「父子帰省」に初トライ! 作戦の行方は? 2022.12.31(土)

コクハク編集部
更新日:2022-12-31 06:00
投稿日:2022-12-31 06:00
 父と子どもだけで父の実家に帰る「父子帰省」。ここ数年でよく聞くようになりました。我が家も例年、お正月は家族で義実家に帰省をしていましたが、今年は夫と子(2歳と4歳)の3人だけで、実家のある岡山県に行く選択をしました。
 義実家とは仲が悪いわけでもなく、一定の距離を保った“いい関係”。ですが、夫の方から「一人で羽を伸ばしたらどう? 数日だけだけど」と提案してくれたので、ありがたく受け入れました。

移動中の負担を軽くする作戦

 4歳になる上の子は言えば分かる年齢ではありますが、2歳の下の子はまだやんちゃ盛りで、さっきまで楽しそうに遊んでいたと思ったら、理由もなくギャン泣きしていることも……。

 そのため、できるだけ移動中の負担を軽くしようと、夫婦でいくつかの作戦を考えました。

移動中は手ぶらに。荷物は宅急便で送っておく

 服やおむつなどのかさばる荷物は、出発の数日前に段ボールに詰めて送りました。

 ただでさえ子連れだと荷物の量が増えるし、下の子は機嫌を損ねると自分で歩いてくれない人。片手で機嫌の悪い子どもを抱えながらスーツケースを引っ張るのは大変です。

 子どもはそれぞれ、自分の着替えとオムツを入れたリュックを背負い、夫も身の回り品やパソコンを入れたリュックと、ここぞ! という時のお菓子やおもちゃを入れたエコバッグのみ。ほぼほぼ手ぶらで、2歳児を抱っこしての移動も可能な状態にしました。

 出発時に手荷物預けで並んだり、到着ロビーで荷物が出てくるのを待つ時間のロスもなくなりますしね。

機内で寝てくれるよう「睡眠コントロール」

 羽田空港から岡山空港まで1時間半弱。上の子は席に座りますが、下の子は夫の膝に乗せるので、機内ではできるだけ寝ていてほしい……。

 そこで、いつもは昼食後に昼寝をしているところを、あえて飛行機に乗り込むまで「起こしておく」ことにしました。計画通りに行けば、親も子も快適な空の旅ができるはず。

 もし寝なかったとしても、飛行機では背もたれのところについたモニターで動画が観られるので、子ども向け番組を見せておけば、4歳児の方は少しくらい放っておいても大丈夫そうです。

おもちゃとお菓子で時間稼ぎ

 機内でうまく寝てくれない場合に備え、コンビニで小さい子が気に入りそうなおもちゃやお菓子を購入しました。どこまで効果的かは分かりませんが、時間稼ぎにはなりそう。

完璧だった。飛行機に乗り込むまでは…

 14時半の便だったので、空港に少し早めに着いて腹ごしらえをした後、トイレとおむつ替えを済ませ、いよいよ保安検査場へ。

 上の子が「離れるの寂しいね」と言ってギュッとハグをしてくれましたが、その後は「ママはひとりで好きに過ごしな(?)」とドライな反応(笑)。下の子も笑顔で「ばいば~い!」と手を振ってくれました。

コクハク編集部
記事一覧
コクハクの記事を日々更新するアラサー&アラフォー男女。XInstagram のフォローよろしくお願いします!

