自宅で収穫したジューンベリーでジャム作り 2023.6.20(火)

コクハク編集部
更新日:2023-06-20 06:00
投稿日:2023-06-20 06:00
 昨年の夏、新居に引っ越した際に家のシンボルツリーとして植えたジューンベリーの木が実をつけました。赤い小さな可愛い実はそのままでも食べられますが、ほどよい酸味がジャムやコンポートにぴったりだとか。我が家でも収穫した実でジャムを作ることにしました!

ほんのちょっとしか収穫できなかった理由

 名前の通り6月ごろに実をつけるジューンベリーですが、我が家では5月の後半から実をつけ始めていました。

 ジューンベリーの実は薄い緑からピンク、そして鮮やかな赤を経て、紫色になったら食べごろ。それを待って週末などに家族で収穫しようと思っていたところ……叶いませんでした。一足先に小鳥に食べられてしまったんです。

 お花屋さんを営む斑目茂美さんの連載「笑う花には福来たる」でも「ジューンベリーの収穫。ライバルは小鳥?」と書いてあったのですが、まったくその通り。

 ピンク色や赤のころには時々食べに来ているくらいで、夫と「植えたばかりだから、まだここに食べられる実があるってそんなに知らないのかもね」とのんきなことを言い合っていて、「このくらいなら小鳥にあげてもいいや」と思ってたんですが。

 小鳥もちゃんとおいしい時期をわかっているんですね。タイミングをうかがっていたら、1日でほぼ実が残ってない状態になっていました。泳がせていたつもりが、こちらが泳がされていたようです。

初心者のジャム作りスタート!

 というわけで手元に残ったのは、早めに熟した実を収穫し、冷凍していたわずかな量のみ。ジャムにするには足りない感じなので、コンビニで買った冷凍ブルーベリーを少し足してみることにしました。

 キッチンスケールはないので、今回は完全に目分量で作ります。お菓子づくりは正しい分量を守るのがキホンと言いますが、果たしておいしくできるのでしょうか……?

 洗ったジューンベリーと冷凍ブルーベリーは、合わせて80gほど。ボウルに入れて、紅茶用のスティックシュガー(3g入り)があったので、8本分(24g)を使いました。

 それを小鍋にうつして、砂糖が焦げないように混ぜながらコトコト煮ること8分。ヘラでつぶながら、だんだんと煮詰まってきた!

 本当はザルでこして種や皮を取り除きたかったのですが、それをすると、さらに少なくなってしまいそうなのであきらめました。かわりに火を止めてからもヘラで実をつぶして、なるべくペースト状にします。

 最後にレモン汁を小さじ1杯。キッチンに広がる甘酸っぱい香り。おっ! これは意外といい感じなんじゃない?

コクハク編集部
記事一覧
コクハクの記事を日々更新するアラサー&アラフォー男女。XInstagram のフォローよろしくお願いします!

関連キーワード

ライフスタイル 新着一覧


『あんぱん』の方言、実際どう? 高知県民からの評価を聞いた。「あの俳優の声質と土佐弁が相性抜群」
 現在NHKにて絶賛放送中の連続テレビ小説「あんぱん」。今田美桜が演じる主人公・のぶと北村拓海演じる嵩の二人が、どのよう...
ジメジメ湿度が憎たらしい! 梅雨の「嫌~な思い出」エピソード集。白いスカートが一瞬でビシャッ
 毎年ゆううつな、ジメジメとした梅雨の季節。髪はうねるし、メイクは崩れるし、傘があっても結局びしょ濡れ…なんてこと、あり...
休日がない(涙)私のストレス発散法。祝日ゼロな“魔の6月”はこう乗り越えた!
 祝日がない6月を乗り切った同士の皆さま、お疲れ様です! ただ、残念なことに7月と8月の祝日もたった1日だけ(涙)。休み...
お兄ニャン、そんな無防備スタイルで大丈夫? “たまたま”を心配する妹猫の優しさにキュン♡
「にゃんたま」とは、猫の陰嚢のこと。神の作った最高傑作! 去勢前のもふもふ・カワイイ・ちょっとはずかしな“たまたま”を見...
ゲフッ…炭酸でむせるのは“老い”のせいか。ついに来た「更年期の地雷」はそこかしこに。麺のむせはどうする?
 女性なら誰でも通る茨の道、更年期。今、まさに更年期障害進行形の小林久乃さんが、自らの身に起きた症状や、40代から始まっ...
世話めんどくせっ!ズボラでも枯らさない「タフネス植物」たち。NASAが認めたスタイリッシュなツワモノも
 猫店長「さぶ」率いる我が愛すべきお花屋さんに今年も恐怖の季節がやってまいりました。  いやはや最近の日本の夏は、...
「社会人としての責任ですよー」休日に勘弁して! 私が“退職”を決意したLINE3つ
 仕事を辞めるのにはさまざまな理由がありますが、中には「あるLINEがきっかけで退職を決めた」なんて人もいるようです。い...
夫がイクメン=家庭円満とは限らない。妻でも母でもない“私”を取り戻すのは悪いこと?
「おしゃれは自分のため」と言いつつも、パートナーから「きれいだね」なんて一言があれば、それだけで1日中気分がよくなるもの...
「大阪万博」開幕から2カ月、どうなった? 変化した5つの常識。インパク、わんぱく…ファン専門用語も解説
 4月13日に大阪・夢洲で開幕し、連日にぎわいを見せている大阪・関西万博。累計入場者数も900万人を突破し(6月23日現...
美猫が勢ぞろい! 天才モデルに令和の王者まで♡ 癒しの“にゃんたま”の9連発
「にゃんたま」とは、猫の陰嚢のこと。神の作った最高傑作! 2025年6月にご紹介したもふもふ・カワイイ・ちょっとはずかし...
記憶から消えていく…加工アプリを使わずに撮った、本当の顔
 踊り子として全国各地の舞台に立つ新井見枝香さんの“こじらせ”エッセーです。いつでも、いついつまでも何かしら悩みは尽きな...
にゃんたま族はヒモが好き。誘惑に吸い寄せられて…この通り!
「にゃんたま」とは、猫の陰嚢のこと。神の作った最高傑作! 去勢前のもふもふ・カワイイ・ちょっとはずかしな“たまたま”を見...
【動物&飼い主ほっこり漫画】第99回「気分転換も必要ニャン」
【連載第99回】  ベストセラー『ねことじいちゃん』の作者が描く話題作が、「コクハク」に登場! 「しっぽのお...
「スメハラ」ですよ! 香水に“マナー”があるの知ってる? ビジネス、プライベート別の付け方をおさらい
 上手く使えば人の心を鷲掴みにできるアイテム、香水。香りは人の記憶に強く残るので、相手に自分の印象を残したいときに役立ち...
イタタ…妻が困る「非常識」夫のトンデモLINE3選。「挨拶するわけないやろw」ってどの口が?
 恋は盲目。“彼氏”のときは見えなかったけど、“夫”になったら気になりまくる非常識なパートナーに頭を抱えている女性もいる...
【女偏の漢字クイズ】「妻、委、要、妾、姿」の中の仲間外れはどれだ?(難易度★★★☆☆)
 知っているようで意外と知らない「ことば」ってたくさんありますよね。「校閲婦人と学ぶ!意外と知らない女ことば」では、女性...