こんな男なら別れて! 考える時間も惜しい“ダメ彼氏”の特徴

東城ゆず ライター・エディター
更新日:2019-06-17 20:08
投稿日:2019-06-16 06:00
 女性のことを男は「理解できない」と言います。しかし、私たち女性からすると「男だって!」と憤慨したくなる時がありますよね。ただ彼氏という甘い響きや可能性を手放したくないという思いで、別れたくない時もあるはず。しかし、それが時間の無駄と思えるようなダメ彼氏もいます。
 そのようなダメ彼氏は、付き合っていて自慢になるどころか女性の未来をダメにする可能性も。そのような彼氏とは別れることを検討する必要もあります。そこでダメな彼氏を“嫌いになった瞬間”について、世の女性のエピソードを紹介します。

彼氏と別れることで得られる幸せがある

「趣味より俺でしょ?」

「私が次のデートで別れようと思っている彼氏は、私の趣味の時間を奪う人です。一人でカフェに行ったり、家に帰ってきてからもテレビを見たりと私は一人が好きなんです。それとなく彼に“今、テレビ見てるから後で連絡するね”と言ったことがあります。そうしたら“恋の駆け引きか何かかな? 趣味より俺なのは分かってるからね”って。自分が私を独占したいことを、私に押し付けてくる感じがイラってくる。無事に彼氏と別れることができたら、一人をしばらく楽しみたいです」(Uさん・25歳女性)

 勘違いしている男は「彼女は自分のことを愛してやまない」という自意識が過剰です。女性としては、すでに“付き合ってやってる感覚”なだけに余計イライラするようです。このような勘違い男は、自分が避けられているなんて思いもしません。

「デートに遅れたのは部長が…」

「仕事がありますから、デートに遅刻しちゃうのも分かります。でも元彼って、絶対謝らないんですよ。“部長が仕事を押し付けてきて”って。そのあとに“ごめん”はないんですよ。私は、2時間待ってるんですよ? 信じられないですよね。男の人だからこそ、きちんと謝ってくれる男性は好感が持てるもの。結局しっくりこなくてその彼氏と別れることを選択しました」(Iさん・32歳女性)

 責任を他の人になすりつける男は、誠実さがありません。女性は、結婚をして子供を育てたりと、パートナーの力を借りる場面もあります。しかし、このような男性は、“肝心な場面で逃げる男”でもあるので注意すべきです。

「お前は俺の女だろ」

「私は人と接する仕事をしています。今の会社では立場もあるし、仕事をやめる気はありません。仕事場にいても私が男性と話すのが気に食わないのか、デートの際には“男と仕事場で、なんの話してるの?”って聞いてくるんですよ。一回“なんでそんなこと聞いてくるの?”って聞いたら、“お前は俺の女だろ?”って。くだらなさすぎてその場で彼氏に“別れる”と切り出し帰りました」(Hさん・28歳女性)

 このような男性は、自分が一番優れていると思っている“プライド高き男”です。いつまでも中二病であるのが特徴で、自分が他の男より優れていると思い込んでおり、そのため彼女に対して見下した発言をしがちです。横柄な態度をとるわりには、大したことない男であることも多いですよね。

「片付けてくれるよね?」

「同棲して3年の彼氏がいました。3年目に交際が差し掛かったところから、彼がだんだんとだらしなくなってきたんです。洋服も脱いだら、そこに置いたまま。ムカついたので、ある日から放置しておきました(笑)。一週間後に彼から“片付けてくれるよね?”って。年齢的に結婚を考えていましたが、その場でキレてしまい……。今は別の男の人と付き合ってます」(Mさん・38歳女性)

 女性の母性本能を信じてやまない“だらしない男”も存在します。女性ならではの包容力や機転のよさを利用し、自分は楽な方向へ逃げる男でしょう。そもそも女性だって、いい男だから“やってあげようかな”ということもありますよね。女性だって、男性の身の回りをお世話する、ただのボランティアではありません。

