更新日:2023-07-07 14:10
投稿日:2023-07-07 14:10
NHK朝ドラ「らんまん」~第14週「ホウライシダ」#70
新種の名付け親になる方法を相談しようと博物館へ向かった万太郎(神木隆之介)。里中(いとうせいこう)から、「いつか君たちを引き合わせたかったんだよ。君たちはユニークだからね」とそこに居合わせた伊藤孝光(落合モトキ)を紹介される。
彼がシーボルトの助手を務めた伊藤圭介の孫と知り、興奮する万太郎。ところが、「トガクシソウ」の話が出たとたん、血相を変えて露骨に不快感を表わす圭介。
里中にヒントを貰い、意気揚々と帰宅する万太郎。ところが、寿恵子(浜辺美波)はご機嫌ななめ。寝るのも惜しみ研究に没頭する万太郎の体を心配する様子。
【本日のツボ】
ベランダー・いとうせいこう
博物館の里中芳生、ほんわかとしたいい味を出しています。演じているのは、いとうせいこう(62)。その肩書きは「日本のヒップホッパー、ラッパー、タレント、小説家、作詞家、俳優、ベランダーとして幅広く活動するマルチクリエイター」とウィキペディアにありますが、注目はなんといっても、最後に書かれている「ベランダー」。
2014年にNHKBSプレミアムで放送された「植物男子ベランダー」の原作者でもあります。ちなみにベランダーとはベランダで植物を育てることを無上の喜びとする人で、主人公の男を田口トモロウが演じていました。Season1、2、3まで作られています。
最初の頃、東京に来た万太郎が植物館を訪ねた際、いとうせいこうが大きな植物を抱えて登場し、「ベランダー」つながりだな、と思いました。
植物への偏愛ぶりは万太郎にも劣りません(ちょっと言い過ぎ?)。今こそ、「植物男子ベランダー」の再放送を願います。