大石静ドラマにイケメンあり!
今、話題のNetflixシリーズ「離婚しようよ」はもうご覧になりましたか? 宮藤官九郎と大石静の共同脚本ということで、ストーリーが面白いのはいうまでもありませんが、それよりもなによりもキャスティングが素晴らしい(あくまでもイケメン的に!)。
これはやはり、イケメン目利きの大石静先生のお力によるものではないか、と。NHK朝ドラ「ふたりっ子」(96年)では内野聖陽、同「オードリー」(00年)では長嶋一茂、堺雅人、佐々木蔵之介、「セカンドバージン」(10年)では長谷川博己などと、次々とイケメンを世に送り出しています。
昨年の北村匠海や千葉雄大、ディーン・フジオカを起用した「星降る夜に」(テレビ朝日系)も記憶に新しいところ。「大石静ドラマにイケメンあり」。覚えておいて損はありません。
納得の主演俳優・松坂桃李
話を「離婚しようよ」に戻しましょう。今作で主人公を演じるのは松坂桃李(34)。クドカンとは「ゆとりですがなにか」(16年、日本テレビ系)、大石とは「あのときキスしておけば」(21年、テレ朝系)でタッグを組んでおり、主人公に選ばれたのも納得です。
シリアスもコメディもどちらも演じられるのが松坂の強み。彼が演じる東海林大志は、亡き父の地盤「愛媛5区」を受け継ぎ補欠選挙で当選した新人議員で、女にだらしなく、女子アナとの路チューを写真週刊誌に撮られたという過去も。女にだらしなく、ちょっと抜けていて、どうしようもない3世議員なのですが、松坂が演じるとチャーミングでピュア過ぎるがゆえのバカ息子という感じに見えて、憎めないから不思議です。
「巫女ちゃん」と「あまちゃん」
大志の妻・ゆいを演じるのは仲里依紗(33)。愛媛を舞台にした「巫女ちゃん」というドラマで人気者になった女優です。「かしこみ、かしこみ~」が決まり文句の「巫女ちゃん」が、「じぇじぇじぇ」の「あまちゃん」を彷彿させるところ、笑いどころ満載です。
あんなにセクシーだった?
ゆいの主演ドラマ「愛とか恋とかおいといて君の雑炊が食べたい」で共演するイケメン俳優役で神尾楓珠(24)が出てきたり、大志のライバル議員役で山本耕史(46)が出てくるのも注目ですが、イチオシは錦戸亮(38)です。
そう元関ジャニ∞です。ゆいの不倫相手・加納恭二を演じています。パチプロで自称アーティストの色気ダダ漏れ男を、実に魅力的にフェロモン全開で演じています。「錦戸亮ってあんなにセクシーだった?」、近頃、イケメン好きの間ではその話でもちきりです。
クドカンと錦戸は「流星の絆」(TBS系)や「ごめん青春!」(同)でタッグを組んでいましたね。まだ7話までしか見ていないのですが、今、一番気になっているのは、「心配すんな、俺できないから。不能なんだ。ダメ? できないと」と不能を押し出して口説く恭二とゆいが結ばれるかどうか。
「不能」が恋愛を盛り上げる
「不能でもいい。だけど不能でなければもっといいかな」「私が治す。恭二くんの不能、私が治すから」と。「不能」が恋愛を盛り上げるアイテムになるとは知りませんでした。
錦戸亮は、NHKBSプレミアムドラマ「家族だから愛したんじゃなくて、愛したのが家族だった」で父親役を演じていて、これもまたいいんです。
錦戸亮の解禁に乾杯!
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