早く成長してほしい…後輩が育たない先輩がやりがちなミス

おくげちゃん 漫画家・イラストレーター
更新日:2023-05-19 06:00
投稿日:2023-05-19 06:00
 みなさんは後輩に対してイラッとすること、どのくらいありますか? 私はこれまで後輩の立場になる方が多かったので、そこそこの怒られ経験はあります。
 でもぶっちゃけ、怒られて良かったと思えることって少ないです。今回は、私の悲しい怒られ経験の話をさせてください。みなさんはどう思いますか?

 

 

怒っても仕事の効率は上がらない

 先輩の立場って、難しいですよね。

 人を育てながら自分の仕事もこなさないといけないので、効率よくやらないと回らなくなります。

 だからこそ後輩には、なるべく早く成長してほしいと考える人も多いのではないでしょうか。

 その気持ち、よくわかります……! でも、怒らないでほしいんです(泣)。

 たとえば昔、私は「帰りの挨拶をしない」とスナックのママに怒られました。これだけ聞けば完全に私が悪いのですが、実は気づかいのつもりだったんです。

 とても盛り上がっている席があり、私は終電で帰る。邪魔にならないように、その席にいない人に小さな声で挨拶をして帰るつもりだったのですが、それがママの目には良く映らなかったんですね。

正論で追い詰めて、部下の感情は置き去りに…

 今でもその時を思い出すと、ちょっと喉が詰まる感じがします。

 それからは何も考えずに挨拶して帰るようになったのですが、ママに対しては「一面だけ見て怒るタイプなのかも」と思うように……。

 それ以来、困ったことがあっても相談できませんでした。なのでもし、最近後輩にイラッとしがちな人がいたら、怒る前にできることはなかったか考えてみてください。

 何かミスが起こる原因があるのか? 別の理由があってとった行動ではなかったか?

 怒る前にまず、話を聞いてくれる先輩が増えればいいなと願っています。

登場人物紹介

マキさん:どろんぱのナンバーワンホステス。あまり出勤日は多くないが、きっちり稼いで颯爽と帰っていく姿が後輩からの尊敬を集めている。3人の子持ち。

ママ:どろんぱのママ。若い頃からその美貌と賢さですべてを手に入れてきた。そのせいでやっかまれるのも少なくないが、本人は問題と思っていない。

おくげちゃん
記事一覧
漫画家・イラストレーター
酒呑みまんが家。ふしぎで妖しい話を描いています。就活が嫌すぎて3年間ドイツに逃亡するなど放浪癖あり。京都市出身、東京在住。水商売歴10年。XInstagramでは毎日漫画を更新中。実績などはこちら

関連キーワード

ライフスタイル 新着一覧


無意味どころか不可能?!他人との比較が無駄といわれるワケ
 他人と比較しても意味がない——。そんな言葉を毎日のように目にします。この認識が広まるのはとても大切だと思いますし、みん...
まるでドラえもん! もふもふのお腹が魅力的な"にゃんたま”
 きょうは、ふしぎなポッケを持っていそうな、ドラえもんみたいなにゃんたま君です。  丁寧な毛繕いで、ふわっふわにな...
見た目のインパクトがすごい!「フウセントウワタ」の魅力
 近年、猫の細かなパーツに特化した、写真やグッズが人気のようでございます。  猫の肉球やお尻、足、シッポなどいわゆ...
嫌いな同僚と上手に付き合うには?6つのポイント&NG行動
 職場にはさまざまな年代、価値観の人が働いているため、中には「どうしても、気が合わない」と思う人もいるでしょう。中には、...
“離婚”をどう話す? 4歳の息子は「仲直りしたら?」と言った
 はじめまして。シングルマザー3年目の孔井嘉乃です。私には、6歳になる息子がいます。  家庭の事情はそれぞれあって、離...
「激坂最速王決定戦2021」参戦レポ 2021.11.16(火)
 緊急事態宣言も解除され、徐々にスポーツイベントも開催されるようになりましたね。マラソンが趣味の筆者は、11月13日に行...
“にゃんたま”島の思い出…無邪気な兄とクールな妹をパチリ
 きょうは、去年の秋の「にゃんたま島」の思い出。  お兄ちゃん後ろ、にゃんたまω撮られてるよ?  石ころで無...
ダイソー新ブランドで疲れを癒す厳選3品!2021.11.15(月)
 いくら寝ても疲れが取れにくい……そう実感するアラフォーです。本格的に寒くなってきたと思ったら、今年も残すところ1カ月半...
スマホデビューしたお母さんからのおもしろ可愛いLINE5選♡
 ずっとガラケーだったお母さんたちがスマホではじめてLINEをする時、たくさんのおもしろいやりとりが生まれているようです...
2度と思い出したくない黒歴史…消し去りたい誤爆LINE5選
 連絡手段としてとても便利なLINE。でも、簡単に送れる便利さと引き換えに「誤爆」という危険性を秘めていますよね……。き...
思い出しては凹む…昔の失敗にとらわれた心を軽くする方法
 なんでもない瞬間に過去の失敗を思い出して死にたくなる……。そんな経験をしたことはないでしょうか。私はそこそこの頻度であ...
猫の額の広さ=“にゃんたま”の大きさかも? 証拠写真をどうぞ
 きょうは、「猫の額」について。 「猫の額ほどの部屋だけど、落ち着く所です」など、面積の狭いことのたとえで使われる...
民藝って? 井浦新にナビしてもらう幸福♡ 2021.11.10(水)
 今年の抱負は?  達成できたためしはこれっぽっちもないのに、新年になると懲りずに掲げるのは一体なぜでしょうか。私...
Xmasだけじゃもったいない!「ブルーアイス」で仕事運もUP
 ワタクシ毎年年末が近づくと、我が花屋の先代社長・通称「じじぃ社長」とともに、えっちらおっちら近くの山や農場へ植物採取に...
安心できる材料は離婚前に集めたい…私が用意した3つのもの
 はじめまして。シングルマザー3年目の孔井嘉乃です。私には、6歳になる息子がいます。  家庭の事情はそれぞれあって、離...
猫は寝るのが仕事♡たっぷり眠って“にゃんたま”も満充電にゃ
 猫の一日の平均睡眠時間は14時間。 「よく寝る子」→「寝子」→「猫」になったという有力説があるくらい、本当によく...