挿入ナシで満たされる女~ミセスグランプリ舞台裏と恋事情#1

蒼井凜花 官能作家・コラムニスト
更新日:2023-01-07 17:31
投稿日:2022-12-30 06:00

元夫とは正反対なタイプの男性と再婚

ケンカが絶えなかった(写真:iStock)
ケンカが絶えなかった (写真:iStock)

――再婚されたと聞きましたが……。

「はい、昨年、美魔女のお友達の紹介でご縁をいただき、再婚しました。主人のK一郎さん(60歳大学教授)は日本の中世史が専門で……。実は主人もバツイチなんです。

 博識で大人の落ち着きがあって、紳士的な振る舞いとトーク上手な部分も惹かれましたね。

 元夫とは真逆です。3歳上の元夫はワンマンな経営者で『オレ様』的な性格でしたから、ケンカが絶えなくて……。『講師をするくらいなら、俺の仕事を手伝え。女が自分で稼ぐようになると生意気になる』が口癖で、ウォーキング講師の仕事にも理解がなく、ミセスコンテストは内緒で応募したんです」

面接官の質問にヒヤリ

「ご主人は応援してくれていますか?」(写真:iStock)
「ご主人は応援してくれていますか?」 (写真:iStock)

――えっ、内緒でですか?

「はい、今思い返しても、思い切ったことをしたと思います。二次面接の際、面接官に『コンテストに応募することを、ご主人は応援してくれていますか?』と訊かれて……。焦りつつも『もちろん、全力で応援してくれています』と笑顔を作りました(笑)。

 二次選考も通過し、いよいよファイナリスト20名に絞られるわけですが、最終審査はドレスを着てランウェイを歩いたり、質疑応答をしたり、一分間のスピーチなどをするのですが、日ごろからウォーキング講師をしていますし、過去にモデルをしていた流れでポージングやスピーチなどに慣れていましたから、ラッキーでした。

 そうそう、コンテストを通じて、驚いたことが一つあるんです」

蒼井凜花
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官能作家・コラムニスト
CA、モデル、六本木のクラブママの経歴を持つ異色の官能作家。近著に「CA、モデル、六本木の高級クラブママを経た女流官能作家が教える、いつまでも魅力ある女性の秘密」(WAVE出版)、「女唇の伝言」(講談社文庫)。
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