夜の営み事情をママ友と話したら…レス夫婦は私だけだった

豆木メイ フリーライター
更新日:2023-06-06 06:00
投稿日:2023-06-06 06:00

正直にセックスレスだと答えたら…

 ここまで夫婦の夜の営みについてひとしきり盛り上がったら、話題の矛先は私の方に向くわけで……。

 嘘をつくのも逆に虚しいと思い、2人目の子供を妊娠したのを最後にしていないと正直に答えました。

 友人の反応は驚いた様子でしたが、世の中にセックスレスの夫婦が多いのは周知されているからでしょうか。そこまで悲壮な空気になりませんでした。

 ただ単に、気を使わせてしまっただけかもしれませんが。

「なくても良い」とママ友は言うけれど…

 定期的にセックスのあるママ友は、「私もなくなったらなくなったで、別に良いけどなぁ」と言っていました。

 しかし、実際にパタッと誘われなくなったら「別に良いけどなぁ」では済まないはずです。

 食事と一緒でいつも同じ物を食べていたら、飽きて「もう要らない」となりますが、いざ食べられなくなったら恋しくなるものです。

 セックスも同じで定期的に誘われるから、要らないかもと感じるのであって、誘われなくなったら「なんで!?」と不満に感じるはず。

 励まそうと「別にいい」発言をしたのかもしれませんが、性格がひねくれている私は嫉妬すら感じてしまいました。

Twitterでも反響がありました

 インターネットのアンケート調査では、セックスレスと回答した655人のうち「夜の営みが1年以上ない夫婦」は351人と最も多かったです。

 そして、私が「夫との夜の営みについて女友達と話す」とつぶやいたツイートの反響も大きかったです。

《うちはこれぐらいの頻度です!》や、《まめさんと同じくレスです!》といったリプをたくさんもらいました。

 みんな普段セックスについて人と話す機会がないから、赤裸々に発信している私のツイートに反応してくれるのかもしれません。

 その大半はやはりレスで不満がある方が多いように思います。

 セックスレスだけでつらいのですが、その気持ちを理解してくれる人が身近にいないのはもっとつらいものです。

受け入れているけれど、虚しさが…

 もう8年間もセックスレスですから、自分の中では受け止めているつもりです。

 しかし、身近な人の夜の事情を聞いてしまうと普段心の奥底にしまってある「私はセックスレスである。しかも夫から拒否されている側である」といった事実をドンと突きつけられたようでやはり虚しさがこみ上げてきます。

 私のようにセックスレスの人は、夜の営みについてママ友と話すのは精神衛生上あまり良くないかもしれません。 

豆木メイ
記事一覧
フリーライター
アラフォー2児の母。2人目の子供を出産後からセックスレスになる。各SNSでセックスレスのつらさについて発信したところ多くの方から反響をいただく。5年後離婚するために経済的自立を目指して奮闘中。趣味は飲酒。
XInstagramnoteYoutube

関連キーワード

ラブ 新着一覧


ポイ活が楽しいくせに!逆ギレ夫の仰天エピと3つの賢い対処法
「夫が悪いのに、問い詰めたら逆ギレされた!」  こんなとき、相手の対応に呆れてしまうことってありますよね。夫の逆ギレエ...
恋バナ調査隊 2023-04-01 06:00 ラブ
「アプリ婚1年で離婚したい女」夫は友達0、“かまってちゃん男”だった
 男女の関係では、交際相手や配偶者の態度に悩む人も少なくありません。愛し合っている男女間でも、価値観や物事の判断には個人...
並木まき 2023-04-01 06:00 ラブ
「夜の営み」は夫婦の義務ですか? 結婚を急いだ40男の失敗
「冷酷と激情のあいだvol.136〜女性編〜」では、マッチングアプリを通じて出会いスピード婚をした夫と結婚1年目にして離...
並木まき 2023-04-01 06:00 ラブ
キュン死から苦痛に直滑降! 男の料理を迷惑と感じる瞬間8つ
 最近は、料理をする男性が増えていますよね。キッチンに立つ彼の姿はいつもの3割り増しで魅力的♡ でも、手際が悪いと一気に...
恋バナ調査隊 2023-03-31 06:00 ラブ
人気ジワリ これからは女装男子がモテるかもしれない理由3つ
 近年、女装男子が増えています。コロナ禍で部屋にいる時間が長かったからなのか、セルフでメイクもネイルもして、女性向けのL...
内藤みか 2023-03-30 06:00 ラブ
喧嘩からの大逆転! 彼にキュンとさせちゃう仲直りの方法
 喧嘩してしまった彼氏と仲直りするためには、一度感情的になってしまった自分を見つめ直し、相手の気持ちを理解しようと考える...
若林杏樹 2023-03-29 06:00 ラブ
主婦が投資に挑戦する理由 お金以外に得られるメリットとは
 皆さんは投資していますか? 今はNISA(ニーサ/少額投資非課税制度)やiDeCo(イデコ/個人型確定拠出年金)など、...
豆木メイ 2023-03-28 06:00 ラブ
男版かまってちゃん、こわっ!ドン引きした返信催促LINE3選
 好きな彼からLINEが来ていても、すぐには返せないときってありますよね。それなのに、相手から返信を催促するようなLIN...
恋バナ調査隊 2023-03-28 06:00 ラブ
同じ過ちは繰り返さない!バツイチ女性が離婚から学んだ4つのこと
 離婚率の高い日本では、多くの夫婦が離婚の道を選択しています。離婚する理由はさまざまですが、少なからずつらく苦しい時間を...
恋バナ調査隊 2023-03-28 06:00 ラブ
夜の誘いを断ったらいつの間に…仮面夫婦の実態とバレる言動
 夫婦の仲は良いに越したことはありませんよね。でも、お互いのペースで過ごしているうちに実は愛がない仮面夫婦になってしまう...
恋バナ調査隊 2023-03-27 06:00 ラブ
全否定はNG!彼氏に「専業主婦になってほしい」と言われたら
 男女平等の時代になりつつあるとはいえ、まだまだ結婚生活では「男が働きに出て、妻は家を守る」というイメージを持っている男...
恋バナ調査隊 2023-03-27 06:00 ラブ
「金払ってるし、パパ活は浮気じゃない」夫のトンデモ主張に疲弊する女性
 男女の関係では、交際相手や配偶者の態度に悩む人も少なくありません。愛し合っている男女間でも、価値観や物事の判断には個人...
並木まき 2023-03-25 06:00 ラブ
「カネさえチラつかせば遊べる」妻バレしてもパパ活を続ける男の本心
「冷酷と激情のあいだvol.135〜女性編〜」では、肉体関係のあるパパ活を「浮気ではない」と開き直る夫に愛想を尽かしてい...
並木まき 2023-03-25 06:00 ラブ
年下彼氏と初のお泊りデート♡2人の仲がグッと深まる極意3つ
 年下彼と初めてのお泊まりデートは、この先長く付き合えるか否かのターニングポイントに……! そんな勝負のお泊まりデートで...
恋バナ調査隊 2023-06-24 19:53 ラブ
DV被害女性が自立するためのシェルター兼シェアハウスを見学
 DVの被害に遭った女性が、同じ思いをした女性を支援するためのシェアハウスを始めました。どのような場所で、今までのシェル...
内藤みか 2023-03-23 06:00 ラブ
夫の年収を超えた!夫婦険悪回避5カ条&見直したいお金の管理
 結婚や出産後も仕事を続けやすくなりつつある今、収入アップする女性が増えています。中には「気が付いたら夫の年収を超えてい...
恋バナ調査隊 2023-03-23 06:00 ラブ