「もう付き合えない」彼氏と別れる方法3つ

 彼氏との未来を諦めたはいいけど、ダメ男なだけに簡単に別れを受け入れてくれないこともありますよね。そんな時に使える別れの切り出し方をシェアします。

1. 嫌いなところを素直に指摘する

 気が弱い男は、女性の優しさに甘えてしまい、別れを受け入れてくれないこともあります。そのため、嫌いなところを素直にぶつけることで、たじろいで別れを受け入れてくれることも。

 なかには「直すから……」と、すがってくる男もいます。しかし、彼らは“一人になるのが怖いだけ”なので、真に受けないようにしましょう。女性の「こいつとは、付き合っていけない」という直感の方が、よほど信じられますよ。

2. 彼への連絡を徐々に減らす

 別れを切り出した瞬間に「もうこの話はやめよう」といって、自分勝手に別れ話を打ち切るダメ男は、別れるのが難しい男の一種です。このような男に、懇々と別れ話をしたところで時間の無駄です。このような男は連絡を徐々に減らすことで、自然消滅を狙いましょう。

 彼から「どうして最近、連絡くれないの?」と言われた時だけ「忙しいから」といつもの様子で返しておけば、話を逸らされる心配もないです。付き合っていて、なんのメリットもないので彼の気持ちが別れに傾くのも時間の問題でしょう。

3. プライドを粉砕してあげる

 何か勘違いしてる男性が、たまにいますよね。「俺の気を引きたいから、別れ話をしてんだろ?」と得意げになっている男性です。このような男性はプライドが高く、自分が否定されるのを拒む傾向があります。女性としては「いやいや、私は本心で別れたいと思ってるんだよ」とイライラすること間違いなしです。高圧的に話してくるので「またその話か……」と言われることもあります。

 この時に「そういう高圧的に話してきて、大人げないところと私の本心まるで無視な感じがいただけない。だいたい……」とプライドをズタズタに砕いてあげましょう。プライドを保てなくなった男性は別れを受け入れてくれることも。このような彼氏は自尊心の高さから逆ギレもありえるので、周囲の目があるところで別れることを切り出すのがベストです。

潔さも肝心! 彼氏と別れることで掴める幸せも

 女性は多くのことを処理し、同時に考えることができます。そのため別れる時も「付き合いきれない」と思いながらも、男性に対して後ろめたさや思いやりを持ってしまうものでしょう。とても素敵な心遣いですがダメ彼氏には、いつまでたっても別れることを理解されない原因になってしまうことも。

 ダメ彼氏の気持ちを考えてあげられるくらい素敵な女性だからこそ、別れる選択を選ぶことで他の男性と幸せになる権利もあることを自覚しましょう。ダメ男に搾取されすぎてはいけませんよ。

東城ゆず
記事一覧
ライター・エディター
1994年生まれ。11歳の頃からブログを運営。ライターやエディターとして、女性誌メディアや地元新聞のコラム枠まで幅広く活躍中。恋愛やママ友問題、介護士であった経験からリアルな介護問題まで幅広い知見がある。年子兄弟を連れ離婚の経験があり、現在は再婚に至る。

