GW明けにブチ当たる第2の壁! 幼稚園“行き渋り”地獄の乗り切り方

tumugi・ひでまる ツレ婚夫婦ライター
更新日:2023-05-01 06:00
投稿日:2023-05-01 06:00
 ステップファミリー6年目になる占い師ライターtumugiです。私は10代でデキ婚→子ども2人連れて離婚→シングルマザーを経て「ひでまる」と再婚。今では3人目の子どもが誕生し、5人家族で暮らすアラサーです。
 3人の子どもを抱えながら働くって、思っていたよりも大変! 本連載は子育てをしながらバタバタと過ぎていく毎日の中で、私が感じたことやちょっとした事件(笑)を「働くママのリアル」を通してお伝えします。

新生活いかがですか?

 みなさん、今日もママ業お疲れさまです! 前回はドラム式洗濯乾燥機の故障で大失費についてお話しました。

 良かれと思い乾燥ダクトの奥まで掃除をしたところ、小さな掃除ブラシを乾燥ダクト内に落としてしまいました。そのせいでなんと1万6000円! ドラム式洗濯乾燥機をお持ちの方は、くれぐれもお気を付けくださいね……(涙)。

 話は変わりますが、あっという間にGW。みなさま新生活には慣れましたでしょうか? 我が家の新中学生もレベルアップした授業や部活の見学など、充実した生活を送っています。下の子たちも新学年ということで、楽しそうに小学校や幼稚園に通っているようです。

 そんな子どもたちの背中を見て思い出すのは、幼稚園入園当初の行き渋りについて。行き渋りとはその名の通り、「幼稚園に行きたくない~!!」と泣いて登園を拒否することです。

 私はこの行き渋りに何度も頭を抱えました。同じように悩んでいる方も多いのではないでしょうか? 今回はそんな春の風物詩、行き渋りについてお話します。

転勤ですべての計画が狂った幼稚園入園

 お子さんが幼稚園や学校へ行き渋る経験をしたことはありますか? 幼稚園入園は、はじめての集団生活への第一歩として、親も子も多少なりとも不安を抱えながら登園するものです。その際に、我が子が号泣しながら母親にしがみついて離れないという光景をよく見かけます。

 我が家の場合は、上の子2人は小さい頃から保育園に預けていたこともあり、行き渋りの経験はありませんでした。むしろ、行くことが普通という感じで登園が習慣になっていたのかもしれません。

 一方で、末っ子は産まれてからずっとママにべったり。関西に住んでいた頃は月イチあるプレ幼稚園(入園前に未就園児として幼稚園での生活を体験できるもの)へ通っていましたが、入園が決まっていたにもかかわらず、まさかの転勤が決定。しかも、2月末に確定し、4月1日から関東へ……。

 幼稚園の入園料や受験代がパーになり、転勤先の幼稚園事情を知らないまま3月末に引っ越しました。急いで「家から一番近い幼稚園」という理由だけで幼稚園を選び、奇跡的に即入園OK。そのまま爆速で準備を進めたのを今でも覚えています。そりゃあもう、入園式前日に制服が届くレベル(笑)。

 小物類も関西の幼稚園用に市販品を準備していましたが、新しい幼稚園ではすべて手作りしなければいけない謎ルールがありました。なんとか既製品で代用しようと思いましたが、サイズ指定&特殊な形のため、手作りじゃないと対応できそうにありません。

 結局、入園まで時間もないなか、朝は荷解き・昼は引越しに伴う書類の手続き・夜は徹夜で泣きながらミシンをカタカタ動かして、荷物の奥底にしまっていたアンパンマン柄のカーテンで作った即席小物たちを持たせました。

「カーテンの生地はハリがあるから丈夫なのよ~」と言いながら、あれこれ強引だった元義母から押し付けられたカーテンがここで役に立つとは……(笑)。

tumugi・ひでまる
記事一覧
ツレ婚夫婦ライター
10代で結婚、20代で離婚した3人の子を持つ占い師ライターtumugiと、元妻に2回も不倫サレてバツイチとなった会社員のひでまるが出会い、ステップファミリー(子連れ再婚)に。夫婦ともにFPの資格を所持し、保険会社勤務の経歴を持つ。自らの体験から『ステップファミリーの本音』をテーマに情報発信をしている。ステップファミリーを目指す方の背中を押すべく占い×実体験のアドバイスを用いて活動中!
ブログYouTubeXInstagram公式LINE
◆相談はこちら

