マッチングアプリでの良縁GETに有効な「メス力」5カ条とは

神崎メリ 恋愛コラムニスト
更新日:2020-05-20 11:21
投稿日:2019-06-09 06:00
 電子書籍も含めて、発売たちまち6万部突破のベストセラー『魔法の「メス力」』(KADOKAWA)の著者で恋愛コラムニストの神崎メリさんが、毎回、人にはなかなか相談できない恋愛のあれやこれやのお悩みに手厚く、そして、ズバッとお答えします。今回は「マッチングアプリ」にまつわるお話です。手軽で便利な出会いのツールですが、本当ありますよね、いろいろと(苦笑)……。

Q1.出会いが極少、マッチングアプリを始めたのですが…

 はじめまして! なると申します。私は社会人3年目の23歳なのですが、高校時代からほとんど女だらけでここまできました。

 社内でも男性とは所属部署が違うため、本当にすれ違う程度でメリ様の教えの“笑顔”は実践していますが、まだいまいち良い出会いがありません。

 そのため最近マッチングアプリを始め、何人かと会おうという話になっています。ご著書にもありましたが、マッチングアプリで有効なメス力(特にLINE!)をぜひ詳しく教えていただきたいです。(24歳未婚♀・なる)

A1.異性との出会いは千本ノック!

なるさん、はじめまして神崎メリです。

出会いを求めて自分から動くこと、素晴らしいと思います。
アプリで知り合った人とのやりとりで注意すべき「メス力」をお教えしますね!

■自分からデートに誘わない
まずは相手に誘ってもらいましょう。誘ってこない相手はそもそもあまり貴女に興味がありません。
また相手が乗り気で誘ってくるデートのほうがその後の関係がうまくいくケースが多く、女性側から前のめりで誘うと「来てやった感」を出されて虚しくなることが多いようです。

■信頼できるまで個人情報を教えない
名前(苗字は不要)と業種、年齢で充分です。住んでいる地域(最寄駅)などはボカしてください。
SNSでも繋がらないように!

■即レスしない&長文で返さない
がっつきすぎている印象を与えて、「カンタンに抱けるかも?」と勘違いされてしまいます(どんだけ単純なのかしらね・笑)。

■前向きな内容を短く時間差で返信する
貴女のことをLINEで知った気になってしまうと、「早く会っていろいろと話したいな」とは思ってもらえなくなってしまいます。
それと同時に、後ろ向きな内容を送るのも「めんどうな女っぽいな」と相手に不審がられてしまいがちです。

以上を踏まえて、

警戒心を持ちつつ、ひとつの出会いに期待しすぎず、テンポよくこなしていきましょう。

あとは、女性は「運命のど本命」を探しているけれど、男性の多くは「Hできる人」を探しているというギャップがあることを頭に入れておいてくださいね。

そもそもそんなものだと思っていれば、無駄に傷つくことにはなりませんし(期待した相手が遊び目的だとガッカリしますよね)、数をこなさなければいけないことも理解できるはずです。

出会いとは千本ノックです。

疲れたときはおやすみしながら、未来の自分のために頑張ってくださいね。

Q2.セフレを探している男性を好きになってしまいました

 マッチングアプリであるひとりの男性と出会い、最初はカフェだけだったのですが、何度かLINEをし合っているうちに、実は「セフレが欲しい」ということが分かりました。

 私は5年前に離婚し、2年前にお付き合いしていた元彼と別れてからはずっとエッチしておらず、「したい」と思っていました。

 一度だけでいいから、と割り切っていたつもりだったけれど、彼の優しさや相性の良さ、趣味が合う、そして一緒にいると落ち着く……などなどを含めて気が付いたら好きになってました。同じ県内に住んではいますが頻繁に会えるわけではなく、月イチペースで会っています。

 実は今月から彼が大阪へ異動になり、3年は帰らないんじゃないかと言っています。好きな気持ちが芽生えたところに月イチで会えなくなる寂しさ。それでも告白したら今までの時間がなくなってしまいそうで……。

