飲みたいけど楽しめない? お洒落な居酒屋でも“母親だから”に縛られる

tumugi・ひでまる ツレ婚夫婦ライター
更新日:2023-07-10 06:00
投稿日:2023-07-10 06:00
 ステップファミリー6年目になる占い師ライターtumugiです。私は10代でデキ婚→子ども2人連れて離婚→シングルマザーを経て「ひでまる」と再婚。今では3人目の子どもが誕生し、5人家族で暮らすアラサーです。
 3人の子どもを抱えながら働くって、思っていたよりも大変! 本連載は子育てをしながらバタバタと過ぎていく毎日の中で、私が感じたことやちょっとした事件(笑)を「働くママのリアル」を通してお伝えします。

忙しいママのストレス解消法は…

 みなさん今日もママ業お疲れ様です! 前回は母の病院事情についてお話しました。子どもの病院はすぐ行くのに、自分の病院となると後回しにしてしまうのは母親あるあるですよね。

 私も長引く咳を放置した結果、なんと咳喘息に……。病院から処方された薬を飲んでいますが、未だに吸入しないと夜間に咳が出てしまいます。早めに病院へ受診していればサクッと完治していたかもしれません。子どもだけではなく、私たち母親自身の身体も大切にしてあげましょう(戒め)。

 そう思った私はこの機会に、身体のケアもですが、心のケアにも取り組むことにしました。心のケアにはストレス発散が効果的。そう、ストレス発散にはお酒が必要。つまり、飲み会が心のケアにつながるわけです!(笑)

 早速夫に子どもを預け、気心の知れたママ友と女子会を決行! 最初は楽しく過ごしていたのですが、時間が経つにつれてだんだんと落ち着かなくなり……。今回は「母親だから」に縛られる苦悩についてお話します。

母親は飲みに行くのがひと苦労?

 夫のひでまるは、仕事帰りや休日などに同僚やお友達と飲みに行くことがあります。そのときは、「今日飲みに行ってくるわー」のひとことで全て解決。一方で、私が飲みに行きたい場合はあらかじめお伺いを立てなければいけません。そうしないと夫から了承を得られないのです。

 また、もし了承されたとしても、夕飯の支度や掃除などの家事、子どもに必要な用品をしっかり準備をしないと行くことは許されず……。

 夫の主張としては「遊びに行くんだからそれくらいは最低限やること」だそう。夫が遊びに行くときは何もしていないのに。直接は言われませんが、「母親が遊びに行くなんて」という気持ちが言葉の節々から伝わってきます。

 フルタイムで働きながら家事育児をしているのに、どうして夫と同じように簡単に遊びに行けないのでしょうか?

 それを「母親だから」という理由ですべて丸め込まれるのは腑に落ちません。しかし、主張したところで素直に聞き入れてくれるタイプでもなく……反論するのは諦めました。

 もちろん、これはうちの場合だけで他の家庭は違うのかもしれませんが、実際に私の周りでも飲み会前に「夕飯作ってきた!?」と相槌しあうママ友は多いです。

tumugi・ひでまる
記事一覧
ツレ婚夫婦ライター
10代で結婚、20代で離婚した3人の子を持つ占い師ライターtumugiと、元妻に2回も不倫サレてバツイチとなった会社員のひでまるが出会い、ステップファミリー(子連れ再婚)に。夫婦ともにFPの資格を所持し、保険会社勤務の経歴を持つ。自らの体験から『ステップファミリーの本音』をテーマに情報発信をしている。ステップファミリーを目指す方の背中を押すべく占い×実体験のアドバイスを用いて活動中!
ブログYouTubeXInstagram公式LINE
◆相談はこちら

関連キーワード

ライフスタイル 新着一覧


雪平莉左さんとリオの日常「人間の彼氏もお眼鏡にかなわないと絶対ダメ」
 私が24歳で上京したとき、一緒に東京にやってきてずっと同棲しているのがマンチカンの男のコ、リオです。  リオは高...
連れて帰りたい! 人懐っこすぎる“たまたま”の激レアショット
「にゃんたま」とは、猫の陰嚢のこと。神の作った最高傑作! 去勢前のもふもふ・カワイイ・ちょっとはずかしな“たまたま”を見...
茜色に心和むひと時、だからこの時間が好きなんだ
 忙しない街にも訪れる特別な時間。  足早に歩く人々は顔を上げ、しばし空を仰ぎ見てから、また現実へと戻っていく。 ...
女+家=嫁…「嫁ぐ」と「結婚」の違いはある?
 知っているようで意外と知らない「ことば」ってたくさんありますよね。「女ことば」では、女性にまつわる漢字や熟語、表現、地...
ほっこり癒し漫画/第68回「コウメばあちゃんはどこ?」
【連載第68回】  ベストセラー『ねことじいちゃん』の作者が描く話題作が、突然「コクハク」に登場! 「しっぽ...
貸したお金を催促するのにこんな手が…! モヤモヤを解消するLINE3選
 人にお金を貸した後、なかなか返してくれなかったら、とても嫌な気持ちになりますよね。  とはいえ、お金の話は、言い...
電マの営業からラブホの清掃員へ…羞恥心とも戦うストリッパーが思うこと
『電マの営業・新井です!』(略して「電マの新井」)という新作が大変好評だ。  書店員にとっての新作といえば「新しく...
口喧嘩で負けたくない! 勝ちたい時に使えるマル秘戦術3選
 みなさんは誰かと口論になった時、どんな戦法で勝ちにいきますか?  方法は十人十色ですが、今回は代表的な勝ちパターン...
凍り付いた湖の夜が更けて
 もしも突然、この瞬間に、氷が解けたらどうなるんだろう。  そう思いながら、凍て付いた湖の上に立つ自分が結構好き。...
「レンジでゆたぽん」人気じわり..足を温めると眠りやすい!
「レンジでゆたぽん」を知ったのは、年末年始に長野県の義実家に行った時。寒がりな私を気遣って、義母が用意してくれたのです。...
青空にオレンジボディが映え“たまたま”の見返りメンチにキュン
「にゃんたま」とは、猫の陰嚢のこと。神の作った最高傑作! 去勢前のもふもふ・カワイイ・ちょっとはずかしな“たまたま”を見...
私って性格悪い? 自分のダークサイドを自覚した4つの瞬間
 誰の心にだって、優しい部分と優しくない部分が存在するもの。そうわかっていても、自分の心のダークサイドを自覚すると「もし...
卒入学、彼岸、送別会【花屋が教える】予算内で理想の花束を贈る7カ条
「斑目さん、今年こそは頑張って期限内にお願いしますよ!」  お正月がなんとなく終わったばかり、なんて思っていたら、我が...
「とにかく盛り上がるやつ頼むよ」ってさぁ 先輩の無茶ぶりLINEがすぎる
 お笑い芸人の松本人志とその後輩芸人たちによるアテンド飲み会が話題になっていますね。  ニュースの真偽はともかく、...
2024-02-21 06:00 ライフスタイル
仕事のサボりがバレた瞬間4選 リモートワークは意外と見られている!
 近年では、リモートワークやフレックスタイムなどの制度が導入されて、数年前よりも働きやすくなりました。  一方で、自由...
真似から始まったファッションも、いつか体に馴染むもの
 北海道で暮らす、まん丸で真っ白な小さな鳥「シマエナガちゃん」。動物写真家の小原玲さんが撮影した可愛くて凛々しいシマエナ...