関連キーワード

ライフスタイル 新着一覧


神かよ…つら~い生理中、男性にされて感動したエピソード6選「喧嘩ばかりの弟がナプキンを買ってくれた」
 女性にとって、心身ともに負担が大きい生理中。あなたの周囲の男性は、どんな風に寄り添ってくれますか?  今回の記事...
親と“SNS共有”が裏目に! 教えて「我が家のスマホルール」。リアルな成功&失敗エピソード6選
 制限がないと、いつまでも触れ続けてしまいがちなスマホ。今回は夫婦間、親子間などで決めている「我が家のスマホルール」にま...
増える通り魔的事件、現代人の「狙われやすい」歩き方。危険時に身を守る方法とは【元警部が解説】
 神戸市のマンションで24歳女性が刺殺された事件は、見知らぬ男に50分間つけ回された末の凶行だった。犯人は数日前から神戸...
「色恋営業」は人を選ぶ? スナック嬢が教える“地味に長続きする”接客テクニック
 夜の世界は接客業。来ていただいたお客さんになるべく気持ちよく、そしてなるべく多くのお金を継続的に落としてもらわなければ...
元芸能人「売れるため覚悟を決めた」“暗黙の関係”を選んだ女の後悔。スポットライトの裏で失ったもの
 芸能界の華やかさに憧れて飛び込む若者は多い。しかし、その裏には語られにくい現実がある。元タレントのAさん(仮名・30代...
見返り猫が尊すぎる!神聖なる“たまたま”を近くで拝める幸福よ…
「にゃんたま」とは、猫の陰嚢のこと。神の作った最高傑作! 去勢前のもふもふ・カワイイ・ちょっとはずかしな“たまたま”を見...
なぜおばさんは“早朝ウォーキング”するのか? 運動音痴の私が中年になって実感した朝
 女性なら誰でも通る茨の道、更年期。今、まさに更年期障害進行形の小林久乃さんが、自らの身に起きた症状や、40代から始まっ...
ふわぁ~眠すぎる…でも寝ちゃダメ! 一瞬で覚醒できる「私の目覚まし対策」6選
 仕事中、急な眠気に襲われて意識が飛んでしまう…。社会人なら誰しも一度は、もしくは日常的に経験しているのではないでしょう...
不安体質は性格のせいじゃない、変えられない自分を責めないで。穏やかな生活を送るコツ【専門家監修】
 2012年に59歳で亡くなったロック歌手・桑名正博さんとアン・ルイス(68)の長男でミュージシャンの美勇士さんや、タレ...
なぜ『鬼滅の刃』は心に響く?ボロボロだった女が“ある台詞”で救われた話「雷に打たれたような衝撃でした」
 最終決戦が描かれる映画三部作の第一章が公開され、アニメの歴史を塗り替える伝説を打ち出し続けている『鬼滅の刃』(フジテレ...
SNSだらだら、安物を爆買い…全部やってる! やめらない“ムダ習慣”7つがじわじわ刺さる
「やめたいのに、なぜか続けてしまう」そんな“惰性の習慣”に心当たりはありませんか? 毎日の行動の中には、「なんとなく」「...
生きる伝説、“スター★にゃんたま”の貫禄あふれるポージングを見よ!
「にゃんたま」とは、猫の陰嚢のこと。神の作った最高傑作! 去勢前のもふもふ・カワイイ・ちょっとはずかしな“たまたま”を見...
「自慰行為」の語源になった人物の悲劇。“悪いこと”と罰された本当の理由
 職場や近所、SNS界隈に現れる「残念な人」、いますよね。実は今から約2000年前から現在に伝わる「聖書」にも「残念な人...
「イラつく顔ね」にグサッ…義母が放った“ひどい言葉” 5選。離婚すればってそりゃないよ~
 嫁姑の関係が悪化する原因の1つに、姑の悪意ある発言があるのかもしれません。こんなことを言われたら、姑への憎悪が膨らむの...
【動物&飼い主ほっこり漫画】連載特別編「ハルちゃん 幼少期の思い出」
【連載特別編】  ベストセラー『ねことじいちゃん』の作者が描く話題作が、「コクハク」に登場!  11月下旬発...
「うちはもっとヤバいよ!」え、不幸話で勝負してる? 聞いてて疲れる“愚痴LINE”3選
 人に不幸話をするときは、いくつか気をつけるべきポイントがありそう。なぜなら「それって不幸自慢?」とウザく感じる人が少な...