童貞男子がマッチングアプリに猛烈増殖中!仲良くすべきか否か、方法は?

内藤みか 作家
更新日:2023-05-18 06:00
投稿日:2023-05-18 06:00

アプリに童貞が増えた理由

 アプリに童貞男子が増えている理由としては、やはりコロナ禍の影響が考えられます。

 普通に社会生活を送っていれば、自然と女性と知り合えて、性経験もできたであろう20代の男性が多いのです。

 彼らは女性と知り合うチャンスをコロナ禍で失ってしまい、童貞のままさまよい、エネルギーの放出の場を求めてアプリに迷い込んだのです。

 機会喪失組の男子のなかには、顔立ちも良くおしゃれで、童貞にはとても見えないような人もいます。

 コロナ禍は、男子の童貞率をかなり高めてしまったのでしょう。そんな彼らは、なんとか女性と知り合って初体験したいとアプリにやってきたのです。

 普段から使っていないせいか、プロフィールには「右も左もわかりません……」などと弱気な言葉が並びます。

教えてあげるか無視するか

 このような男性を目にすると「めんどくさい」と感じる女性も少なくないかと思います。

 多くの女性は、男性にスマートにリードされたがっているからです。童貞男子は女性との交際経験もないのですから、リードするのはハードルが高いでしょう。

 しかしこうした男性が多いのであれば、女性としては、育てるつもりで対応するのもひとつの方法です。

 彼らは「手取り足取り教えてくれる存在」を求めているのですから、その過程を一緒に楽しむ気持ちでやり取りするのも楽しいかもしれません。

いっそ連れ回す気持ちで

 考えようによっては、童貞くんは白紙状態なのですから、こちらの好みに染められるので、ありがたい存在です。

 デートにどのお店がいいのかもわからないのですから、こちらが行きたい場所に連れて行けばいのです。行くお店をめぐってケンカになる心配もありません。

 当然、ベッドの上でも、なにもわからない状態なので、「もっとやさしく」などとこちら好みの強さを指定できるので、丁寧にレクチャーすればするほど、快適&快感な状況を作り出せるはず。

 自己流の乱暴なテクニックを披露したがる男性よりも、ずっと安全で安心なのではないでしょうか。

 アプリにいる童貞くんたちは、女性をどう誘ったらいいのかもわからない人もいるようなので、こちらから誘ってもらいたいオーラを出していく必要があるかもしれません。

 せっかくなら、童貞喪失だけでなく、女性との付き合いかたも丁寧にレクチャーしてあげてもいいのかもしれません。

 うまく育成に成功したら、理想の恋人がそこにいるかもしれませんよ。

内藤みか
記事一覧
作家
著書80冊以上。大学時代に作家デビューし、一貫して年下男性との恋愛小説を書き綴る。ケータイ小説でも話題に。近年は電子媒体を中心に活動。著書に「あなたに抱かれたいだけなのに」など。イケメン評論家として、ホストや出張ホストなどにも詳しい。
XInstagram

