春じゃないのに鼻ぐじゅ…「秋の花粉症」におすすめの対策【専門家監修】

コクハク編集部
更新日:2023-09-21 06:00
投稿日:2023-09-21 06:00

3. 花粉症の症状を軽減!おすすめ対処法3選

 花粉症の症状を軽減するための、おすすめの対処法を3つご紹介します。

3-1. 花粉がつきにくい素材の服を選ぶ

 花粉症がつらい時期には、綿やポリエステルの素材でできた服を選びましょう。これらの素材の服は、生地の表面が滑りやすいため、花粉がつきにくくなります。

 反対に、ウール素材の服は表面の凹凸が多く、静電気が起きやすいため花粉が付着しやすくなります。

 花粉が多く飛んでいる時期には、ウール素材の服は控えるのがおすすめです。

3-2. バランスのよい食事

 花粉症対策におすすめの食材は、ヨーグルトやキムチなど乳酸菌を多く含む発酵食品や、食物繊維を多く含むきのこ類やごぼうなどです。

 花粉症は免疫機能が過剰反応により起きるため、腸内環境をよくして、免疫機能を整えるのに役立つ食材を摂りましょう。

 また、カカオポリフェノールDHAやEPAは、花粉症の症状を和らげる効果が期待されています。これらの成分を多く含むアジやイワなどの青魚や、チョコレートもおすすめです。

 一方、香辛料などの刺激物は、鼻の粘膜にある毛細血管を刺激して花粉症が悪化する可能性があります。アルコールも血管を広げる効果があるため、これらの食材や飲料は避けた方がいいでしょう。

 バランスのいい食事で、健康的な生活を目指しましょう。

3-3. 部屋の換気と掃除

 適度に部屋の換気を行い、室内の花粉やほこりをためないようにしましょう。花粉症がつらいからと部屋を閉め切っていると、室内に花粉やほこりがたまってくる可能性があります。

 換気するときは、レースのカーテンを閉めたまま、窓を少しだけ開けると外からの花粉の流入を減らすことができます。

 また、髪の毛やほこりにも花粉は付着しているため、花粉症のシーズンは普段以上にこまめなブラッシングや部屋の掃除を心がけましょう。

コクハク編集部
記事一覧
コクハクの記事を日々更新するアラサー&アラフォー男女。XInstagram のフォローよろしくお願いします!

ビューティー 新着一覧


【専門家監修】心を健康に! 自己肯定感を上げるセルフコンパッション術
 彼女の名は、えりの。女性の心を癒すためにはじめたサロン「コクハク」のオーナーで、界隈では「えりのボス」の愛称で知られ、...
奇抜とは限らない!40代加齢のドヨーン顔回避に「アシメ前髪」はいかが
 左右非対称の「アシメ前髪」は、少し個性的で奇抜だというイメージを持っている人もいるかもしれませんね。ましてや、若い子が...
ガタガタ眉でも諦めない!たった2分で誰でも左右対称の美眉になれるテク
 眉毛メイク、左右対称に描けていますか?  筆者は、メイクの中で眉毛に一番時間がかかってしまい、なかなか納...
チョロっと出てたら恥部!鼻毛のお手入れ頻度は?抜いたらダメ??
 日常生活で、見られたら絶対に恥ずかしいのが「鼻毛」です。見られた本人も恥ずかしいし、見てしまった人も指摘しにくい! で...
【2023年人気記事】尿のニオイでわかるサインと対処法(専門家監修)
 2023年は「コクハク」をご覧いただき、誠にありがとうございました。反響の大きかった記事を再掲載します。こちらの記事初...
【2023年人気記事】たかがパンツされどパンツ、30年ぶりのTバックで…
 あけましておめでとうございます。2023年は「コクハク」をご覧いただき、誠にありがとうございました。反響の大きかった記...
サマンサタバサ、4℃大量閉店 エビちゃんOL系が令和世代にウケない背景
 これも時代か…。かつて若者の人気ブランドだった「Samantha Thavasa(サマンサタバサ)」の経営危機が報じら...
31歳女が勇気を出して「人生初まつげパーマ」に挑戦してみた
 恥ずかしながら、30代になってもまつげパーマをした経験がありませんでした。そんな私がまつげパーマに挑戦したきっかけは、...
自分の顔見てぎょ!「まぶたのたるみ」すっきり見せるケア&メイク法
 自分の顔を鏡で見たとき「アイメイクしているのに目元に元気がない…」と感じたことがあるアラフォー、正直に挙手!  そ...
意外と見られてる!“愛の証”キスマークの消し方と隠し方…安心してつけて
 大好きな彼との熱い時間に、ついてしまったキスマーク…。会社に行くのも気まずいし、友達に見られるのも嫌! と悩む人もいる...
盛りブラよりスポブラ! 貧乳40女が直面したブラジャー問題
 自他ともに認める貧乳です。ええトシこいて、あばら浮いてます。  よって筆者のブラジャーは盛り重視。「寄せて上げる」ど...
おならが臭う、げっぷが出る!【医療専門家監修】腸活から知るセルフケア
 彼女の名は、えりの。女性の心を癒すためにはじめたサロン「コクハク」のオーナーで、界隈では「えりのボス」の愛称で知られ、...
廃盤になったら外出できない!? 40代美容家愛用「底見えコスメ」厳選2品
 物価高に苦しむ今は「本当に使えるもの」に厳選して、コスメ選びをしたい人も増えていますよね。  40代のメイクでは、ア...
「膣が乾いて痛い…」40代、夜の生活で実感した老い問題どうしてる?
 40代女性の悩みの一つとして、「夜の生活で感じる老い」があります。若い頃とは違い、老いを感じはじめる年齢でもありますよ...
双子級にそっくり!レブロンがボビィブラウンの名品ハイライターを食った
 話題のコスメや、広告でよく見かける化粧品や日用品。「webでよく見るあの商品、本当にイイの?」「買ってみたいけれど、口...
そのふらつきは脳の病気?自律神経の乱れ?【医療専門家監修】5つの整う
 彼女の名は、えりの。女性の心を癒すためにはじめたサロン「コクハク」のオーナーで、界隈では「えりのボス」の愛称で知られ、...