篠田麻里子まで…不倫騒動で復帰できる女性芸能人の境界は?

コクハク編集部
更新日:2023-01-03 06:00
投稿日:2023-01-03 06:00

篠田麻里子がSNSで“反撃のノロシ”!

 元AKB48でタレントの篠田麻里子(36)が2022年12月28日、インスタグラムを更新。一部で報じられている不倫疑惑や離婚調停について言及した。

《ここに至るまで私が発言を控えていたのは、家族のためを思ってのことでした。まだ幼い娘の将来や、夫との今後の関係などを踏まえると、不用意に発言するべきではないと考えていました》

《ですが、ひとつだけはっきりとお伝えします。私が不倫したという事実はありません。今後、私が法廷に立つことになっても、そう主張していきます》

 と不倫を否定している。

 篠田は2019年に3歳年下の実業家と“交際0日”で結婚。翌20年に女児を出産し、21年に「ベストマザー賞」を受賞している。

 ママタレやYouTuberとしての活動に加え、今夏からは実業家として「子どもも安心して使える」というボディソープ事業を展開していた。しかし、22年9月に一部週刊誌で篠田の浮気を疑った夫が娘を連れて別居したことが報じられ、現在に至る。

熊田曜子は絶賛“離婚調整中”

“離婚調停中”の女性タレントといえば、3人の子持ちである熊田曜子(40)も同じだろう。21年5月に夫からDVを受けたとして警察に通報をしたのが発端で、自身の不倫疑惑が浮上。同年12月にDVの事実は認められたが、不倫疑惑は係争中で、夫側は熊田と不貞行為におよんでいたとされる、キー局プロデューサーの男性に慰謝料を求める民事訴訟を起こしている。

 さらに昨年12月23日には、プロデューサーの妻であったフリーアナウンサーの平井理央(40)が離婚したことを発表。再び世間の注目を浴びている。芸能リポーターの川内天子氏が言う。

「タレント、とくにママタレントにとって、世間が最も許さないのが不倫スキャンダル。主な活躍の場であるCM出演や情報番組、バラエティー番組は主婦層の支持が重要です。

 母親が子どもをないがしろにしたり、よその家庭を壊すなどは致命的で、調停離婚となればダメージは計り知れません。世間に知られたくない性的な部分も明かされてしまいますから。

 篠田さんは『ベストマザー賞』の冠でママタレをビジネスの売りにしていましたし、熊田さんは判決はまだですが、不倫相手とされる家庭が破綻したのは事実。タレントとしては使いどころがないというのが現実です」

 タレントの場合は復帰時期も見えないという。たとえばベッキー(38)。08年にはタレントCM起用社数ランキングで年間首位を獲得する好感度抜群キャラだったが、16年にゲスの極み乙女。のボーカル川谷絵音(34)との不倫をスクープされ、レギュラーを降板、芸能活動を休業後、所属事務所を退社。

 完全復帰とならず、19年にプロ野球指導者の片岡治大氏(39)と結婚し、2児の母親となった。

矢口真里、ベッキーは細々と活動中

 元モーニング娘。の矢口真里(39)も、13年に自宅で元モデルの男性と不倫中に帰宅した夫と鉢合わせするスキャンダルを起こし、全レギュラー番組、雑誌連載などを降板。休業状態となったまま、不倫相手だった男性と再婚し、2児の母親に。

 いずれも現在は、ドラマの端役やバラエティー番組のゲスト出演など細々と活動している。

「ベッキーさんは相手の家庭を壊していますし、矢口さんは自宅で鉢合わせと強烈な印象を残したのですが、ともに全面的に認めて謝罪し、一定期間の休業を経て現在は幸せな家庭を築いています。

 ゴールデン番組のMCなどかつてのような活躍は厳しいながら、地上波で姿を見かけるようになりました。挽回できたケースだとは思いますが、今後も主婦層の視聴者が多い情報番組やCMなどは難しいでしょう」(前出の川内氏)

コクハク編集部
記事一覧
コクハクの記事を日々更新するアラサー&アラフォー男女。XInstagram のフォローよろしくお願いします!

