飲み代だけで月4万円! 赤字なのに危機感がなさすぎる夫に震える39歳妻

並木まき ライター・エディター
更新日:2023-08-26 06:00
投稿日:2023-08-26 06:00

真剣に捉えてくれない夫にイライラ

「妻である私がこれだけ悩んでいるのに、自分の行動を改めようとしない夫の根性というか、やり方が理解できません。

 気持ちが冷めてしまいそうだという話も夫にしましたが、冷めた表情で『ふーん。脅し?』と言うだけで、真剣に捉えてくれていません。

 私はお酒を飲まないし、節約のために今はお小遣いも使っていません。夫ばかりが自分のために散財しているのは、どうしても納得できないんです」

 夫のジュンジさんが月々に使っているお酒代は、4万円ほど。夫婦の世帯月収の1割以下ではあるそうですが、お酒が飲みたいなら自宅で晩酌をすればいいのに、わざわざ外に飲みに行ってばかりなのも納得いかないと啓子さんは言います。

金の切れ目が縁の切れ目って本当かも

「金の切れ目が縁の切れ目って言うじゃないですか。あれって本当だなって。お金のことでごちゃごちゃと夫婦の言い争いが増えてきて、夫に対して嫌悪感が強まっています。

 今すぐ離婚は現実味がないけれど、このまま口論が続いていれば、そう遠くない未来に離婚を選ぶことになってしまいそう。

 子どものためにもできれば離婚を回避したいので、夫に生活態度を改めてもらえるのが1番ですが、今の夫は私の話をまともに聞いてくれないので、どうしたらいいのか……。

 家に帰ってきた夫の顔を見るのもイライラしちゃって、仕事から疲れて帰ってきて家にいても、気持ちが休まりません」

  ◇  ◇  ◇

 将来的な離婚を回避するためにも、夫とのあいだにあるお金の問題をすぐに解決または改善したいと考えている啓子さん。では、夫のジュンジさんは今の夫婦関係についてどう捉えているのでしょうか。

 次回に続きます。

並木まき
記事一覧
ライター・エディター
元市議会議員・時短美容家(一般社団法人 時短美容協会・代表理事)の肩書きを有する。20代から見聞きしてきた魑魅魍魎(ちみもうりょう)な人間模様への分析を活かし、美容や恋愛に関するコラムを中心に、さまざまな媒体に寄稿。
Instagram公式HP

日刊ゲンダイ掲載「あの人は今」
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/geino/277865

関連キーワード

ラブ 新着一覧


夫婦で収入減も「大丈夫っしょ」…楽観的すぎる夫に冷める妻
 男女の関係では、交際相手や配偶者の態度に悩む人も少なくありません。愛し合っている男女間でも、価値観や物事の判断には個人...
並木まき 2021-09-04 06:17 ラブ
収入減で価値観の違い露呈…ネガティブな妻に無力感を抱く夫
「冷酷と激情のあいだvol.54〜女性編〜」では、楽観的すぎる夫の性格に価値観の違いを痛感している妻・Kさんの苦悩をご紹...
並木まき 2021-09-04 06:24 ラブ
私のお金が目当てだった…ヒモ気質の夫と決別した女性の事情
 長引くコロナ禍では「コロナ離婚」と呼ばれる不測の離婚に至った夫婦も珍しくなくなっています。これまで水面下に問題を抱えて...
並木まき 2021-09-03 06:00 ラブ
男性にモテる♡ギャップの作り方5STEP&簡単ポイント
 男性にモテるためには、ギャップが有効♡ 女性の意外な部分に惹かれて、恋に落ちる男性って意外と多いんですよ。そこで今回は...
恋バナ調査隊 2021-09-03 06:00 ラブ
社内恋愛は公表するべき?知っておきたいメリット&デメリット
 社内恋愛は、周りに知られないようにこっそり愛を育む人が多いです。秘密で付き合うことで、ドキドキ感を楽しんでいる人も多い...
恋バナ調査隊 2021-09-02 06:00 ラブ
価値観が合う人ってどんな人? 4つの特徴&見つけ方のコツ♡
 男性とお付き合いするなら、価値観が合う人を選ぶと長続きすると言いますよね。でも、「価値観が合う人」とは、いったいどんな...
恋バナ調査隊 2021-09-02 06:00 ラブ
ネットで知り合った人と会う時に気を付けるべき“3つのこと”
 SNSやマッチングアプリで知り合った人と会い、事件に巻き込まれてしまう女性が後を絶ちません。特に初めて会う場合には、自...
内藤みか 2021-09-02 06:00 ラブ
“恋愛したい”と思う既婚女性は要注意!隠れた心理&落とし穴
 好きな人と結婚したはずなのに、なぜか「また、恋愛がしたい」と思う人がいます。そんな人は「相手にバレなければいいだろう」...
恋バナ調査隊 2021-09-01 06:00 ラブ
彼からテキトーに扱われてない? 大切にされない女性の特徴
 オトナな関係になって恋愛が前に進まない——。そんな女性の恋の悩みを聞いていると、毎回彼の家に行ってご飯を作ったり、尽く...
若林杏樹 2021-09-01 06:00 ラブ
言葉は不要? 大人が告白なしで付き合う理由4つ&デメリット
 本来、恋愛は告白してから付き合い始めるのが一般的。でも、大人になるにつれて、「告白なしで付き合う」ということも増えてく...
恋バナ調査隊 2021-08-31 06:00 ラブ
厄介…“マウンティング彼氏”の4つの特徴&困ったときの対処法
 せっかく彼氏ができたのに、その彼が実は「マウンティング彼氏」だったら少々厄介。そこで今回は、マウンティングする彼氏の4...
恋バナ調査隊 2021-08-31 06:00 ラブ
職場で振られた後どうすればいい?上手な接し方&乗り越え方
 失恋の中でも特に辛いのが、職場の人に告白して振られたり、別れたりした時でしょう。失恋後も仕事相手として接したり、顔を合...
恋バナ調査隊 2021-08-30 06:00 ラブ
恋愛上手は仕事上手♡ 3つの理由&恋愛強者から学ぶスキル
 よく世間では、「恋愛上手は仕事上手」と言われますよね。一見関係のなさそうな「恋愛」と「仕事」ですが、実はこれ、多くの人...
恋バナ調査隊 2021-08-30 06:00 ラブ
男性が思わずOKする♡ LINEでのデートの誘い方5つのポイント
 男女の恋愛を進展させるのに欠かせないLINE。出会ったあと、LINEでどのようなやりとりをするかが、その後の2人の関係...
恋バナ調査隊 2021-08-29 06:00 ラブ
自分では何ひとつ考えず…夫の“質問攻め”に嫌悪感を抱く妻
 男女の関係では、交際相手や配偶者の態度に悩む人も少なくありません。愛し合っている男女間でも、価値観や物事の判断には個人...
並木まき 2021-08-28 06:13 ラブ
とにかく妻を怒らせたくない…不機嫌な妻に恐怖心を抱く夫
「冷酷と激情のあいだvol.53〜女性編〜」では、なんでも自分に質問してくる夫に嫌悪感を抱き始めた妻・Yさんの苦悩をご紹...
並木まき 2021-08-29 06:06 ラブ