夜の生活もムードゼロ！
夜の生活についても同様で、最近では早紀さんはヒロシさんから誘われても体調を理由にして断るようになっているのだとか。
「夜の生活も『今日のやり方はどうだった？ どんなふうにいつもと違った？』って聞いてくるんですけど……、ムードのカケラもないし、すごくしらけます。
ぶっちゃけヒロシにテクニックはないし、極めて普通なんですよ。いわゆる“可もなし不可もなし”ってレベルで、“どう？”って聞かれても答えようがありません。
もう大人なんだから、もう少し“察する”とか“配慮する”とかできないんですかね？ 本当にイラつきます」
結婚は考えていないけど、別れる気もない
恋人からのピントのずれた質問攻めに、相性の悪さまでも感じ始めている早紀さん。しかし「今、彼と別れてひとりになるのもイヤなので、できればヒロシに変わってもらいたいんです」とのこと。
「ヒロシとの結婚は考えていません。でもせっかく付き合っているのだから、会っているときは楽しく過ごしたくないですか？
今のヒロシは、くだらない質問ばかりで本当につまらないし、このままじゃ私の気持ちは冷めるばかりですよ。もうちょっと私に好かれようと努力してくれればいいのに、なぜヒロシは空気が読めないんですかね？
何を考えているのか、知りたいですね。私はヒロシと結婚する気はないって言っても、別れる気もないですし、場合によってはこれから何年、何十年って付き合い続けるかもしれない相手ですから。
このままでは、先行きが不安でしかありません」
◇ ◇ ◇
カップルは、一緒にいる時間を心地よく過ごすことが何よりも大事だと考えている早紀さん。では、恋人であるヒロシさんは、今の早紀さんとの関係をどう捉えているのでしょうか。実はヒロシさんには、人には言えない深刻な悩みが隠されていたのです……。
次回に続きます。
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