 自分が種を蒔いたのは重々分かっています。会った時に自分の気持ちを伝えていいのか。それとも、このままずっと気持ちを抑えるべきなのか、悩んでます。(未婚♀・はるはるる)

A2.告白する…フラれる覚悟で

はるはるるさん、はじめまして神崎メリです。

その気がない相手とでも、カラダの関係を重ね続けると本気になってしまうのが、厄介な女のサガですね。

貴女の心にはすっかり彼が住んでしまっていることでしょう。
月1回会えることを励みにして、日々の生活を頑張ってきたことでしょう。

きっとこれからは、逢いたいがゆえに旅費を自分で捻出し、大阪まで抱かれに行ってしまうことになるのではないでしょうか。

でも一度、冷静に考えてみてください。
自分の心に問いかけてみてください。
彼の「ど本命」になれることを夢見て何年も過ごし、
ある日突然「俺、結婚することになったんだ」と言われたりしたら……?

男性は本気であれば、必ず「付き合う」というアクションを起こします。
最大限努力し、毎週会える環境を整えます。

このように考え、相手とのやり取りを振り返ってみると、夢を見た時間の長さだけ傷つくことになるとは思いませんか?

私なら、思い切って真っ直ぐに告白をします。
フラれる覚悟で、です。

離婚経験者である貴女だからこそ、次こそは幸せになると心に決めて相手を選ばないといけないと思うのです。
彼のことが大切だと感じる気持ち以上に、自分の人生を大切に考えてください。
彼に思いを伝えて、自分の思いにケジメをつける。
そうして前を向いて欲しいのです。

相手から離れられるよりも、自分から離れることを選んだ方が傷は浅くてすみますからね。

多くの女性がうっかりカラダの関係になってしまったばかりに、恋心が芽生え、相手に溺れ、でもど本命にはしてもらえずに苦しんでいます。

そう、貴女だけではありません。
そうして皆、実らない恋に涙を飲んでサヨナラし、
悔しさをバネにして生きているのです。

どうか勇気を出して!
新しい人生へ進んでいきましょう!

神崎メリ
記事一覧
恋愛コラムニスト
ドイツハーフ。自身の離婚・再婚・出産という経験から「男心に寄り添い、しかし媚びずに、女性として凛として生きる力」=「メス力」と命名し、それこそが幸せの第一歩だと提唱している。男ゴコロや恋バナを発信する公式ブログのアクセス数は月間200万PV以上。Instagramのフォロワー数は12万人を超える。

著書に「魔法の『メス力』」(KADOKAWA)、「大好きな人の『ど本命』になるLOVEルール~"運命の彼"にめぐり逢い、ずーーーっと愛され続けるための秘密の法則」(大和書房)、「神崎メリのヒロイン手帳2020」(扶桑社)、「ど本命の彼から追われ、告られ、秒でプロポーズされる! 秘密のメス力LESSON」(SBクリエイティブ)、予約段階でAmazon総合1位〜発売前重版決定の最新刊「男のトリセツ」(マガジンハウス)が5日で3刷と好評発売中。

