お豆腐メンタルでいいんです!独在住で学んだ天気とメンタルの深~い関係

おくげちゃん 漫画家・イラストレーター
更新日:2023-06-16 06:00
投稿日:2023-06-16 06:00
 みなさんはメンタル不調が起きやすいシーズンや条件を、自分で把握できているでしょうか?
 もしもイマイチよくわかっていなければ、まず天気を指標に入れてみるのがおすすめです。というのも、人間の心は環境の影響を大いに受けるからです。それも雰囲気だけでなく、物理的に。

天気が悪いと気分が乗らない

 

 

 

曇りが多いドイツでは、4人に1人が冬季うつ

 雨の日って憂鬱になりがちですよね。

 ジメジメして髪も広がるし、外に出れば足元がびちゃびちゃになるし、蒸して暑いんだか雨で肌寒いんだかわからないし……。

 こんなんじゃ、気分も下降するに決まってます! そして実際、人の心は天気に左右されるものなんです。

 私は昔、少しのあいだドイツに住んでいたのですが、軽くうつ気味になった時がありました。

 その大きな原因は、日照時間の少なさ。実際にドイツでは、冬にうつの症状を訴える人が多く、4人に1人は冬季うつを患っているといわれています。

 その対策として使われるのがビタミンDです。日光を浴びると生成されるビタミンDは、セロトニンという心身を整えるホルモンを調節する働きがあり、これが欠乏すると気分が沈みがちになってしまうのです。

自分を責めないで

 こんなふうにメンタル不調の原因は、自分ではない場合もいっぱいあるんです! だからといって、お天気は変えられませんが。

 不調をなくすことはできないけれど、対策はできます。そして何より、ちゃんと諦めるクセをつけましょう。

 不調が続くと、心の弱い自分を責めたくなりますが、そんなことしなくていいんです。

「あ、天気が悪いし、これはしゃーない」と環境のせいにしちゃいましょう。

 気持ちの切り替えも早くなるし、無駄な自責をなくせるのでおすすですよ。

登場人物紹介

モジョ子:自信がほしい主人公。梅雨のシーズンはいつもよりメンタルが弱りやすく、そんな自分が情けなくて泣く日もしばしば。マキのおかげで天気とメンタルの関係を理解できたみたい。

マキさん:どろんぱのナンバーワンホステス。出勤回数は少ないが、誰よりも売り上げがあるので後輩から尊敬されている。メンタル強め、3人の子持ち。

おくげちゃん
記事一覧
漫画家・イラストレーター
酒呑みまんが家。ふしぎで妖しい話を描いています。就活が嫌すぎて3年間ドイツに逃亡するなど放浪癖あり。京都市出身、東京在住。水商売歴10年。XInstagramでは毎日漫画を更新中。実績などはこちら

ライフスタイル 新着一覧


弁護士もお手上げ!嘘に酔う虚言癖男…加奈子さんのケース#3
 内縁の妻がいるから結婚できないと言ったことも、自動車ディーラーという職業も、養護施設に妻の連れ子がいることも、何もかも...
ノルマ達成に焦って…恐喝まがいに“投げ銭乞い”をするひと
 ライブ配信は、まさに魑魅魍魎(ちみもうりょう)がうごめく世界。今日も今日とて、多くのライバーやリスナーは、配信をめぐっ...
小さくても“にゃんたま”!保護猫カフェNo.1ホストに胸キュン
 きょうは、保護猫カフェで猫スタッフとして働くにゃんたま君を裏側からロックオン。  あれ、ちょっとにゃんたまωが小...
恋愛相談が女友達とのケンカに発展した“痛すぎるLINE3選”
 上手くいかなくて歯がゆい恋愛を友だちに相談して発散……女性のルーティンワークとも言える行動ですよね。女性の多くは、悩み...
悲しみに暮れる人を慰める枕花とは…人の優しさと花のチカラ
「さっき、お知らせがきてびっくりしちゃってさ……」  今日もそんなことをおっしゃりながら、ご来店なさるお客様がいら...
服やメイクに自信がない…そんな時はディテールに気を配る!
 パブスナック「どろんぱ」には、今日もたくさんの悩めるお客と女性がやってくる。ここで働くことになったモジョ子は、自信のな...
厳しい冬が来る前に…お日様パワーを吸収中の“にゃんたま”君
 すっかり朝晩冷え込むようになりました。猫も人間も、冷えと寝不足は万病のもと。  きょうは、温まった防波堤のコンク...
流行りの“朝活”で得られるメリット6つ♪ 方法と具体例を紹介
 朝活というと「睡眠時間が短くなる」「日中眠くなりそう」など、デメリットばかりに目が行きがち。仕事やプライベートが忙しい...
部屋をおしゃれに模様替えしたい♡ポイント&プラスアイテム
 仕事で疲れて帰ってきた時、嫌なことがあった時、お気に入りのお部屋が迎えてくれるとホッとするもの。自分の好きな物、落ち着...
他人のウワサは蜜の味…悪口を言ってわざわざ敵をつくるひと
 ライブ配信は、まさに魑魅魍魎(ちみもうりょう)がうごめく世界。今日も今日とて、多くのライバーやリスナーは、配信をめぐっ...
カメラに気づいて慌ててコロン…まだあどけない“にゃんたま”
 せっせとにゃんたまωのお手入れをしている男の子に出逢いました。  気づかれないようにそっとカメラを構えたつもりが...
自信のある女性になりたい!その願望「どろんぱ」が叶えます
 ここはビル街の袋小路――。その突き当たりの地下に店を構える「パブスナック どろんぱ」には、今日もたくさんの悩めるお客と...
邪気を払って幸運を我が手に!赤葉千日紅の秘めたる底力とは
「ねーさん、こいつはオススメだから今のうちに買っときな」  半袖を着ようか、長袖を着ようか迷うような頃。「本日、ワ...
親バカでもいい? 子どもを褒められた時のベストな返し方5選
 ママ友同士の間で、「◯◯くん、走るの速くてすごいね」とか、「◯◯ちゃんって、お人形さんみたいに可愛いね!」なんて、子ど...
まるでジェームズ・ボンド…立派な“にゃんたま”は漢の象徴!
 きょうは、カッコイイにゃんたまω様の漢(オトコ)の後ろ姿です。  女の子が惚れちゃう男の後ろ姿というのは、トラッ...
妊活の成果が出ないときは…「病院を変える」選択肢の考え方
 みなさん、こんにちは。結婚につながる恋のコンサルタント山本早織です。婚活や恋愛のコンサルをしている私自身が、結婚後に女...