関連キーワード

ラブ 新着一覧


悔しさを清算したい! 結婚直前に元カノに連絡する男の思惑
「冷酷と激情のあいだvol.173〜女性編〜」では、別れてから3年も経っているのに、一方的にコンタクトをとってくる元恋人...
並木まき 2023-12-16 06:00 ラブ
警察に相談? 3年前に別れた男からの連絡に困惑する35歳女性
 男女の関係では、交際相手や配偶者の態度に悩む人も少なくありません。愛し合っている男女間でも、価値観や物事の判断には個人...
並木まき 2023-12-16 06:00 ラブ
既婚者のプラトニック不倫あり?肉体関係なしの仲…成功と失敗の分かれ目
 既婚者であるにも関わらず、配偶者以外の人と肉体関係を持つ「不倫」は、世間の人の反感を買う裏切り行為ですよね。では、肉体...
恋バナ調査隊 2023-12-16 06:00 ラブ
いつもより距離近くない?男友達とのサシ飲み「下心ありなし」の見極め方
 いつもは大勢でワイワイ飲んでる男友達から、急にサシ飲みに誘われたら⁉︎ ただ単に友達として誘ってきているのか、それとも...
恋バナ調査隊 2023-12-15 06:00 ラブ
「クリスマスだから何?」イベントが嫌いな彼氏の心理と一緒に楽しむ方法
 彼氏がいると一段と楽しみなクリスマスやバレンタイン♡ しかし、残念ながら全ての男性がイベントごとを楽しみにしているわけ...
恋バナ調査隊 2023-12-15 06:00 ラブ
女装する男性が彼女に求めることって何?女装趣味の心理と明暗分かれた話
 彼氏から「実は、趣味で女装するんだ」と打ち明けられたら、どうしますか?  そして彼氏はどういう反応を求めていると思...
内藤みか 2023-12-14 06:00 ラブ
「恋愛経験ゼロ」のコンプレックスは捨てて、婚活で成功する方法
「恋愛経験ゼロだけど、婚活して結婚したい…」と悩んでいる女性、現代では少なくないのでは? 今回は、恋愛経験ゼロの女性が婚...
恋バナ調査隊 2023-12-14 06:00 ラブ
私を本当に大切にしてる? 彼女なのに優先順位が低い理由
「彼は本当に私を大切に思ってるのかな?」 「なんで私はいつも彼からの優先順位が低いんだろう?」  こんな疑問を持...
若林杏樹 2023-12-13 06:00 ラブ
両想い“ほぼ確”だったのに…既読スルーされた側のLINEに学ぶことたくさん
 好きな人に勇気を出して送ったLINE、良かれと思って送ったLINEが既読スルーされたらショックですよね。しかも、場合に...
恋バナ調査隊 2023-12-13 06:00 ラブ
人見知りの恋愛はイバラ道にあらず!好印象必至の4つのテク
 人見知りな性格で「好きな人に思いを伝えられないから、恋愛はいつも片思いで終わっちゃう…」と悩んでいる奥ゆかしき女性はぜ...
恋バナ調査隊 2023-12-13 06:00 ラブ
レス歴9年目・結婚13年目 夫の不倫が発覚したらどうする?
◇  セックスレスや婚外恋愛、セルフプレジャーをテーマにブログやコラムを執筆しているまめです。  結婚し...
豆木メイ 2023-12-12 06:00 ラブ
マチアプもいいけど自然に出会いたい! 社会人の男女が出会える場所5選
 出会いの場といえばマッチングアプリ。特に職場と家の往復で平日が終わってしまう社会人は、恋人探しにマチアプを使う人が圧倒...
恋バナ調査隊 2023-12-12 06:00 ラブ
熟年再婚ってどうですか?好きな人との第2の人生、幸せになった女性の声
 世間では、「熟年離婚」なんて言葉が流行っていますが、離婚に伴って「熟年再婚」するカップルも多いようです。しかも、熟年再...
恋バナ調査隊 2023-12-11 06:00 ラブ
ハードすぎん?忙しすぎる男との付き合い方…小さな心遣いで追われる女に
 仕事や趣味などで毎日ハードなスケジュールをこなしている男性って、キラキラしていて素敵ですよね。ただ、そんな男性との関係...
恋バナ調査隊 2023-12-11 06:00 ラブ
語尾「笑」4連発がつらい…本命昇格は諦めよう“キープ女”確定LINE3選
 気になる彼といい雰囲気なのにいつまでも告白されないのであれば、あなたは“キープ女”である可能性があります。  男性が...
恋バナ調査隊 2023-12-10 06:00 ラブ
「小言もBBA化した女は抱けない」劣化するセフレを持て余す45歳男
「冷酷と激情のあいだvol.172〜女性編〜」では、告白を経たわけではなく、成り行きだけで定期的に体の関係を結んできたパ...
並木まき 2023-12-09 06:00 ラブ