関連キーワード

ライフスタイル 新着一覧


いつだって癒しを提供…成長が楽しみな“たまたま”を愛でる
「にゃんたま」とは、猫の陰嚢のこと。神の作った最高傑作! 去勢前のもふもふ・カワイイ・ちょっとはずかしな“たまたま”を見...
お正月にしめ縄って必要かぃ?「しめ縄」と「しめ縄飾り」の違いも解説
 今年もあと2週間を切りました。年末だというのにあまりの暖冬、ここ数日は少しは寒くなったものの更年期のワタクシは、本職の...
「女は見た目がすべて」の思い出に悶々…容姿いじりのトラウマの克服法
「女は見た目がすべて」なんて言葉が昔からあるように、男性よりも女性の方が外見を厳しく見られる傾向です。そして残酷なことに...
落ち込んだらシーラカンスのことを考えるといいかもしれない
 北海道で暮らす、まん丸で真っ白な小さな鳥「シマエナガちゃん」。動物写真家の小原玲さんが撮影した可愛くて凛々しいシマエナ...
人生初のぎっくり腰なぜ発症? 40女の激痛を救った意外なコスメは…
 齢46、人生初のぎっくり腰になりました。腰が砕け、身動きがまったく取れない状態に陥るって本当にあるんですね。  デス...
韓国は「ひとり飯」ほぼタブー! おひとり様=みじめな人認定で苦労した
 ちまたでは『孤独のグルメ』(テレビ東京系)や『ひねくれ女のボッチ飯』(テレビ東京系)、『めんつゆひとり飯』(BS松竹東...
2023-12-19 06:00 ライフスタイル
“たまたま”とももうすぐお別れ…去勢前のおやつシーンを激写
「にゃんたま」とは、猫の陰嚢のこと。神の作った最高傑作! 去勢前のもふもふ・カワイイ・ちょっとはずかしな“たまたま”を見...
自然の石を積んだ石垣でできた江戸時代から続く「棚田の村」
 見知らぬ土地で、山道を越えて現れた見事な石垣に圧倒される。ここまで積み上げる労力を想像すると途方に暮れるし、これが自然...
妙齢って何歳? 三省堂 現代新国語辞典のいまっぽい凡例に注目
 知っているようで意外と知らない「ことば」ってたくさんありますよね。「女ことば」では、女性にまつわる漢字や熟語、表現、地...
#3 結婚で“輪”から去る友人への寂しさ。心地よい独身生活で失ったもの
【#2のあらすじ】  ミュージシャンの沙恵は高円寺に暮らし、毎晩芸人の卵や音楽仲間と飲み歩いている。高円寺はうんざ...
#2 友達の結婚、喜べないのはなぜ? 勝ち組を裏切りだと感じてしまう記憶
【#1のあらすじ】  ミュージシャンの沙恵は高円寺に暮らし、芸人の卵や音楽仲間と毎日飲み歩いている。高円寺はうんざ...
「最終的には学歴!」すごいですねー(棒)高学歴義母のマウントLINE3選
 義母が高学歴だとなんとなく上品でスマートな人柄が連想されますが、現実では学歴の高さと人格は比例しないようです。実際には...
2023-12-16 06:00 ライフスタイル
#1 夢を諦めきれない32歳の女。高円寺で燻る芸人らと酒に溺れる日々
 この街は、まるでネバーランドだ。  いつもの店に行くと、いつもの仲間がいて、相変わらずのバカな話で盛り上がれる。...
母親が施設から帰ってくる夢…認知症の予兆を「ボケたな」で済ませない
 コミックや書籍など数々の表紙デザインを手がけてきた元・装丁デザイナーの山口明さん(63)。多忙な現役時代を経て、56歳...
おひとり様全盛時代でも? 老後こそ“コミュ力”がものを言う
 ぶっちゃけ、私はあまり人づきあいが得意なほうではありません。一人のほうが気を遣わなくていいし、楽だから。  これから...
ムーミン好き必見!ESSEの時短レシピ&開運グッズ付録など使いこなす術
 今回ご紹介する雑誌付録は、「ムーミントラベルポーチ3点セット」と「別冊付録:保存版!ESSEのBest時短ベストおかず...