浮気編<3>ドS男を揺さぶる方法❤️嘆願LINE公開処刑!

小悪魔ドルチェ寿司 編集者
更新日:2019-07-28 18:13
投稿日:2019-06-21 06:00
 わたしとひろし(非仮名w)の48歳差の激しすぎる恋――男は何歳まで男なのか、81歳との恋愛模様とはいかなるものか。ホットなイットボーイというより、じわじわ低温やけどさせる引退系男子。そんな男を好いて惚れ尽くしたわたしは前回、男と女の深い河……分かり合えるはずもないのに、分かり合おうとする女とそれを察知すると逃げたくなる男についてお話ししましたが、今回は従順なドMのわたしが、ドS男を期間限定で従順にさせた顛末を公開します。

某CMで石原さとみちゃんがお散歩してました

【vol.18】

 浮気疑惑にリアル浮気返しで高校生のような恋愛群像劇を繰り返している最中、12月25日の夜9時に門前仲町の辰巳新道(ぜひググってください)まで到達していたわたしは、ひろしからの鳴り止まない電話に酔っ払って気が大きくなっていたからか、LINEを開いてみました。

 するとYES-NOマクラに劣らないぐらいYesかNoかしか言わなかったひろしが、必死でスマホの音声入力を駆使し(きれてないけど、し)て、どうにかわたしにメッセージを送り続けていたのです。

 人間は年を取るとできないことが増えてきますが、ひろしは一切それに対してくだらない愚痴を言ったり、フォローが面倒くさい卑屈な姿勢を見せたりすることはありません。

 むしろすべてに対し、まずは果敢に飛び込んでみて、Let’s seeからの無理なら興味ない(ふりをする)姿勢を崩すことはありませんでした。

 だからこそ、わたしはひろしがやりたいと思ったことはすべて一緒にやりたいと思ったし、同年代の友達と同じ、か、それ以上にアクティブなひろしに対して、どんどん性欲と独占欲が高まっていきました。

 ダイビングをしてもひろしの方が30年先輩だし、ゴルフをしてもひろしの方が50年先輩。たとえば、ひろしはそこから逆算してたたき出される実年齢をもって周りから優遇(という名の忖度を)されるより、培ってきた経験と積み重ねてきた年齢はむしろ最上級のステータスだと利用し尽くして、凡人には理解しがたいとてつもない境地にたどり着いていたのです。

 そんなひろしを見て、唐突ではありますが、とてつもない境地に立つためには小さなことの積み重ねしかないと思う、と断言した大好きなイチロー選手の言葉が思い起こされます(方向性を見失うドルチェ寿司……)。

ひろしに惹かれたのは自明の理だった

 ひろしは年齢で自身を制限することもされることも許しませんが、世間一般のバイアスは「できないであろう」という見地に立って“老人へのそれ相当の対応”を模範的回答として身につけて大人になっていきます。

 そんななか、たまたま(?)その対応を身につけていなかったわたしがひろしに惹かれたのは自明の理だという気がします。わたしは、第1回目でお話ししていた下記のような老人への労る感情より、老人に対する性欲のほうが強かったのです。

“誰しもがお年寄りには優しく、と幼少時から両親からのみならず、町内会の標語、駅のポスター、そして寺や神社の掲示板で教え諭されてきたことと思います。このような標語にあるように、全世界的常識としてお年寄りを大事にすることは古今東西、自明の理なのです。倫理道徳の教材でもお年寄りを助ける子供の美談が随所に散りばめられていますし、少女漫画の世界では覚束ないお年寄りが噛ませ犬となって場を盛り上げ、少女の恋愛を成就させるのに一役買うことも多いわけです”

破壊っぷりに惹かれっぷり

 お年寄りを大切に、というモラルよりもジェロントフェリアで、性欲が暴走。ひろしの腕をつねって引っ張ったらなにかしらと分離する感じの皮膚に「生欲」を感じて「性欲」が止まらない――。

 滾るペニスよりも、しわくちゃのションボリした……なんというかこう、覇気のないペニスに立ち上がる有終の美にエクスタシーを感じてしまうのです。

 同年代が普通にできることでもひろしがしてくれたら、それだけで感謝しちゃって、尊敬が止まらないノンストップ性欲がダダ漏れです。老人愛って不思議。時空にあらがう姿が、心底セクシーに思えるからなのかもしれません。

 鍵を返すというわたしのLINEの趣旨に反して、メヴィウスの輪以上に分かり合えないひろしの「帰ってきてくれるんだ」という全身全霊全力の勘違いからの感謝感激雨あられLINE。こんな低姿勢になったことは後にも先にも、今生はないのではないでしょうか。

 この一連の音声入力の崩壊っぷりをみて、膝から崩れ落ちそうなほど絶頂して、子宮の奥から会いたくなったわたしは一体、どうしたと思います?

