【2022年アツかった記事】急増する“貝男子”の生態! 激戦を制しアプリでやり取りすると…

内藤みか 作家
更新日:2023-01-27 20:00
投稿日:2023-01-04 06:00
【内藤みかのあたらしいのがお好き】
(2022年4月に公開したものを一部変更し、再掲した記事となります)

 ※  ※  ※

 コロナ禍以降、マッチングアプリで女性に話しかけられない、貝のように口を閉ざしている男性が増えています。
 プロフィールには「自分から話しかけられないので、話しかけられると喜びます」などと書かれているのです。こうした消極的男子に話しかけてみたら、どんな反応が返ってくるのでしょう。

なぜ話しかけられないの?

 マッチングアプリに登録しているのに「自分からは話しかけられません」とプロフィールに書いている貝男子が増えているのには、いくつか理由が考えられます。まず挙げられるのはコロナ禍により人との接触が激減したこと。貝男子のプロフィールにも「リモートワークで自宅にばかりいます」と書いている人がちらほら。

 もうひとつは、元々おとなしめの気質で、顔立ちも綺麗めであるため、今までも女性のほうから話しかけてくれた経験が多いというパターンも考えられます。お姉さんやお母さんに可愛がられて育った男性も、黙っていても女性が色々やってくれたので、自分からは動こうとしなくなる傾向があります。

貝男子に話しかけてみたら…

 そんななか、松坂桃李さんのような少し影のあるイケメン貝男子を発見しました。プロフィールにはやはり「自分から積極的になれないので、メッセージください」と書かれています。

 そしてなぜか貝男子のプロフィール写真はたいていが正面を向いていません。横を向いてうつむいているポーズが多いのも特徴です。

 おそろしいことに、松坂桃李さん似の貝男子のプロフィールには、続きがありました。

「たくさんの人にいいねをもらっているので、一番積極的なメッセージを送ってくれた人とやり取りさせていただきます」というのです。

 やはりイケメンは相当競争率が高いのでしょう。そしてなぜか数日後、筆者は「あなたが一番積極的だったのでお返事しました」というメッセージを受け取ったのでした。

貝男子のメリットとは

 筆者は物書きなので熱烈なメッセージを送ることは朝飯前です。何を書いたかというと「あなたにひとめぼれしました。よかったらお茶でもいかがですか?」だけ。

 長文はむしろまだるっこしい印象を与えてしまうので、短いほうが積極的な印象を与えるので、短く要点だけアピールしたのです。

 貝男子くんとやり取りするメリットは慎重だというところ。すぐ会ったりはせず、メッセージを何度も送り合い、ゆっくりお互いのことを知っていこうとするので、最初にこちらから話しかけるめんどくさささえクリアすれば、女性にとってもありがたい存在だと思われます。

 また、丁寧なので、こちらの質問にはきちんと答えてくれて親切です。それになによりあまり喋らなくておとなしいのでとても雰囲気がいいのです。

内藤みか
記事一覧
作家
著書80冊以上。大学時代に作家デビューし、一貫して年下男性との恋愛小説を書き綴る。ケータイ小説でも話題に。近年は電子媒体を中心に活動。著書に「あなたに抱かれたいだけなのに」など。イケメン評論家として、ホストや出張ホストなどにも詳しい。
XInstagram

