更新日:2022-12-23 19:55
投稿日:2022-12-16 06:00
これまでのあらすじ
「ぜひ、息子の嫁に」 (写真:iStock)
元保育士のR子さん(25歳主婦/子供なし)は、昨年、都内の総合病院の御曹司の妻となった。
まさに玉の輿婚。きっかけは大手カルチャースクールで、のちに義母となるE美さん(49歳主婦/子供アリ)と出会ったことだ。
E美さんは、礼儀正しく楚々としたR子さんを気に入り「ぜひ、息子の嫁に」と誘いをかけてくる。最初こそ断っていたR子さんだが、熱心なE美さんに根負けし、息子さんと3人で会うこととなった。
その出会いがR子さんの人生を大きく変えた。当日現れた青年は、俳優並みのルックスと知性あふれる人柄、落ち着いた低音ボイスを持つ29歳の男性だったのだ。
R子さんはすっかりトキめいてしまった。
総合病院を営む一家に嫁ぐも…
夫も義父も医師 (写真:iStock)
そして会話の流れから、E美さんは都内の総合病院の院長夫人であり、息子のA太郎さん(29歳/当時は独身)も医師であることを初めて知る。
その後、話はとんとん拍子に進み、結婚へ。内輪だけの結婚パーティをし、R子さんは世田谷の豪華な二世帯住宅に住むことも決定。
しかし、大きな不安があった。A太郎さんはR子さんに対し、キスも体も求めてこないのだ。
――女としての魅力がないの? 処女だとバレてしまった……?
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