関連キーワード

ラブ 新着一覧


「カネでトキメキ買うしか」不倫相手と別れを決めた誤爆LINE
 道ならぬ恋と知っているからこそ、盛り上がってしまう“不倫”。恋は盲目とはよく言ったものですね。恋は盲目とはよく言ったも...
恋バナ調査隊 2022-06-01 12:33 ラブ
不倫常習は連休明けこそ元気!カーナビとスマホに危険サイン
「連休明けに不倫の危険が高くなる」と耳にした経験がある方も多いでしょう。実は不倫関係にある2人にとって、連休明けは密会の...
恋バナ調査隊 2022-05-18 06:00 ラブ
「男性との会話が続かない」悩むのやめ!最強カンタン雑談術
 女友達なら平気なのに、男性としゃべるのが苦手だったり、うまく自分が出せなくて会話が盛り上がらない……。もしくは、盛り上...
若林杏樹 2022-05-18 06:00 ラブ
結婚しないカップルの特徴 幸せの価値観は人それぞれだもの
 彼氏がいて、ある程度の年齢になると多くの人は結婚を意識するでしょう。でも、必ずしも結婚しなければいけないというわけでは...
恋バナ調査隊 2022-05-18 06:00 ラブ
これが現実? 40代女性マッチングアプリ発の“笑撃”LINE4選
 手軽にたくさんの人と繋がることができる、マッチングアプリ。年齢も趣味も違う異性と簡単にやり取りできてしまうツールですが...
恋バナ調査隊 2022-06-01 12:29 ラブ
夫に不倫がバレた! 対処法5つ&絶対にやってはいけない3つ
 結婚生活が数年続くと、刺激を求めて不倫に走ってしまう女性がいます。一般的に恋愛は自由なものではありますが、既婚者の場合...
恋バナ調査隊 2022-05-17 06:00 ラブ
“結婚は必要ない派”の男女が急増 長所と短所を改めて考える
 時代が大きく変化する中で、人々の結婚に対する認識も大きく変わっているようです。特に現代の人に急増しているのが、「結婚は...
恋バナ調査隊 2022-05-16 06:00 ラブ
膝枕好きの彼はマザコンの証?男性心理を知って愛深めるテク
 膝枕が好きな男性は多いですよね。でも、彼氏からあまりにも膝枕を求められると、マザコンだったり、頼りない甘えん坊なのでは...
恋バナ調査隊 2022-05-15 06:00 ラブ
「ドラレコで見えてるよ」浮気がバレる“冷や汗たらり”LINE
 連絡ツールとして定番のLINEですが、浮気している人にとっては、相手に浮気がバレるきっかけとなる危険なツールでもありま...
恋バナ調査隊 2022-06-01 12:26 ラブ
「彼氏に尽くすのをやめたい」無理した恋愛から脱出する方法
 尽くせば尽くすほど彼氏がわがままになっていって、幸せから遠ざかる……そんな悩みを抱えていませんか? 実は、彼氏に尽くし...
恋バナ調査隊 2022-05-14 06:00 ラブ
「不倫ずるずる」やめたいのにやめられない恋に悩む貴女へ
 相手が既婚者なのにも関わらず、関係を持ってしまう「不倫」。本当はやめたいと思っているのに、どうしてもやめられずにずるず...
恋バナ調査隊 2022-05-14 06:00 ラブ
37歳レス妻の孤独感「結婚3年目、夫と心が通じ合わない」
 男女の関係では、交際相手や配偶者の態度に悩む人も少なくありません。愛し合っている男女間でも、価値観や物事の判断には個人...
並木まき 2022-05-14 06:00 ラブ
「他人が家にいる」恋愛結婚した妻に興味が湧かない夫の胸中
「冷酷と激情のあいだvol.90〜女性編〜」では、夫であるヒロムさんと心が通い合っていない虚しさに苦しむ妻・夏夜さん(仮...
並木まき 2022-05-14 06:00 ラブ
母性本能くすぐる男性にキュン♡ 演技か天然か見極めて落とす
 男性の中には、自然体なのになぜか母性本能をくすぐる言動をする人がいます。そんな男性に出会うと、心を掴まれてしまう女性も...
恋バナ調査隊 2022-05-13 06:00 ラブ
“性欲&食欲”忠実あれ!アラフォーの恋愛こそ食の好みも大事
 大人の恋愛の相性を考える時に大事だとされるのが「体の相性」と「食の好み」です。ただ、多くの女性は「体の相性が合わないの...
恋バナ調査隊 2022-05-12 06:00 ラブ
「積極的な女性が怖い」意中の彼が“そうそう苦”に陥る前に!
 好きな人ができた時、相手からのアプローチを待つ女性が多い反面、自分から積極的にアプローチする女性もいます。中には、なん...
恋バナ調査隊 2022-05-12 06:00 ラブ