東出昌大、「福田村事件」での好演光る
東出昌大(35)の評判が爆上がり中です。
現在、映画「福田村事件」(森達也監督)に出ており、宣伝を兼ね、ぼちぼちとテレビにも出演。それがかつてのイメージとは違うワイルドイケメンになっているからもうたまりません。髭フェチの私も鼻息が荒くなるほど大興奮です。
参考までに、「福田村事件」というのは、1923年9月6日の関東大震災直後、福田村(現・千葉県野田市)で起きた、香川県からの行商団15人のうち、幼児や妊婦を含む9人が地元の自警団に虐殺された実際の事件であり、それをもとに映画は作られました。
決して愉快な映画ではありませんが、デマや風評におどらされるのは、100年前も今も変わりません。映画は今を生きる私たちへの警鐘でもあります。
モテイケメンの面目躍如
東出が演じるのは、船頭の倉蔵。日焼けし、筋肉質な力強さを感じさせる肉体につい目がいってしまいます。
そんな極上の肉体を女たちが見逃すわけがなく、戦争で夫を亡くした未亡人(コムアイ)らと関係を持ちます。村イチのモテイケメン、艶っぽいシーンはお手のもの。プライベートでの修業がちゃんと生きています。
「5時に夢中!」で語ったこと
「福田村事件」はこのあたりにして、その宣伝で「5時に夢中!」(TOKYO MX)に出てきた東出の魅力を少々。
北関東の山小屋を拠点に生活しているという東出。テレビもなく、電機は電球1つと冷凍庫が1台。ガスはなく、薪を焚いて火をおこすとか。
流行りのひとりキャンプは帰る家がありますが、彼には山しかありません。
「肉は山で獲ります。魚は川で釣ります」と狩猟生活について語り、牛一頭、自分でさばくというから凄い。
話を聞けば聞くほど、パリに生活を置いたオサレ元妻とは180度違う暮らしぶり。そりゃウマくいくわけがない、と思ったりして。
「這いつくばって生きていたい」
なんでも気さくに本音で語る東出。番組の最後に、出演者や視聴者からその人柄も含めて、絶賛されると、「怖い怖い怖い。地に落ちているんですけど、イメージなんていうのは。変に上がると怖いんですよ。這いつくばって生きていたい」とどこまでも謙虚。
今の世の中、優しいイケメン俳優はそこらへんに転がっていますが、牛1頭丸ごとさばけるイケメン俳優は東出昌大くらいのもの。
その野趣あふれる佇まい、これからの映画やドラマに欠かせない人物になるに違いありません。
東野昌大、応援宣言!
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