人のせいにする人は育ちのせい? 上手に付き合う3つの方法

コクハク編集部
更新日:2023-04-24 06:00
投稿日:2023-04-24 06:00
 人の性格や価値観は、それぞれ異なります。どんなタイプの人とも、上手に付き合えるのは理想的ですよね。しかし、何もかも人のせいにして責任を押し付けるようなタイプと仲良くしていると、迷惑をかけられるだけでなく濡れ衣を着せられてあなたの人生が台無しになってしまうかも!?
 今回は、人のせいにする人に多い育ち方と上手な付き合い方をご紹介します。

人のせいにする人に多い5つの育ち方

 なんでも人のせいにする原因は、育ちに隠れていると言われています。原因を知ると、接し方が変わってくるかもしれませんよ。

1. いつも親から「お前のせい」と言われ育った

 何もかも人のせいにする責任感のない人をみると「どうしてそうなったの?」と、不思議に感じますよね。

 実は、人のせいにするクセは子供の頃に親から何でも「お前のせいだ」と責任転嫁されてきた育ちが、原因のひとつなのだとか。大人になって、その鬱憤を晴らすように他人のせいにする人が少なくありません。

2. 親からいつも否定されてきた

 いつも親から否定されて育ってきた人も、大人になってから自分の責任を人のせいにする傾向にあります。否定され続けてきたことが反発につながり、プライドが高くなって間違いや失敗を認められなくなるようです。

3. 人のせいにする両親を見て育った

 育った環境は、大人になってからの人格に大きく影響してきます。親の価値観や性格も、その環境のうちのひとつ。

 親が人のせいにするタイプであれば、子供も人のせいにするのが当たり前だと考える人になるでしょう。親を見て育つ訳ですから、同じようなことをするのは自然ともいえます。

4. 怒られてばかりの環境で育った

 何かする度に親に怒られていた人も、人のせいにする大人になりがちです。

 怒られ続けると、人は委縮してしまうもの。

 その結果、自己防衛のために「自分は悪くない。自分の責任じゃない」と考える癖がついてしまうそう。大人になってもその癖が抜けず、責任感のない行動に走ってしまうことが少なくありません。

5. 親のせいといつも尻拭いをしてくれた

 過保護な親に育てられ、人のせいにする大人になることもあります。何をするにも親が手出しをし、助けてもらってきた場合、自分で問題を解決する力が身につきません。

 トラブルなどが起こる度に「お母さんのせいだね」なんて尻拭いをしてもらってた経験があだとなり、大人になっても「誰かが尻拭いをしてくれる」と思ってしまうようです。

コクハク編集部
記事一覧
コクハクの記事を日々更新するアラサー&アラフォー男女。XInstagram のフォローよろしくお願いします!

関連キーワード

ライフスタイル 新着一覧


なぜ報われないの?「私って損な性格」と感じる8つのシチュエーション
 家事や育児、お仕事に一生懸命励んでいるのに「どうしてこんなに報われないのだろう?」なんて思っている人はいませんか。もし...
アラフォーは避けて通れない…人前でのスピーチを無難にこなすコツ8つ
 アラフォーになると、後輩や部下からスピーチを頼まれる機会が増えるでしょう。本当は苦手なのに立場的に断れず、当日に後悔し...
職場のモチベを下げる「指示待ち」ちゃん、自ら動く人に変える改善法5つ
  仕事のやり方は、人によって様々。中には自分から動こうとせず、上からの指示を待ち続ける人がいます。常に待ちの態勢を取っ...
『ジブリ映画とストリップ』
 ナウシカもラピュタもトトロも、空を自由に飛び回っていた。ジブリ映画を観ると、それはちっとも不思議なことではなく、自分に...
父「帰ってこなくていい」に続くツンデレ返答に涙…尊すぎるLINE3連発
 人間誰しも、失敗や周囲を呆れさせたりする言動をした経験はあるものですよね。でも、なぜか憎めない人と、周囲をイラつかせる...
リバティアイランド強すぎ! でも職場で女傑と噂されたら…
 知っているようで意外と知らない「ことば」ってたくさんありますよね。「女ことば」では、女性にまつわる漢字や熟語、表現、地...
ほっこり読み切り漫画/第60回「はじめましてウシオです」
【連載第60回】  ベストセラー『ねことじいちゃん』の作者が描く話題作が、突然「コクハク」に登場! 「しっぽ...
私「おすすめある?」友達「はずれ品があるってこと?(怒)」沸点低っ!
 あなたの周りには、小さなことですぐキレる「沸点が低い人」はいますか? 普通の人がなんとも思わない出来事も、彼らにとって...
ティファニーのシルバーネックレスが黒く変色…さぁどする?
 夏によく身に着けたティファニーのネックレスを久しぶりに出したら、黒く変色していました。公式HPをのぞくと、「ブティック...
元チャゲアス・ASKAはナゾの投稿…身近な人が陰謀論を唱え始めたら?
 ミュージシャンのASKA(65)がSNSで最近、意味深な投稿を続けている。10月24日にはX(旧ツイッター)を更新し、...
切り取られた街を見上げる 「もっと見たい」は人間の性かな
 ふと見上げたら、切り取られた街が隙間からのぞいていた。  これもチラリズムなのか。全体を見せられるよりも刺激され...
海外駐在妻の驚愕実態!閉鎖的な女のドロドロ、とかくママ友が面倒くさい
 海外駐在ママというと、どこか華やかで羨ましいイメージがありますよね。でも、中には、現地でのママ友との面倒くさい関係に疲...
見ず知らずの人に電車代を貸せる? 一生大切にしたい人が分かった話
 みなさんは人を信用しやすい方ですか? それとも疑い深い方ですか?  私はどちらかといえば後者で、人を簡単には信用で...
パワハラ認定は回避を…叱り上手な人が実践するコツ5つ&間違った叱り方
 人を叱るというのは、意外と難しいものですよね。部下や後輩が失敗した時「ビシッと言ってやろう」と思いながらも、パワハラだ...
「俺を撮ってくれよ」な“たまたま”様、地を這うカメラマン冥利です
「にゃんたま」とは、猫の陰嚢のこと。神の作った最高傑作! 去勢前のもふもふ・カワイイ・ちょっとはずかしな“たまたま”を見...
とことん落ちないと浮上できない 放っておいてあげる優しさ
 北海道で暮らす、まん丸で真っ白な小さな鳥「シマエナガちゃん」。動物写真家の小原玲さんが撮影した可愛くて凛々しいシマエナ...