都会にいて幸せになれるの? 「田舎の女」が幸せな理由4選

ミクニシオリ フリーライター
更新日:2019-06-21 06:00
投稿日:2019-06-21 06:00
 格差社会といわれる日本ですが、年収や学歴のみならず、都会と田舎の格差も広がっています。都会を生きる女と田舎を生きる女は、同じ年代でも生活環境が全く違うのです。
 都会にいる女はきらびやかで自由。でも、閉鎖的な地方の女の幸せ度が都会の女に勝つことがあるとしたら……そこにはどんな理由があるのでしょうか?

1. 早婚願望は田舎でこそ叶いやすい

 田舎の女は早婚です。というより、都会は女を晩婚にさせるのです。

 都会で一人で生きていくには、働かねばいけない。キャリアも積まなければならない。出会いも多く、次から次へと異性に出会うため決心もつきづらいです。しかも、これは男性も同じく思うことなので、都会という環境はやはりどうしても晩婚へ導きます。

 閉鎖的な田舎は出会いは少ないですが、その分、一人と愛情を育みやすいでしょう。明確な目標はないけれど早婚したいという人は、やはり都会にいるよりも田舎の方が結婚スピードは早いでしょう。

2. 五輪後どうなる土地代…田舎ならそんな心配もない

 現在、東京は場所にはよるものの、東京五輪に向けて土地代が上がっている街が多いのが現状です。都内ではマンションでも35年ローンで買う人がほとんどですが、ほぼ定年、またはそれ以降までローンを払い続ける可能性すらあるということです。

 しかも、五輪後は土地代の大変動も予測されています。今から東京で住宅を買うなら、「何が起きても大丈夫」な経済力がある程度は必須になってきます。

 それに比べると、田舎は土地代の変動などもなく、東京と比べれば素晴らしいコスパで家が建ちます。今や東京で暮らすなら、マイホームは夢のまた夢。しかし田舎では、近所づきあいで安く土地を譲り受けられたりも。

 私の地元の地方公務員の友人たちは、夢と贅を尽くしたオーダーホームなんかも20代で平気で建てていきます。

 お金や住居で苦労しない、そんな心の余裕が田舎の女にはあるのです。

3. 主婦インスタグラマーは田舎の人が多い?

 幸せマウンティングといえばインスタですが、インスタグラマーって意外と地方住みの人が多いのをご存知ですか? とくに主婦グラマーや生活系のアカウントは地方出身の人が多いんです。

 Instagramの案件はリモートワークでできるものなので、地方での自宅撮影でも十分仕事になります。家も広い地方の人の方が、部屋や服の撮影にも適しています。

 早婚した若くてかわいいママが、子どもとのペアルック撮影をしたり、毎日のていねいな食卓を撮影したりしていることは多いですよね。

 生活や時間に余裕のある田舎暮らしの方が、都会で人気のあるカフェに何時間も並んで撮った写真よりも、自分らしい、人と被らないInstagramギャラリーになるのでしょう。

4. 努力する田舎の女は都会の女より美しい

 都会の女はカジュアルに整形を取り入れたりして、美人な人が多いような気がします。ラグジュアリーできらびやかな印象がありますが、実際の都会は時間に追われ、睡眠時間だって削られる毎日です。

 田舎の女は所帯じみていく……なんてイメージもありますが、今はZOZOTOWNなどネット通販で服を買うことも当たり前になっており、昔よりもずっとおしゃれです。

 だから、田舎の女はダサくてブス、なんていうのはもう幻想。田舎に住んでいても、体型維持の努力をしている女は美しいもの。背景が六本木の夜景ではないだけです。

 しっかり自炊して食べたご飯でぐっすり寝ること、それすら難しい都会に比べたら、田舎暮らしの方が健康的に美しくなっていけるような気もしますね。

あなたには都会に住む目標がありますか?

