共働きなのに不公平! 妻の不満が爆発する「育児の負担割合」問題

コクハク編集部
更新日:2023-09-01 06:00
投稿日:2023-09-01 06:00
 近年では、夫婦共働きの家庭が増えています。実際に、夫の稼ぎだけで生きていくのは難しい時代になったと感じる人は多いはず。でも、なぜかなかなか変わらないのが「家事・育児の負担割合」です。
 夫婦共働きなのに、ほとんどの家事や育児を妻がしている家庭は多いとか……。今回は、思わず妻の不満が爆発する「育児の負担割合」についてご紹介します。

育児の割合が不公平! 共働きなのにずるいと思った瞬間

 共働き夫婦なのに、家事や育児の負担が不公平と感じる妻は多いとか。どんな瞬間に不満に感じたのか見ていきましょう。

1. 習い事の送迎

 将来に備えて、小さな頃から習い事をさせる親は多いですよね。そして、習い事に通う場所の遠さや、子どもの年齢によっては送迎が必要になります。

 でも、共働き夫婦の中には、習い事の送迎のほとんどを妻がしている家庭もあり、不満が溜まっているのだとか……。夫婦共働きなのに、なぜか妻ばかり会社に頭を下げて早退し、送り迎えをしている家庭は少なくないようです。

2. 宿題や持ち物チェック

 育児の中でも、毎日忙しい夜の時間に負担となるのが、宿題や明日の持ち物のチェックです。子どもが小さい小学校のうちは、親が丸つけをしたり、明日の持ち物に気をつけてあげる必要があります。

 仕事から帰り、夕飯作りに洗い物、洗濯物を取り込み、布団を敷いて、宿題を見ている間ずっとビールを飲んでいる夫に、ブチギレ寸前の妻の顔が浮かびます……。

3. 病気の時の通院

 共働き夫婦の妻が不公平だと感じるのが、子供が病気になった時の通院です。保育園児など、母親と一緒にいたほうが安心する年齢ならわかります。

 でも、小学校に上がれば、父親が通院に付き合ってもいいはず。それなのに、「妻が行って当然」という顔をしている夫も多いとか。当事者の感覚がないのでしょうね。

4. 学校関係の手続き

 意外と多いのが、学校関係の手続きや準備です。PTAなどの活動をはじめ、行事に必要なものを準備したり、調べながら手続き書類を作り、平日しか空いていない役所に提出に行ったり……。

 なぜか夫は、参加せず妻に丸投げの家庭が多いようです。専業主婦ならまだしも、共働きなら、なぜ夫は参加しないのか、とても不思議です。

コクハク編集部
記事一覧
コクハクの記事を日々更新するアラサー&アラフォー男女。XInstagram のフォローよろしくお願いします!

関連キーワード

ライフスタイル 新着一覧


年の差婚の弊害?夫の“昭和の価値観”を持つ息子の将来が不安すぎる件
 セックスレスやセルフプレジャー、夫婦の在り方などをテーマにブログやコラムを執筆しているまめです。  私の夫は10...
仕事のモチベが上がらない!30女40女のやる気スイッチをONにするテク
 どんなに好きな仕事でもモチベーションが上がらない時だってありますよね。気持ちが乗っていない時は、ミスしたり、時間が永遠...
この子を育てるのは無理かも…発達障害児がストレスで鏡に刻みかけた言葉
 ステップファミリー6年目になる占い師ライターtumugiです。私は10代でデキ婚→子ども2人連れて離婚→シングルマザー...
菜の花の小道で一触即発! 道を譲るのはどっちの“たまたま”
「にゃんたま」とは、猫の陰嚢のこと。神の作った最高傑作! 去勢前のもふもふ・カワイイ・ちょっとはずかしな“たまたま”を見...
今夜は誰と出合おうか…人で溢れる街の隅っこに転がる心
 先に仮想世界(?)でお互いを見つけて、そこから顔を合わせるって最初は気まずくないのかな? と昭和の世代は思っちゃうけど...
水商売の水は流水説 夜の街で働くホステスやホストだけが当てはまるの?
 知っているようで意外と知らない「ことば」ってたくさんありますよね。「女ことば」では、女性にまつわる漢字や熟語、表現、地...
2月相次ぐ地震で“南海トラフ”がトレンド入り 専門家の警戒する地震は?
 2月15日午前10時8分、京都府南部で震度3(マグニチュード=M3.7)の地震が発生。14日にも同じ場所で震度4(M4...
贈り物に「無理して喜ぶ」はNG行動 本当にイイ女は“感動コスパ”の猛者
 誰かに喜んでもらえるのって嬉しいですよね。そして小さな労力でたくさん喜んでもらえたら、もっと嬉しいですよね。それが“感...
シャトレーゼ専用のポイ活は知らなきゃ損! 激アツ宿泊特典&賢い裏ワザ
 シャトレーゼのお菓子はよく食べているのに、シャトレーゼのポイント「カシポ」を知らないなんてもったいない! 「カシ...
イラッ!遅刻を許せない私は心が狭い? 穏やかな心を保つ3つの考え方
 会社や約束の時間に、平気で遅刻を繰り返す人を見ると「許せない!」と感じる人は多いはず。とはいえ、自分がイライラすれば周...
朝日に向かって飛び立つハクチョウにも悩みがあるとしたら…
 朝日を浴びて飛び立つハクチョウたち。並んで飛んでいるけど、それぞれどんな立場で、どんな関係なんだろう。  きっと...
私が芸能活動できるのはギャラ飲みのおかげ! タレントの卵の実生活は…
 経営者や著名人、人気のインフルエンサーも利用する「ギャラ飲み」なるサービスって知っていますか? 東京都内のみならず、全...
祝「日刊ニャンダイ」発売! 俺の“たまたま”も載ってるよ♡
「にゃんたま」とは、猫の陰嚢のこと。神の作った最高傑作! 去勢前のもふもふ・カワイイ・ちょっとはずかしな“たまたま”を見...
仕事をがんばるあなたへ こんな時代だからこそ「自己肯定感」を高めて
 自分を条件なしに肯定できる力を「自己肯定感」といいます。あなたは、自己肯定感が高いですか? 低いですか? 実は、自己肯...
春を告げる「ミモザ」、“命短し”可憐なフワフワを長持ちさせる鉄の掟3条
 先だって大雪に見舞われた、我が愛すべきお花屋の周辺にも春を告げる鳥がボチボチやってくるようになりました。  しかも店...
自分がナンバーワンになれる場所 それを見つけるのも才能
 北海道で暮らす、まん丸で真っ白な小さな鳥「シマエナガちゃん」。動物写真家の小原玲さんが撮影した可愛くて凛々しいシマエナ...