関連キーワード

エンタメ 新着一覧


寅子「あきらめたらそこで終わり」はもしや…名作漫画のイズムにニヤリ
 傍聴した裁判について尋ねた寅子(伊藤沙莉)に対し、穂高(小林薫)は皆で議論してみるよう促す。  暴力を振るう夫か...
桧山珠美 2024-04-11 15:25 エンタメ
トラコ入学、伊藤沙莉は表情筋を自由に操る女優…男装の山田よねにも注目
 昭和7年。晴れて「明律大学女子部法科」に入学した寅子(伊藤沙莉)のクラスには女子の憧れの的の華族令嬢・桜川涼子(桜井ユ...
桧山珠美 2024-04-08 18:38 エンタメ
“お騒がせ”青井実アナが心機一転、なにわ男子の道枝駿佑と似てるって⁉
 世の中の人がNHKに持つイメージといいますと、「真面目」「お堅い」「地味」といったところでしょうか。  そんな中...
逃げ恥の百合ちゃん役が“頭のいい女は頭の悪いふりをするしかない”発言
 穂高(小林薫)に出くわしたことで女子部への出願が母・はる(石田ゆり子)にばれてしまった寅子(伊藤沙莉)。  娘に...
桧山珠美 2024-04-05 15:30 エンタメ
「虎に翼」語りは尾野真千子 NHKアナと俳優のナレーションの違いは?
 寅子(伊藤沙莉)がお見合いに苦戦する中、親友の花江(森田望智)は寅子の兄・直道(上川周作)との結婚準備を順調に進めてい...
桧山珠美 2024-04-05 15:14 エンタメ
「虎に翼」シン・朝ドラの予感!わずか1話、たった15分で心つかんだ描写
 昭和6年・東京。女学校に通う猪爪寅子(伊藤沙莉)は父・直言(岡部たかし)、母・はる(石田ゆり子)から次々とお見合いを勧...
桧山珠美 2024-04-01 22:28 エンタメ
僥倖!世界に挑む赤西仁ほど「サムライマック」のCM向きな俳優はいない
 マクドナルドのCMにイケメンあり!  そんな声をちらほら耳にするようになりました。たとえば4月2日から全国放送さ...
平野らTOBEがドーム公演大成功の一方、暗雲立ち込める旧ジャニの逆転は
 3月14日から17日にかけて、滝沢秀明氏創設のTOBE所属アーティストによる東京ドーム公演「to HEROes ~TO...
こじらぶ 2024-03-30 06:00 エンタメ
ブギウギ最終回、水を差すようでスンマセン! 残念すぎる4つの演出と描写
 スズ子(趣里)のさよならコンサートが始まる。客席には懐かしい多くの面々がかけつけている。茨田りつ子(菊地凛子)、愛子(...
桧山珠美 2024-03-30 11:41 エンタメ
スズ子引退会見、“天敵の文屋”鮫島の「シャッポを脱ぐ」演出を読む
 歌手・福来スズ子(趣里)の引退会見の当日。スズ子は結局、羽鳥善一(草彅剛)とは話ができないまま会見に臨むことになってし...
桧山珠美 2024-03-27 14:30 エンタメ
超鈍感力! 羽鳥の絶縁宣言を屁とも思わないスズ子とタケシは似た者同士
 歌手引退――。スズ子(趣里)はその決断を、愛子(このか)や大野(木野花)に伝えた。  羽鳥善一(草彅剛)に絶縁す...
桧山珠美 2024-03-26 15:40 エンタメ
「GTOリバイバル」注目の新人イケメンは?松嶋菜々子は本当に出るのか
 反町隆史主演「GTO」が26年ぶりに帰ってきます。反町演じる元ヤン教師・鬼塚英吉がさまざまな問題を解決する学園モノで、...
ドヤ顔のアユミとヘイヘイブギー歌唱シーン温存の理由がわかる回だった
 昭和31年、大みそか。第7回オールスター男女歌合戦当日。スズ子(趣里)は、楽しみに会場へと向かう。スズ子が楽屋で支度を...
桧山珠美 2024-03-22 14:30 エンタメ
最終回秒読み…スズ子はブレずにお人よし、NHKと沼袋勉の手腕いかに!?
 愛子(このか)は、翌日の体育の時間に足の早い転校生と競争することになっていた。しかし、勝てる見込みがなく、愛子は学校を...
桧山珠美 2024-03-21 16:07 エンタメ
和田勉が転生したら中村倫也に!? 強烈インパクトで霞んだ礼子娘の初登場
 東京ブギウギのヒットから9年、ブギブームも下火になってきつつある中、スズ子(趣里)や羽鳥善一(草彅剛)のブギは古いとい...
桧山珠美 2024-03-18 14:30 エンタメ
「光る君へ」主人公バージン喪失!大石静氏が描く平安エロ&バイオレンス
 NHK大河ドラマ「光る君へ」は、平安中期の貴族社会を舞台に、吉高由里子演じる主人公のまひろ(紫式部)の生涯を描くもので...