私クサいかも? 40代女性が気をつけたい3つの体臭とケア方法

コクハク編集部
更新日:2023-04-11 06:00
投稿日:2023-04-11 06:00
 40代になると「私って、もしかして体臭がキツイ……?」と不安になることが増えませんか? 実は、女性は40代になるとホルモンの関係で体臭が変わってくるのだとか。
 今回は、40代の体臭の原因や40代女性がやるべき体臭ケアをご紹介します。

40代、体臭が気になり始める原因は?

 ここでは、40代女性が気になる体臭・頭皮の匂い・口臭の原因を、それぞれ解説していきます。

1. 体臭の原因

 40代女性の体臭の原因はズバリ、ホルモンバランスの乱れ。女性ホルモンは、汗や皮脂を抑えるという役割があります。40代に差し掛かり更年期を迎えると、女性ホルモンが減って男性ホルモンが多くなり、汗や皮脂が増えるため、油っぽい匂いが気になるように。

 また、若い女性は「ラクトン」という成分で、甘い香りを発生させて体臭をカバーしています。このラクトンは、年齢を重ねるにつれて減ってしまうため、体臭が目立つようになるのです。

2. 頭皮の匂いの原因

 頭皮は、汗腺・皮脂腺が多いため、年齢関係なく匂いが気になりやすい場所なので、汗や皮脂がたまることで、油っぽい匂いが発生しやすくなります。更年期で男性ホルモンが多くなると、皮脂がさらに増えて、油っぽい匂いがひどくなるように……。

 また、ノネナールも頭皮の匂いの原因の一つです。ノネナールとは、皮脂に含まれる成分ヘキサデセン酸が分解されることで発生する体臭成分。ヘキサデセン酸は若い頃はほとんど存在しませんが、年齢を重ねるにつれて増加するので、加齢による体臭を発生させます。頭皮は皮脂が多いため、このノネナールの大量発生により匂いがキツくなってしまうのです。

3. 口臭の原因

 40代になって口臭が酷くなる大きな原因は、唾液が減ってしまうからともいわれています。唾液には、食べ物や口臭になる菌を洗い流す働きがあり、加齢により唾液が減ると、口内に食べカスや菌が溜まるようになるので、口臭がひどくなってしまうのです。

コクハク編集部
記事一覧
コクハクの記事を日々更新するアラサー&アラフォー男女。XInstagram のフォローよろしくお願いします!

関連キーワード

ライフスタイル 新着一覧


保育園はかわいそうなんて古い!通うと得られるメリット3つ
 長男が0歳の時、地域の保育園の空き状況の問題もあって保育園の入所を決意した時、「そんなに早く入れる必要はない」とか「保...
ママ必見!育児ストレスの発散法4選…子育てを楽しむには?
 かわいい我が子を初めて抱いた時、「この子は何がなんでも守る」と決意したママがほとんどでしょう。夜泣きでつらい夜も、料理...
哀愁がただよう…静かな港町で出逢った見返り“にゃんたま”
 にゃんたマニアのみなさまこんにちは。  きょうは静かな港町で出逢った、哀愁の見返りにゃんたまωにロックオン。 ...
冬に怖い「隠れ脱水」の原因と対処法!水分補給を欠かさずに
 近年続く猛暑により、「熱中症にならないように」というリスク管理の意識から、夏場は意識的に水分を取ろうとする人が増えたよ...
抗がん剤治療ないのに…髪の毛が大量に抜けてウィッグを着用
 私は42歳で子宮頸部腺がんステージ1Bを宣告された未婚女性、がんサバイバー2年生です(進級しました!)。がん告知はひと...
華麗な動き! 海辺の“にゃんたま”はロッククライミング中
 きょうは、ロッククライミングなにゃんたまωにロックオン。  名は服部玉蔵、慣れた様子で直角にそびえる石垣を忍者の...
モヤモヤ解決! なぜ私はイジられ仕事を押し付けられるの?
 仕事は好きで辞めたくないけど……イジられたり、仕事を押し付けられたり、扱いが雑でツライ……と悩む方も多いですよね。私も...
辛いのは貴女だけじゃない…子育て中に響いた救いの言葉7選
 子育ては本当に難しい。日々試行錯誤し、たくさんの壁にぶつかり、少しずつ子供と一緒に成長しています。育児中、孤独を感じた...
クリスマス準備はいつから? アドヴェントとリースの意味
 まもなく12月。12月といえば、1年の中で楽しいイベント目白押しでワクワク。街も行き交う人達の心と同調するかのようにウ...
解決できない悩みはどうする? 心のモヤモヤを消す4STEP
 大人になると自分では解決できない悩みがつきまといます。「なんとかしたい!」と思っているのにも関わらず、気持ちの整理がつ...
サンタさんは何歳まで? バレない工夫&上手な卒業の仕方
 親になってからのクリスマスって、これまでと違ったワクワクがありますよね。その一番の理由は、愛しい我が子にとっての“サン...
職場で泣く女性は4タイプ! 泣かれた時のベスト対応は?
 社会人ともなると、泣くに泣けなくなるのが一般的。でも、時々いますよね、泣く女性。なぜ、彼女たちは泣いてしまうのでしょう...
まるでぬいぐるみ…いまにも二足歩行しそうな“にゃんたま”君
 きょうは、二足歩行しそうなにゃんたまωにロックオン♪  独特の巻き毛の遺伝子を持つ、珍しいにゃんたま君。 ...
服飾工場からエロの世界へ…名物女性プロデューサー誕生秘話
 企業に勤めていてもフリーランスでも、夜職の女性も専業主婦も、「今から10年後の私は……?」と不安や迷いをおぼえる瞬間が...
家で突然死も…軽視は禁物“ヒートショック”の5つの予防方法
 寒くなってくるこの時期は、お風呂が気持ちいい時期でもありますよね。しかし、この入浴が“命取り”になる可能性があることを...
卵巣摘出、ホルモン欠乏…健常者こそヘルプマークの認知を
 私は42歳で子宮頸部腺がんステージ1Bを宣告された未婚女性、がんサバイバー2年生です(進級しました!)。がん告知はひと...