お風呂を引き金に鬱憤爆発!離婚届をスルーする夫に苛立つ女

並木まき ライター・エディター
更新日:2023-04-11 15:40
投稿日:2023-03-18 06:00

衛生観念が違いすぎる

「ウチはフルタイムの共働きで、家事は折半。生活費はお互いに決まった額を出し合って、あとの収入はお互いが自由に使うスタイルでやってきました。

 子どもを望んだこともありましたが恵まれなかったので、不妊治療はせずに自然に任せていたけれど、結婚4年目くらいから完全なレスになったので、もはや子どもをつくることはないだろうって感じで。

 だから、いつかは離婚かなぁというのは、私の中で漠然とあったんですよね。衛生観念が違うのは、コロナ禍を通じていろんなシーンでも感じてきましたし。

 これまでそれでたくさん喧嘩もしてきていて、喧嘩のときには夫も『いつでも離婚してやるよ!』なんて言っていたので、すんなり離婚できると思っていたのですが……」

3週間経過もいまだ応じず

 離婚を決めた奈々子さんに対して、夫は離婚届を受け取ったもののなかなか記入してくれず、離婚話が進まないとのこと。奈々子さんが離婚届を夫に突き付けてからすでに3週間以上が経っているそうです。

「このままのらりくらりと離婚話が進まなければ、調停や裁判をしなければ離婚できないじゃないですか。

 私はもう離婚をするって決めたので、夫に何を言われようと離婚の意思を変えるつもりはありません。すでに新しい生活への計画も着々と進めています。

離婚後も住まいも見つけているのに

 なかなか離婚届にサインをしてくれない夫は、いったいどういうつもりなんだか……。もう夫婦仲が壊れ切っていることは、本人だってわかっているはず。ここで牛歩をしたところで、何も状況は変わらないのに、やたら時間をかけている意味がわかりません」

 夫が離婚の手続きを進めてくれないのならば、まずは別居に進み調停を申し立てようと考えている奈々子さん。離婚後の住まいも探し始めていて、実家の近くにちょうどいいアパートも見つけたそうです。

 ◇  ◇  ◇

 では、夫のマサムネさんはなぜ離婚を渋っているのでしょうか。実は、マサムネさんなりの理由が潜んでいました。

 次回に続きます。

並木まき
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ライター・エディター
元市議会議員・時短美容家(一般社団法人 時短美容協会・代表理事)の肩書きを有する。20代から見聞きしてきた魑魅魍魎(ちみもうりょう)な人間模様への分析を活かし、美容や恋愛に関するコラムを中心に、さまざまな媒体に寄稿。
Instagram公式HP

日刊ゲンダイ掲載「あの人は今」
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/geino/277865

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