ラブ 新着一覧


話題の「オープンマリッジ」関係、“セカンドパートナー”と何が違うの? 特殊な結婚観に世間の風当たりが強いわけ
 YouTuberのヒカルさんが、突然「オープンマリッジ」を宣言し、彼のフォロワーが10万人以上も激減するという事態に陥...
内藤みか 2025-09-18 11:45 ラブ
恋してないけど…結婚アリ?「恋愛感情ナシ婚」を選んだ人たちのリアルな本音と意外なメリット
 近年、「結婚に恋愛感情はいらない」といった考え方が広まりつつあります。特に婚活中の女性からすると、紹介された男性に短い...
恋バナ調査隊 2025-09-18 08:00 ラブ
ヒカルの“オープンマリッジ”宣言、結婚する意味ある?「自由が欲しい」に抱く違和感。妻の発言も本心なのか
 人気YouTuberのヒカルが、新婚わずか数ヶ月で「オープンマリッジ」にすると発表し、話題になっています。  オ...
豆木メイ 2025-09-17 11:45 ラブ
「俺抜きで楽しく過ごすの?」“君のため”は愛情か支配か。号泣と怒りを繰り返す30歳男のワナ
 最初は誠実で気遣いにあふれていた彼が、気づけば行動を制限し、自由を奪っていく——。「愛情」と「支配」の境界線とは?
おがわん 2025-09-17 11:45 ラブ
恋愛でメンタル崩壊→「ゴムに穴開けた」って何考えてんの? 女たちの“ヤバいLINE”エピソード
 恋愛は、人の心や感情を大きく揺さぶります。恋愛がきっかけでメンタルのバランスが乱れてしまう人も…。  今回は、「...
恋バナ調査隊 2025-09-17 08:00 ラブ
彼女が推しに大金、許せる? 恋人の“理解できない”お金の使い方を調査!「男が奢って当たり前」にイラッ
 恋人がなににお金を使おうと自由。ですが、結婚を考えたとき、金銭感覚の不一致は大きな問題になるでしょう。
恋バナ調査隊 2025-09-16 08:00 ラブ
妻の「専業主夫になれ」にウンザリ。罵倒にメンタル崩壊寸前の47歳夫、家事は手抜きのくせに…とため息
「冷酷と激情のあいだvol.263〜女性編〜」では、15年ほど前に子育てのためにキャリアを捨てた紀江さん(仮名)の憤りを...
並木まき 2025-09-13 11:45 ラブ
「節約なんて楽しくない!」専業主婦になった元バリキャリ妻の大きな後悔。23年の結婚生活で失ったもの
 男女の関係では、交際相手や配偶者の態度に悩む人も少なくありません。愛し合っている男女間でも、価値観や物事の判断には個人...
並木まき 2025-09-13 11:45 ラブ
どうせ疑われるなら――友人3人の絆が崩壊。束縛女、浮気男、略奪女…本当に悪いのは誰?
本当に悪いのは誰? 同期の絆を壊した“束縛妻”の暴言…くたびれ果てた男は「不倫」に逃げた
蒼井凜花 2025-09-12 11:45 ラブ
「裏アカに盗撮写真が…」彼氏がストーカー化。重すぎる愛がこじれた恐怖体験談
 彼女のことが大好きな一途な彼氏って最高ですよね。ところが、ある日を境にストーカー化したという怖い体験談が寄せられました...
恋バナ調査隊 2025-09-12 08:00 ラブ
ブームの“学び直し”は「恋のリスキリング」の絶好チャンス? 講座での出会いで陥りがちな落とし穴
「学び直し」をする人が増えています。これまでならカルチャースクールに通う程度だった熟年層の学びは、大学院に入り直したり、...
内藤みか 2025-09-11 11:45 ラブ
「私はペット代わりじゃない!」“犬ファースト”男が求める伴侶の条件。28歳女性が別れを決意した瞬間
 ペットは家族同然、大切にする気持ちは素晴らしい。けれど、その愛情が恋人関係をも上回るとすれば…? 
おがわん 2025-09-10 11:45 ラブ
許せない! 既婚男性が狙う女性の特徴「自信がない子は落としやすい」要注意の危険サイン6つ
 既婚男性が不倫相手に選ぶ女性には、いくつか特徴があるようです。「なぜか既婚者にばかり好かれる」「今まさにアプローチされ...
恋バナ調査隊 2025-09-10 08:00 ラブ
恋愛対象外です! 男が避ける“NG女”6つの特徴「あの人、キモくない?」は即アウト
 一般的に、男性は女性よりストライクゾーンが広いといわれています。ですが、そんな男性にも“許せない言動”があるようです。...
恋バナ調査隊 2025-09-09 08:00 ラブ
再婚希望の51歳男「アプリの女はレベルが低い」美女と会えない理由を“離婚成立前だから”と考える能天気さ
「冷酷と激情のあいだvol.262〜女性編〜」では、結婚22年目にして夫婦ともに離婚を決断したものの、手続きの面倒さ故、...
並木まき 2025-09-06 11:45 ラブ
48歳妻が1年以上“仮面夫婦”でいるワケ。結婚22年目「もっと若い頃に離婚していれば」と後悔する夏
 男女の関係では、交際相手や配偶者の態度に悩む人も少なくありません。愛し合っている男女間でも、価値観や物事の判断には個人...
並木まき 2025-09-06 11:45 ラブ