結婚詐欺男に騙されないために…彼のSNSアカウント特定方法

ミクニシオリ フリーライター
更新日:2019-05-30 06:00
投稿日:2019-05-30 06:00
 マッチングアプリなど、ネット経由で「知らない人」と出会うことが、ここ数年カジュアルになりました。しかし、そうした出会いで「妊娠したら逃げられた」「結婚詐欺まがいのことをされた」というような被害女性の声もSNS等でよく聞かれます。
 やはり、自分の身は自分で守るしかない――。マッチングアプリ猛者の私が、自分を守るために実践している、ちょっと驚きの「ネトスト(ネットストーキング)」術をお教えします。

結婚歴や年齢詐称も…ネット出会いにネトストは必須

 マッチングアプリの一番の落し穴は、知らない相手との出会いであることから、何かあった時にすぐ雲隠れされたり、嘘をつかれても気づく術がないことです。実は既婚者や彼女持ちだった、年齢を詐称されていた……といったトラブルもあり得ない話ではありません。

 個人間での問題にサービス側は支援をしてくれませんし、個人情報も開示してもらえない可能性が高いのが現状です。いざ付き合った相手が実は既婚者だった、なんて泣き寝入りをしないためにも、知り合う男性に対しては“ネトスト”という名のリサーチをするべきなのです。

1. 漢字フルネームの本名でFacebook検索

 リサーチに最低限必要なのは、漢字フルネームの本名です。これさえ分かれば、少なくともFacebookは特定できる可能性が高いからです。あとは相手の出身地や出身大学などが分かっていると、より特定がラクになります。漢字でヒットしない場合はローマ字表記なども試してみます。

 Facebookは「リア友」とつながるSNSでなので、確かな情報が載っている可能性が高いです。その人が何かしらの嘘をついていても、フォロワーたちのページをたどっていけば出身高校や大学、所属サークルが特定できます。

2. 出身大学名やサークル名でTwitter検索

 出身大学やサークル名が特定できたら、次はTwitterやInstagramを検索します。こちらの方がタイムリーに活用している可能性が高いからです。

 そして、大学やサークルの公式アカウントを検索します。そこをフォローしている人の中から、リサーチしたい相手と年齢の近そうなフォロワーを探していきます。公式アカウントはフォロワーが多い場合もありますが、ここを根気よくなめるように見ていくのがミソです。

 そうして、「彼と同じ学部の同期」「サークルが一緒の人」などを探していきましょう。この辺りはFacebookのフォロワーと照らし合わせながら確認すれば、意外とすぐに彼の周辺人物が浮かび上がってきます。だいたい何人かは、あだ名や本名に近いIDを使っている人がいますから。

 そういう「近い人物」が特定できたら、そのアカウントのフォロワーに彼がいる可能性は高いと言えるので、もう一度なめるように確認していくことで、TwitterやInstagramのアカウントも特定できます。

3. 彼のID名でエゴサーチ、または匿名垢でフォロー

 そうして彼のSNSアカウントを確定しても、アカウントに鍵がかかっているかもしれません。でも大丈夫!

 彼のアカウント名でさらにネット検索をかけましょう。そうすると、彼にリプライを送ったアカウントの会話を見ることができます。その日時が直近なら、彼のアカウントが生きていることも確認できますし、恋人や結婚相手の有無も、会話の内容から察することができることがあります。

 さらに、どうしても彼の投稿内容が知りたい時は、こちらも匿名(風)のアカウントを使ってフォロー申請すると通る時もあります。なんとなく彼の環境に合わせて「あれ?こんな後輩いたかな?」と思うようなプロフィールを作ると突破率が高いです(笑)。

まとめ

 このようにしてSNSを特定すると、名前や学歴に詐称がないか、伴侶や恋人の有無もしっかり確認できます。シロであれば、自分の精神衛生のためにも、彼のアカウントを覗き続けるのはやめていいかもしれません。

 ここまで読んで、「そこまでする?」と驚く人もいるでしょう。もちろん、やるかやらないかはあなた次第です。でもやっぱり、アプリで「実は既婚者」に会ったことがある私は、自分のためにネットリサーチしますけど、ね。

ミクニシオリ
記事一覧
フリーライター
フリーランスの取材ライター・コラムニスト。ファッション誌や週刊誌、WEBSITEメディアなどで幅広く活動。女性向けのインタビュー取材や、等身大なコラム執筆を積極的に行う。いくつになってもキュンとしたい、恋愛ドラマと恋バナ大好き人間。
XInstagram