〈スグカエル〉と電報のようなLINEを送り、辰巳新道のモツ煮からひろしの皮膚とペニスへと急いだのです。

 次回(6/28更新予定)に続きます。

小悪魔ドルチェ寿司
記事一覧
編集者
出版社で勤務のかたわら、現場主義のスケベライフを送っている最中に81歳と恋に落ち同棲生活開始。

関連キーワード

エロコク 新着一覧


うれしい悲鳴が続いちゃう…オーガズムまっしぐらのローター
 スティック型ローターの新作が登場! わくわくしますね。私はスティック型が大好きで、もっと広まってほしいと思っています。...
桃子 2024-01-07 06:00 エロコク
《はああっアソコが熱い》40代人妻探偵、ハニトラ男のペニスに溺れ#3
 探偵事務所に所属する探偵・波子さん(仮名・48歳既婚/子供なし)は、5回にわたる不妊治療(体外受精)を受けたが、子供は...
蒼井凜花 2024-01-12 11:44 エロコク
40代人妻探偵の性欲、不妊治療失敗で他の男にハニートラップを… #2
 探偵事務所に所属する探偵・波子さん(仮名・48歳既婚/子供なし)は、5回にわたる不妊治療(体外受精)を受けたが、子供は...
蒼井凜花 2024-01-05 13:08 エロコク
「うちのママもパパ活してるの」20代フリーターの衝撃告白!
 ご登場いただくのはパパ活歴1年のフリーター、雪ちゃん。  彼女、とっても可愛らしいんですが、良くも悪くも物事を深...
中山美里 2023-12-26 06:00 エロコク
片方をクリに片方を乳首に♡ 快感の幅が広がる万能ローター
 プレジャーグッズ界は、年々進化しつづけるところが面白いと思っています。きっと、もっと気持ちよくなりたい! というニーズ...
桃子 2023-12-24 06:00 エロコク
40代人妻探偵のキケンな性欲…不妊治療がきっかけで夫以外の男と #1
 現在、子供が欲しくて「不妊治療」をしている夫婦は、10組に1組とも、5組に1組とも言われている。  今回取材に応...
蒼井凜花 2024-09-03 13:54 エロコク
20代愛人女子のコクハク第2弾! 好印象パパの条件ってなあに
 さて、先週はエミちゃんとサクラちゃんの2人に“残念だったパパ”について語っていただきました。  いわく、年収30...
中山美里 2023-12-19 06:00 エロコク
本当は膣トレ用グッズだけど…優秀ローターとして大プッシュ
 淡いピンクで、つるんとした形の「ヨニ パワー」は、膣トレ用グッズとうたわれています。  たしかに、最大直径約28...
桃子 2023-12-18 20:42 エロコク
20代愛人女子が赤裸々コクハク!ずばり“残念だったパパ”とは
 今回のお話はパパ活女子とパパの間にある“ズレ”について。  エミちゃんとサクラちゃん、2人の派遣社員さんにご足労...
中山美里 2023-12-12 06:00 エロコク
モーター2つの贅沢さ! 唯一無二の独特な快感のトリコに♡
 やわらかなイエローといい、手のひらになじんで収まるフォルムといい、見た瞬間から愛着があふれ出すのが、「バード エヴィ」...
桃子 2023-12-10 06:00 エロコク
男子トイレで密着立ちバック…もう待ちきれない!タブーSEXに陶酔 #6
 夫とのセックスレス悩んでいた沙雪さん(仮名・44歳パート主婦/子供アリ)は、パート仲間のユリさん(仮名・43歳/子供ア...
蒼井凜花 2023-12-08 06:00 エロコク
シラけるんだよな…24歳温厚系愛人女子を凍らせたパパの言葉
 昔から「他人のふり見て我がふり直せ」「反面教師」などということを申します。ありますよね? 人の行いを見て、自分は絶対、...
中山美里 2023-12-05 06:00 エロコク
ファンシーグッズかな?ラブリーな外見を裏切るパワフル電マ
 人は見た目が9割、という説がありますが、プレジャーグッズもそれに近いものがあるように思います。  どんなに高性能...
桃子 2023-12-03 06:00 エロコク
性悪&パンストフェチ夫婦が許せん!既婚者合コンが復讐の場と化した#5
 夫とのセックスレス悩んでいた沙雪さん(仮名・44歳パート主婦/子供アリ)は、同じ介護施設の調理助手として働くパート仲間...
蒼井凜花 2023-12-08 14:26 エロコク
パパは68歳の絶倫おじいちゃん!iPadで“元気具合”をチェック
 今回ご登場いただくのは28歳のOLさん(都内在住)。 「私って超老け専で(笑)。パパは68歳になるおじいちゃんな...
中山美里 2023-11-28 06:00 エロコク
舌先でチロチロ舐められているみたい! 快感にうっとり♡
 クリトリスは快感のためだけにある器官とはよく言われますが、それにしたって欲張りですよね。  震える、吸い上げる、...
桃子 2023-11-26 06:00 エロコク