更新日：2023-03-31 12:16
投稿日：2023-03-24 06:00
スマホを奪い取ろうとするけれど
全ての画像を見る――仕方ないなあ……こう？ 誰にも見せちゃダメだよ。
言いながら、Xさんは勃起を右手でしごき始めたんです。
私は「すごくいい感じ♥」などと、はしゃぎながら、彼が勃起をしごく動画をスマホで撮り続けました。
正確には、ベッドの正面のテレビ横にある隠しカメラと、斜め横の観葉植物に仕込んだカメラもその姿を撮っているはずです。
ICレコーダーもしっかりと声を拾っていることでしょう。セックス動画撮影の任務に向けて、私はスマホを片手に彼の体にまたがりました。
――ねえ、バスローブを脱がせて。
――T子さん、いい加減、動画撮影は勘弁してくれよ。
Xさんは、私のスマホを奪い取ろうと手を伸ばしてきます。
パパでも夫でもない、ただの男の顔に
――だって……ひとりで寂しい時、Xさんのセクシーな姿を見ながらオナニーしたいんだもの。ねえ、オッパイ触って。いっぱい揉んで。
そう言いながら、私は彼の勃起を片手で握り、ヴァギナにあてがいました。彼は私のバスローブを素早く脱がせ、ぶるんと揺れた乳房を見入っています。
――画像で見るよりも綺麗だ。乳首もピンクで可愛い。
鼻の下を伸ばしながら、彼の両手が私の乳房をすくいあげ、やわやわと揉みしだきます。そこには優しいパパの顔も、頼もしい夫の顔も一切ありません。
――ああ、いいわ……気持ちいい。
――柔らかい……乳首がビンビンだ。
蒼井凜花
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