関連キーワード

ラブ 新着一覧


“専業主婦=ラクそう”だと思ってない? 当事者が語るしんどすぎる実態「離婚したくてもできない…」
「結婚したら専業主婦になりたい」と言う女性にそのワケを聞くと、「ラクそうだから」と答える人が一定数いますが、果たして本当...
2025-06-10 06:00 ラブ
LINEは塩対応、でも会うと優しいのなんで? 男性に聞いた5つの理由と脈ありパターン
 会うと優しいのにLINEではそっけない男。両極端の態度に「脈ありなの? なしなの?」と悩んでしまいますよね。いったい彼...
恋バナ調査隊 2025-06-09 06:00 ラブ
近づいちゃダメ! “他責男”のヤバすぎるLINE3選。浮気もドタキャンもぜ~んぶ人のせい
 人のせいにする他責男は、自身の行動を反省したり謝ったりしません。そんな男性との恋愛や結婚はあなたが苦労するはず。気にな...
恋バナ調査隊 2025-06-08 06:00 ラブ
都心一等地から地方移住はムリ!「ビジネスマンは鋭いセンスとおしゃれが大事」と拒否する44歳夫のため息
「冷酷と激情のあいだvol.249〜女性編〜」では、生活水準を下げられず、家計が火の車になりつつある妻・絢子さん(仮名)...
並木まき 2025-06-07 06:00 ラブ
家計は火の車…それでも「節約なんてしたくないの」見栄っ張りな42歳妻がセレブ生活を維持する最終手段
 男女の関係では、交際相手や配偶者の態度に悩む人も少なくありません。愛し合っている男女間でも、価値観や物事の判断には個人...
並木まき 2025-07-01 15:25 ラブ
絶えない芸能人の不倫報道。なぜ人は“禁断の恋”をするのか?「背徳感やスリルではない」専門家が読み解く
 ワイドショーの定番、それは芸能人の不倫騒動。謝罪会見に活動休止──愛に溺れた代償はあまりにも重い。世間が「不倫=絶対悪...
蒼井凜花 2025-06-06 06:00 ラブ
男が「連絡先交換」を断る6つの事情とホンネ。脈なしとは限らない?
「気になる彼と仲良くなりたくて連絡先を聞いたのに断られた」なんて出来事があったら、脈なしに感じるでしょう。その場合、諦め...
恋バナ調査隊 2025-06-06 06:00 ラブ
金持ち男と結婚できる女と「できない女」の決定的な違い。アラフォーでも高収入を射止める方法はある
 お金持ちの男性を10人以上の女性で奪い合うPrime Video(プライムビデオ)の人気恋愛リアリティー番組『バチェラ...
内藤みか 2025-06-05 06:00 ラブ
えぇ…夫の「悪気ない一言」で怒りMAX! 妻の私がイラッとした瞬間
 「妻の地雷がどこにあるのか分からない…」なんて男性も多いかもしれません。そこで今回は“夫のイライラする一言”を集めてみ...
恋バナ調査隊 2025-06-05 06:00 ラブ
妻の“夫下げ”発言に泣く男たち。「臭い」「黙ってて」って酷くない? 無意識で放つ一言にご用心
 思わず言ってしまう夫の愚痴。ですが、夫側にも言い分はあるのかも? そこで妻のどのような一言にイライラするか男性陣に聞い...
恋バナ調査隊 2025-06-04 06:00 ラブ
ヒカルに梅宮アンナ…短い交際→結婚のメリットは? 堀北真希ら「0日婚」で成功する夫婦の共通点
 タレントの梅宮アンナ(52)が5月27日に自身のインスタグラムを更新。アートディレクターの世継恭規(よつぎ・やすのり)...
令和ですよ?「女は従順で」という呪縛。時代錯誤な男性と“自分を責めてしまう”女性に伝えたいこと
 夫婦の在り方などテーマにブログやコラムを執筆している豆木メイです。 「主張の強い女は可愛げがないから抱きたいと思...
豆木メイ 2025-06-03 06:00 ラブ
「結婚ていいよ♡」クソバイスにイラッ。ジューンブライドの過剰な“幸せアピ”はやめて~!
 6月の花嫁=ジューンブライド。幸せになれるという言い伝えから、6月に結婚する人は多いですよね。でも浮かれすぎには要注意...
恋バナ調査隊 2025-06-03 06:00 ラブ
実は「シングルマザー」がモテるって本当? 僕たちが惹かれてしまった理由
 3組に1組は離婚しているとも言われる現代。子どもを抱えたまま離婚する「シングルマザー」も身近な存在となりました。実は「...
恋バナ調査隊 2025-06-03 06:00 ラブ
恋人とは「趣味が合わない」方がいい、ってマジすか? 5つの意見に納得…
「恋人とは趣味が合う方がいい」という意見はよく耳にしますが、「恋人とは趣味が合わない方がいい」と考える女性も案外多いのだ...
恋バナ調査隊 2025-06-02 06:00 ラブ
うわぁ…彼女に“激萎え”したLINE3選。そのお世話、裏目にでてるかもよ?
 付き合った当初と違う…と彼女の変化に不満を抱く男性は多い様子。中には「女として見られない」と、気持ちが冷めてしまう人も...
恋バナ調査隊 2025-06-01 06:00 ラブ