が残る「奥山」と、人の生活が集中する「都市」の中間にある~

 ~【人の手が入った自然】(雑木林・田んぼや畑、ため池や小川・竹林・放地など)と、【自然を利用した人間の生活】の両方がある場所のこと~

(出典:静岡市環境局作成のハンドブックより)

 ふむふむ、なるほど。手つかずの大自然というより、山や川を身近に感じながら生活する場所なわけですね。

 話を戻します。小田急多摩線・はるひ野駅南口から3.8キロの散策ルートの中に、全23作品が点在して展示されている美術展。鑑賞時間は2時間ほど、いい運動にもなりそうです。

 一足先に足を運んだTakanoさん撮影、展示作品の一部をご紹介します(各作品敬称略)。

田中俊之作「天筍」

大谷桜子作「うさぎ」

内海仁作「谷戸の風」

コクハク編集部
記事一覧
コクハクの記事を日々更新するアラサー&アラフォー男女。XInstagram のフォローよろしくお願いします!

関連キーワード

ライフスタイル 新着一覧


菜の花の小道で一触即発! 道を譲るのはどっちの“たまたま”
「にゃんたま」とは、猫の陰嚢のこと。神の作った最高傑作! 去勢前のもふもふ・カワイイ・ちょっとはずかしな“たまたま”を見...
今夜は誰と出合おうか…人で溢れる街の隅っこに転がる心
 先に仮想世界(?)でお互いを見つけて、そこから顔を合わせるって最初は気まずくないのかな? と昭和の世代は思っちゃうけど...
水商売の水は流水説 夜の街で働くホステスやホストだけが当てはまるの?
 知っているようで意外と知らない「ことば」ってたくさんありますよね。「女ことば」では、女性にまつわる漢字や熟語、表現、地...
2月相次ぐ地震で“南海トラフ”がトレンド入り 専門家の警戒する地震は?
 2月15日午前10時8分、京都府南部で震度3(マグニチュード=M3.7)の地震が発生。14日にも同じ場所で震度4(M4...
贈り物に「無理して喜ぶ」はNG行動 本当にイイ女は“感動コスパ”の猛者
 誰かに喜んでもらえるのって嬉しいですよね。そして小さな労力でたくさん喜んでもらえたら、もっと嬉しいですよね。それが“感...
シャトレーゼ専用のポイ活は知らなきゃ損! 激アツ宿泊特典&賢い裏ワザ
 シャトレーゼのお菓子はよく食べているのに、シャトレーゼのポイント「カシポ」を知らないなんてもったいない! 「カシ...
イラッ!遅刻を許せない私は心が狭い? 穏やかな心を保つ3つの考え方
 会社や約束の時間に、平気で遅刻を繰り返す人を見ると「許せない!」と感じる人は多いはず。とはいえ、自分がイライラすれば周...
朝日に向かって飛び立つハクチョウにも悩みがあるとしたら…
 朝日を浴びて飛び立つハクチョウたち。並んで飛んでいるけど、それぞれどんな立場で、どんな関係なんだろう。  きっと...
私が芸能活動できるのはギャラ飲みのおかげ! タレントの卵の実生活は…
 経営者や著名人、人気のインフルエンサーも利用する「ギャラ飲み」なるサービスって知っていますか? 東京都内のみならず、全...
祝「日刊ニャンダイ」発売! 俺の“たまたま”も載ってるよ♡
「にゃんたま」とは、猫の陰嚢のこと。神の作った最高傑作! 去勢前のもふもふ・カワイイ・ちょっとはずかしな“たまたま”を見...
仕事をがんばるあなたへ こんな時代だからこそ「自己肯定感」を高めて
 自分を条件なしに肯定できる力を「自己肯定感」といいます。あなたは、自己肯定感が高いですか? 低いですか? 実は、自己肯...
春を告げる「ミモザ」、“命短し”可憐なフワフワを長持ちさせる鉄の掟3条
 先だって大雪に見舞われた、我が愛すべきお花屋の周辺にも春を告げる鳥がボチボチやってくるようになりました。  しかも店...
自分がナンバーワンになれる場所 それを見つけるのも才能
 北海道で暮らす、まん丸で真っ白な小さな鳥「シマエナガちゃん」。動物写真家の小原玲さんが撮影した可愛くて凛々しいシマエナ...
羽田と成田を間違えた! 職場の新人やらかしエピソード5つ
 新人の頃は、誰でも一つや二つの失敗体験があるもの。でも、中には「ありえない」と思うようなやらかしエピソードも…。  ...
BIGな“にゃんたま”ライバル出現!おにゃんこを巡る壮絶な三角関係ぼっ発
「にゃんたま」とは、猫の陰嚢のこと。神の作った最高傑作! 去勢前のもふもふ・カワイイ・ちょっとはずかしな“たまたま”を見...
通り過ぎた季節、むせかえるほど深い秋景色の中を歩いた
 何層にも重なった、むせかえるほど深い秋景色。  通り過ぎた季節を想うとやたらと切なくなるのはなぜだろう。 ...