 学生時代に都会に出て、なんとなく田舎に帰ることなく、都会で過ごしている人も多くいると思います。都会には出会いが多く、仕事も多いです。しかし、だからこそ消耗することもあるでしょう。

 都会は、なんとなく生きるには忙しすぎます。どんどん人が出ていく田舎は味気なくも見えますが、都会を知る女だからこそ、田舎の楽しみ方が分かるということもあると思います。

 あなたには、都会に住むにあたり目標はありますか? 都会にいるこの「なんとなく」が、あなたを幸せから遠ざけているのかもしれませんよ。

ミクニシオリ
記事一覧
フリーライター
フリーランスの取材ライター・コラムニスト。ファッション誌や週刊誌、WEBSITEメディアなどで幅広く活動。女性向けのインタビュー取材や、等身大なコラム執筆を積極的に行う。いくつになってもキュンとしたい、恋愛ドラマと恋バナ大好き人間。
XInstagram

ライフスタイル 新着一覧


卒入学、彼岸、送別会【花屋が教える】予算内で理想の花束を贈る7カ条
「斑目さん、今年こそは頑張って期限内にお願いしますよ!」  お正月がなんとなく終わったばかり、なんて思っていたら、我が...
「とにかく盛り上がるやつ頼むよ」ってさぁ 先輩の無茶ぶりLINEがすぎる
 お笑い芸人の松本人志とその後輩芸人たちによるアテンド飲み会が話題になっていますね。  ニュースの真偽はともかく、...
2024-02-21 06:00 ライフスタイル
仕事のサボりがバレた瞬間4選 リモートワークは意外と見られている!
 近年では、リモートワークやフレックスタイムなどの制度が導入されて、数年前よりも働きやすくなりました。  一方で、自由...
真似から始まったファッションも、いつか体に馴染むもの
 北海道で暮らす、まん丸で真っ白な小さな鳥「シマエナガちゃん」。動物写真家の小原玲さんが撮影した可愛くて凛々しいシマエナ...
年の差婚の弊害?夫の“昭和の価値観”を持つ息子の将来が不安すぎる件
 セックスレスやセルフプレジャー、夫婦の在り方などをテーマにブログやコラムを執筆しているまめです。  私の夫は10...
仕事のモチベが上がらない!30女40女のやる気スイッチをONにするテク
 どんなに好きな仕事でもモチベーションが上がらない時だってありますよね。気持ちが乗っていない時は、ミスしたり、時間が永遠...
この子を育てるのは無理かも…発達障害児がストレスで鏡に刻みかけた言葉
 ステップファミリー6年目になる占い師ライターtumugiです。私は10代でデキ婚→子ども2人連れて離婚→シングルマザー...
菜の花の小道で一触即発! 道を譲るのはどっちの“たまたま”
「にゃんたま」とは、猫の陰嚢のこと。神の作った最高傑作! 去勢前のもふもふ・カワイイ・ちょっとはずかしな“たまたま”を見...
今夜は誰と出合おうか…人で溢れる街の隅っこに転がる心
 先に仮想世界(?)でお互いを見つけて、そこから顔を合わせるって最初は気まずくないのかな? と昭和の世代は思っちゃうけど...
水商売の水は流水説 夜の街で働くホステスやホストだけが当てはまるの?
 知っているようで意外と知らない「ことば」ってたくさんありますよね。「女ことば」では、女性にまつわる漢字や熟語、表現、地...
2月相次ぐ地震で“南海トラフ”がトレンド入り 専門家の警戒する地震は?
 2月15日午前10時8分、京都府南部で震度3(マグニチュード=M3.7)の地震が発生。14日にも同じ場所で震度4(M4...
贈り物に「無理して喜ぶ」はNG行動 本当にイイ女は“感動コスパ”の猛者
 誰かに喜んでもらえるのって嬉しいですよね。そして小さな労力でたくさん喜んでもらえたら、もっと嬉しいですよね。それが“感...
シャトレーゼ専用のポイ活は知らなきゃ損! 激アツ宿泊特典&賢い裏ワザ
 シャトレーゼのお菓子はよく食べているのに、シャトレーゼのポイント「カシポ」を知らないなんてもったいない! 「カシ...
イラッ!遅刻を許せない私は心が狭い? 穏やかな心を保つ3つの考え方
 会社や約束の時間に、平気で遅刻を繰り返す人を見ると「許せない!」と感じる人は多いはず。とはいえ、自分がイライラすれば周...
朝日に向かって飛び立つハクチョウにも悩みがあるとしたら…
 朝日を浴びて飛び立つハクチョウたち。並んで飛んでいるけど、それぞれどんな立場で、どんな関係なんだろう。  きっと...
私が芸能活動できるのはギャラ飲みのおかげ! タレントの卵の実生活は…
 経営者や著名人、人気のインフルエンサーも利用する「ギャラ飲み」なるサービスって知っていますか? 東京都内のみならず、全...