40代でアイドル復帰!久しぶりペニスの衝撃、また秘密の恋だけど… #6

蒼井凜花 官能作家・コラムニスト
更新日:2023-05-29 19:05
投稿日:2023-05-19 06:00

新たな人生を送れるんだ

 昼間、アクセサリー作りの合間に、ZOOMでメンバーたちとダンスのレッスンを始めたんです。アイドル時代の楽曲は体が覚えていました。懐かしくて嬉しくて、自分は新たな人生を送れるんだと思うと、離婚した悲しみなど消えていきましたね。

 新曲も必死に歌とダンスを覚えました。私は意外にも振り付けを覚えるのが早いんです。メインボーカルは歌のうまい2人が担当し、私は主にバックコーラスとダンサー役です。衣装は生地やリボンをネットで購入して自分で作りました。

 もともとアクセサリー作りが得意だったので、アイドル風のミニスカ衣装も難なく作れましたね。私のメンバーカラーであるイエローの衣装が何着も仕上がり、『新メンバー・R美の復帰オンラインライブ』では思いっきり楽しみました。

 ファンの方も『R美、おかえりー!』『相変わらず可愛いな!アラフォーに見えないぞ!』なんて、ジョークや嬉しい声がたくさん寄せられて……。アイドルは私の天職だと感じました。

ライブハウスは閉店するも、新たな出会いが

 一方で、ライブのない日はオンラインでホステス業です。PCごしにお客様とお酒を飲みながらトークするんですが、オサワリもなく、私としては売り上げは下がっても、ストレスがない分、ありがたかったですね。

 何よりもアイドルとして新たなスタートを切ったことに、大きな喜びとやりがいを感じていたんです。

 やがて、店の営業が再開。アイドルとしてもリアルでライブができることになったんです。ところが、アイドルユニット『C』が以前から懇意にしていたライブハウスはコロナ禍で潰れてしまって……。

 そんな時に出会ったのが、知人を介して知り合った、六本木のライブハウスの店長Jさん(35歳/独身)です。

 彼と会った瞬間、体が熱くなって……。長身で目ヂカラのある精悍な面差しにドキッとしたのを今でも覚えています。スタイルも筋肉質で男らしく魅力的。落ち着いた物腰と口調は、8歳年下とは思えないほど、頼もしさを感じました」

蒼井凜花
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官能作家・コラムニスト
CA、モデル、六本木のクラブママの経歴を持つ異色の官能作家。近著に「CA、モデル、六本木の高級クラブママを経た女流官能作家が教える、いつまでも魅力ある女性の秘密」(WAVE出版)、「女唇の伝言」(講談社文庫)。
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