ラブ 新着一覧


「欲まみれの世界は無理」失敗実業家の男が家庭を持つより死守したいもの
「冷酷と激情のあいだvol.163〜女性編〜」では、一目惚れから交際に発展した恋人・マサユキさん(38歳・仮名)が、事業...
並木まき 2023-10-07 06:00 ラブ
資産家息子の彼氏が“ほぼプー”に転落…別れを決断できない40女の葛藤
 男女の関係では、交際相手や配偶者の態度に悩む人も少なくありません。愛し合っている男女間でも、価値観や物事の判断には個人...
並木まき 2023-10-07 06:00 ラブ
「ラブホのライター、不信感しかない」夫が信じられない妻とその処方箋
 一番身近な異性であり家族である夫を信じられなくなったら、あなたは平気でいられるでしょうか?  今回は、世の妻たちが夫...
2023-10-07 06:00 ラブ
彼氏の“裏垢”を見つけた!痕跡を残す&ツメ甘なのが男性ってものです…
 彼氏のSNSアカウントって、フォローしていますか? 全部フォロー済み、何もかも共有してる♡ と思っているあなた、彼女が...
恋バナ調査隊 2023-10-06 06:00 ラブ
性欲か真実の愛か「男娼映画」3選! 秋の夜長にときめいてみない?
 娼婦が出てくる映画は、実は結構あります。映画「プリティ・ウーマン」(1990年公開)でジュリア・ロバーツが演じたヒロイ...
内藤みか 2023-10-05 06:00 ラブ
ピーッ即ブロ案件!おいなりさん2個に戦慄、下ネタを投下するヤロウども
 下ネタが平気な女性であっても「それはないわ」と引いてしまうワードや内容があるはず。「そんなこという人だったの?」と、相...
恋バナ調査隊 2023-10-05 06:00 ラブ
「頭悪いの!?」と発狂するの待った! 夫の言動を平和的に改善する方法
 結婚すると、女性は家事に仕事に子育てに大忙しですよね。パートナーである夫が家族としてしっかり支えてくれればいいものの、...
恋バナ調査隊 2023-10-05 06:00 ラブ
貴女に足りない“おフェロ”は?オスを引き寄せるフェロモンジャッジに挑戦
 素敵な女性はいい香りがする――。  そう感じるのは、肌から放たれるフェロモンの効果。フェロモンが高まると色気だけ...
太田奈月 2023-10-04 06:00 ラブ
彼氏の年収、やっぱり聞きたい! 稼ぎが予測できる3つの会話テク
 付き合っている彼氏の年収を知っていますか? 正直、「年収はいくらなの?」とは聞きにくいですよね……。  とはいえ、結...
恋バナ調査隊 2023-10-04 06:00 ラブ
“離婚したくなる時”3選 芸能人の離婚報道で考える自分の将来
 先日、タレントのMEGUMIさんとDragon Ashのボーカル・降谷建志さんの離婚報道がありました。  MEG...
豆木メイ 2023-10-03 06:00 ラブ
髪はどこ置いてきた!好きだった人との再会には笑いあり涙ありのドラマが
 昔好きだった人に会いたいと思っている人もいるでしょう。でも、あなたが思い出す彼の姿と今の彼の姿はかけ離れているかもしれ...
恋バナ調査隊 2023-10-03 06:00 ラブ
社内恋愛カップルは結婚後どうなる? 夫婦仲は深まるのか、悪化するのか
 同じ職場の人と隠れて社内恋愛をすると、毎日スリルがあってドキドキしますよね。気持ちが高ぶる分、そのままゴールインするカ...
恋バナ調査隊 2023-10-03 06:00 ラブ
今の日本は独身が増えすぎている? 一生ひとり身のメリットとデメリット
 日本では、独身のまま結婚をしない人が増えていますよね。本人が望んで独身でいる場合や、結婚したくてもできない場合など理由...
恋バナ調査隊 2023-10-02 06:00 ラブ
夫の神対応に涙…更年期こそお互いの理解と歩み寄りが必須
 40代から50代になると現れる更年期障害。症状の強さや時期は人によって差がありますが、中には日常生活に支障をきたすほど...
恋バナ調査隊 2023-10-01 06:00 ラブ
恋人の“避妊しないで”に演技で応じる男 好きだけれど結婚はしたくない訳
「冷酷と激情のあいだvol.162〜女性編〜」では、3年間にわたって交際している恋人・リョウタさん(36歳・仮名)にプロ...
並木まき 2023-09-30 06:00 ラブ
結婚は躊躇し、避妊具ナシには応じてくれる彼…37歳女が目論む受胎計画
 男女の関係では、交際相手や配偶者の態度に悩む人も少なくありません。愛し合っている男女間でも、価値観や物事の判断には個人...
並木まき 2023-09-30 06:00 ラブ