近すぎなくていい 毎日は“ゆるい人間関係”に支えられている

小原玲 動物写真家
更新日:2024-01-04 06:00
投稿日:2024-01-04 06:00
 北海道で暮らす、まん丸で真っ白な小さな鳥「シマエナガちゃん」。動物写真家の小原玲さんが撮影した可愛くて凛々しいシマエナガの写真とともに、勉強に仕事に恋愛に、毎日をがんばる私たちの背中を押してくれる、きょうのシマエナガちゃんの“ひとこと”です。

 きょうから仕事始めの人も多いかな。

 会社員じゃなくても、世の中がみんな「よいしょ!」と再び動き始めるタイミング。温かいコタツは快適だけど、ずっと籠もっているわけにはいかないからね。

 お正月気分は抜けないし、年が変わったからといって、たまった仕事はリセットされないけれど、あの言葉が聞こえてくると「ああ、新年だ」と思う。

「あけましておめでとうございます」

 同僚や取引先、ご近所さん、よく行くお店の人。家族とか恋人ほど親密じゃないけれど、毎日はゆるくて広い関係に支えられている。近すぎないからこそ救われることもある。

「今年もよろしくお願いします」

 そんな風に考えているのはこちら側だけかもだけど、少しでも気持ちが伝わったらいいな。

小原玲
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動物写真家
1961年、東京都生まれ。茨城大人文学部卒。写真誌「フライデー」の専属カメラマンを経て報道写真家として国内外の雑誌での活動後、動物写真家に転身。近著に写真集「シマエナガちゃんの日々 - ぼくはここにいるよ -」(ワニブックス)や「Kiss!」(小学館)や「アザラシの赤ちゃん かわいいのヒミツ」(講談社)などがある。2021年11月、永眠。
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