(2022年6月に公開したものを一部変更し、再掲した記事となります)
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映画版「花より男子」の花沢類でデビュー
「花より男子」の花沢類といえばやはり小栗旬のイメージが強いかもしれません。井上真央がヒロイン牧野つくし、俺様キャラの道明寺司は松本潤でした。
放送は2005年10月期。かれこれ17年も経ちますが、いまだに強く記憶に残っているのは、おばたのお兄さんの「ま~きの」のおかげでしょうか。
実はそれよりも10年も前に、映画版「花より男子」で華麗にデビューし、花沢類を演じていた俳優がいます。それが藤木直人(49)です。こちらの牧野つくしは内田有紀が、道明寺司は谷原章介が演じていました。谷原もこの映画がデビューです。
小栗の花沢類も悪くはなかったですが、王子様感は藤木のほうがあったように思います。まさに漫画の世界から抜け出たようなキラキラ王子、それが藤木直人のファーストインパクトです。
恋マジでの悶絶キスシーン、色気全開!
月日は流れて令和4年。谷原と藤木はともに今年50歳を迎えます。谷原はといえば、「めざまし8」(フジテレビ系)などの司会ぶりもスマートにこなすイケオジとして、奥様視聴者に笑顔を振りまく日々ですが、一方の藤木は……。
先日も「恋なんて、本気でやってどうするの?」(フジ系)で、元乃木坂46の西野七瀬を相手にキスシーンを。その生々しさに、西野ファンのアイドルオタクを発狂させていました。オトナの男の色気全開、まさに「イケオジの頂点」に君臨しています。
藤木のここまでの軌跡をたどっていきましょう。テレビドラマでは反町隆史主演「GTO」(フジ系)が印象的でした。反町演じる鬼塚英吉の親友で、元暴走族にして警察官の冴島龍二役でした。
さらに、堂本光一主演「P.S.元気です、俊平」(TBS系)でのエリート医師役、そして、観月ありさ主演「ナースのお仕事」シリーズ(フジ系)で恋人の研修医・高杉健太郎と、エリート医師がこれほど似合う俳優はいません。早稲田大学理工学部卒は伊達ではないのです。
タッキーとBLドラマ
なんといっても、素晴らしかったのは、いまやジャニーズの副社長・滝沢秀明主演「アンティーク~西洋骨董洋菓子店~」(フジ系)。藤木は女性恐怖症の若き天才パティシエ・小野裕介役。タッキーと藤木のシーンは本当に美しく、いま人気のBLドラマのはしりともいえる作品です。時代が早すぎたのか、いまならもっと評価されたのでは。
主演女優の相手は藤木直人におまかせ!
菅野美穂との「愛し君へ」(フジ系)の、綾瀬はるかとの「ホタルノヒカリ」(日本テレビ系)、篠原涼子との「ラスト♡シンデレラ」(フジ系)と、主演女優のお相手はすべて藤木におまかせ! といった勢いで、人気俳優まっしぐらです。
やはりドラマを見るのは圧倒的に女性が多く、特に恋愛ドラマの場合、どうしても自分を投影させてしまうものです。だから、相手役はイケメンであって欲しい。そんな女性たちのお眼鏡に叶うイケメンはそうはいません。まさに「藤木直人しか勝たん」です。
セクシーな指先でルービックキューブ
くりぃむしちゅー上田、森泉とともにMCを務めていた「おしゃれイズム」(日テレ系)では、ゲストとロケに出るなどで、チャーミングな“素”の姿をたっぷり見せてくれました。
特技のルービックキューブをする姿も何度見ても飽きません。イケメンの指はどうしてあんなにもセクシーなのでしょう。
藤木は二卵性双生児ということで、この世のどこかにもうひとり、藤木直人クラスのイケメンが存在しているのかと思うとワクワクが止まりません。
来月お誕生日を迎える藤木直人は“イケメンオブイケメン”、唯一無二のイケオジです。
【藤木直人(ふじき・なおひと)】
☆1972年7月19日、岡山県生まれ。感受性が豊かでデリケートかつ世話焼きなタイプ、一途で彼女(妻)想いのA型蟹座の男。
☆雑誌「メンズノンノ」のモデルに自ら応募したのが(最終選考で落選)、芸能界入りのきっかけに。
☆直近の他の出演作は、映画「鋼の錬金術師 完結編 最後の錬成」(6月24日)。
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