花屋も「らんまん」に注目!紫の開運花ヘリオトロープを竹雄(志尊淳)に

斑目茂美 開運花師
更新日:2023-05-10 06:00
投稿日:2023-05-10 06:00

色気のある人の色

 イケメンが大好物なワタクシ。ストレス解消のため、仕事の合間にTver(本当に神!)で深夜ドラマを見てはイケメン探しに大忙しですが、4月からは朝が大変でございます。

 植物分類学者の牧野富太郎先生をモデルとしたNHK朝ドラ「らんまん」は、ワタクシのような花を扱う人間にとっては見なければならない番組だと思ってはいたのですが……イケメン街道をずーっと全力疾走している志尊淳さんが出演なさっているとあれば、力の入り方もまたさぁw。

 内容もさることながら、毎朝、竹雄の美しさと健気さに悶絶!「献身的な愛の塊」こと竹雄に向けたデカすぎる独り言がどうにも止まりません!

 以前から注目していた志尊さんが竹雄を演じるようになって余計に感じるのは、「なぜ色気のある人は紫色を纏ったように見えるのか」問題。身体から放つ匂いまで甘美な香りがしていそうです、もちろん、嗅いだことないけど。

 そんな竹雄を見ると思い浮かぶ花があるのですが……、今回は「甘美な香りは開運のおまじない ヘリオトロープ」の解説をさせていただきます。

ヘリオトロープってなんですか?

 小さな星型の花が球のように集まって咲くヘリオトロープ。花色は濃い紫や白もありますが、一般的には紫が多く出回っています。

 大きな特徴は、なんといっても香りと長い開花期間。5月から10月という長期間にバニラのような甘い香りを漂わせて咲き、別名「香水草(コウスイソウ)」「匂ひ紫(ニオイムラサキ)」などと呼ばれ、古くから精油は香水の原料や石鹸に使われておりました。

 そうそう、日本に初めて輸入販売された香水の原料はヘリオトロープといわれておりますな。

 ワタクシが反抗期真っ盛りの10代の頃、心のモヤモヤの原因を探るため、貪るようにたくさんの本を読んだうちの一冊、夏目漱石の「三四郎」にも登場していた香水の「ヘリオトロープ」。

 当時はなんのことだかサッパリわからず、「大人になればわかる暗号か?」ぐらいな勢いでそのくだりは読み飛ばしましたが、「ヘリオトロープ」という言葉の響きは甘美な感じがして、不思議と忘れられずにおりました。

 大人になって、初めてお花屋さんの店頭で「ヘリオトロープ」を発見した時、鮮やかに思春期だった頃のどうしようもないワタクシを思い出し、購入して甘美な香りを再体験することで、若い頃読み飛ばした部分の答え合わせができたような気がしました。

斑目茂美
記事一覧
開運花師
半導体エンジニアを経て花業界に転身。イベント・ホテルなどの装飾も手がける生花店を営む傍ら、コンテストで優勝・入賞を重ね、雑誌・新聞等に作品を発表する。神奈川各所にて花教室を開催。障害者支援も花で実践。悩ましくも素敵なお客様を「花」で幸せへと導く道先案内人。ブサかわ猫店長「さぶ」ともに奮闘中。Facebookやってます。

ライフスタイル 新着一覧


二人暮らしで生活費月10万円は可能? とっておきの節約術4つ
 恋人と二人暮らしをはじめて実感するのが、「なかなか貯金が貯まらない」ということ。これから結婚や出産など、大きな出費に備...
お触りしたい!陽だまりで手入れ中の“たまたま”にロックオン
「にゃんたま」とは、猫の陰嚢のこと。神の作った最高傑作! 去勢前のもふもふ・カワイイ・ちょっとはずかしな“たまたま”を見...
コロナ禍で対応分かれた子どもの「付き添い入院」、骨身に沁みたのは…
 ステップファミリー6年目になる占い師ライターtumugiです。私は10代でデキ婚→子ども2人連れて離婚→シングルマザー...
見上げたら、ガラスの谷間の底にいて… 2023.5.15(月)
 深くて暗い地下からやっと地上に上がった頃には、じんわり汗をかいていた。 「ずいぶん来たな」と思って空を見上げたら...
テレビの音量は8、トイレ掃除は素手…理解不能な夫の実家の謎ルール!
 どんな家庭にも「我が家独自のルール」があるものですよね! 中には、他人には理解できない謎ルールもあるでしょう。でも、嫁...
すいかばかのレシピ~'23年<1>生産量ワーストの地で昆虫性のすいか作り
 4月の山梨県北杜市白州町。この地でひとり、こだわりのすいかを作る男がいる。通称「すいかばか」こと寿風土(ことぶきふうど...
心の中に「気が強い美女」を飼う効果 2023.5.14(日)
 北海道で暮らす、まん丸で真っ白な小さな鳥「シマエナガちゃん」。動物写真家の小原玲さんが撮影した可愛くて凛々しいシマエナ...
自分を「幸せじゃない」と思う人に62歳の童貞が伝えたいこと
 キミは「プロ童貞」を知っているか──。コミックや書籍など数々の表紙デザインを手がけてきた元・装丁デザイナーの山口明さん...
62歳の童貞・山口明が語る二刀流時代「大谷君より早かった」
 キミは「プロ童貞」を知っているか──。コミックや書籍など数々の表紙デザインを手がけてきた元・装丁デザイナーの山口明さん...
ひとり旅のメリットとデメリット 正しく天秤にかけて楽しい時を!
 家族や友人、恋人など誰かと一緒に旅行をするというのは、経験したことがありますよね。でも、ひとり旅って経験したことありま...
子アリ夫婦のつかの間デートに“夜パフェ” 2023.5.13(土)
 GWはみなさん、どこかにお出かけしましたか? 我が家は遠方から義母が飛行機に乗って遊びに来てくれたんですが、連休前日に...
親切の押し売り問題どう乗り切る? しても・されても凹む人への処方箋
 相手の親切心を受け取らないって、すごく苦しいですよね。たとえそれが自分にとってありがたくないものだとしても、受け取らな...
誰も歩かない小道、誰もいない海 2023.5.12(金)
 誰も歩かない小道を進んで、誰もいない海を眺める。  プライベートビーチっていうとちょっと違う気もするけど、このひ...
千葉で震度5強 3.11から12年「まだ終わっていない地震」と専門家指摘
 東京近郊の人は11日早朝の「緊急地震速報」にヒヤリとしただろう。同日午前4時16分、千葉県南部を震源とした最大震度5強...
花咲く庭で発見! モテランキング1位“たまたま”をパチリ☆
「にゃんたま」とは、猫の陰嚢のこと。神の作った最高傑作! 去勢前のもふもふ・カワイイ・ちょっとはずかしな“たまたま”を見...
「友達の夫が正直嫌い」女の友情を壊さない付き合い方のコツ
 大好きな女友達の結婚を喜んでお祝いしたのも束の間、「どうしても友達の夫が好きになれない」と悩んでいる女性は意外と多いよ...