天然ヘアカラー剤「ヘナ染め」の末路は? 知っておくべきデメリット5つ

キレイ情報ラボ ライター女子部
更新日:2023-09-29 06:00
投稿日:2023-09-29 06:00
 おしゃれのためのヘアカラーと必要に迫られてする白髪染め、どちらもアラフォーにはおなじみです。こんなに続けて髪が傷まないか心配で、天然ヘアカラー剤のヘナ染めに興味を持っている人もいるのでは?
 一見、髪や地肌によさそうな印象ですが、ヘナ染には知っておかなければ後悔するデメリットもあるんですよ。

知っておくべきヘナ染め5つのデメリット

 天然ヘアカラーと聞くと良いイメージを抱きますが、実際にはどんなデメリットがあるのでしょうか。

1. 施術時間が長い

 ヘナ染めは、通常のカラーと比べると施術に倍近くの時間がかかってしまうデメリットがあります。

 毎月のように白髪染めをしている人にとっては、かなりの時間ロス。家事・育児・仕事と毎日忙しく過ごしている女性には、絶えがたい時間でしょう。

2. 理想のカラーに染まらない

 ヘアカラー剤はさまざまな種類があり、カラーもバリエーションが豊富ちょっとしたニュアンスの違いも表現でき、理想通りの色に仕上げられます。

 しかし、ヘナ染めは理想通りの色に仕上がるとは限りません。元の髪色によっても色の出方が変わってきます。白髪しか染まらないので、髪全体を明るくするには不向きです。

3. 独特の匂いがする

 ヘアカラー剤のツンとする匂いもイヤですが、ヘナ染めにも草のような独特の匂いがあります。植物由来の成分のため、人によっては畳の匂いに感じるかも。

 この匂いが苦手だと施術時間が辛いものに。施術後も数日髪に匂いが残るのをイヤがる人も多いです。

4. 白髪染めほどしっかり染まらない

 ヘナ染めの効果は、白髪染めの様に一度でしっかり出るものではありません。最初の染めでは、白髪をぼかす程度。

 その後、染めを繰り返していくことで、だんだん効果が実感できるようになります。「すぐに白髪を隠したい」と思っている人は、物足りなさを感じるでしょう。

5. 天然のものだけど、アレルギーが出ることも

 ヘナ染めは「植物由来だから安心」と思っていませんか? 植物由来といってもジアミン塗料が含まれており、アレルギーが発症する可能性があります。

 植物性だからといって、誰でも100%安全とは限りません。心配な人は、施術前にパッチテストするのがおすすめです。

キレイ情報ラボ
記事一覧
ライター女子部
女性のキレイを応援するラボ。メイク、スキンケア、バストケア、ヘアケア……など、役立つ情報をピックアップしてお届けします♡

関連キーワード

ビューティー 新着一覧


U-2000円のセルフまつ毛パーマで「サロン以上の満足度」ってマジ? 不器用女が苦戦した“ある工程”
 話題のコスメや、広告でよく見かける化粧品や日用品。「webでよく見るあの商品、本当にイイの?」「買ってみたいけれど、口...
今さらですが「ボトックス注射」って何。目尻、眉間のシワを一撃!?【目元の美容医療に定評ある女医が解説】
 イートップクリニック院長の増田えりかと申します。この連載では美容医療“若葉マーク”の方々に向けて、テッパンの不安や疑問...
えっ、麻酔は? 40女が「大手美容クリニック」でヒアルロン酸をぶち込んで驚いたこと
 今年3月、ほうれい線治療のためにヒアルロン酸を入れてきました。ヒアルロン酸の持続期間は1年から1年半。注入前よりほうれ...
タイパ抜群! 忙しい40代こそ実践したい「ながら美容」5選
 肌の乾燥、たるみ、シミ、シワ、ボディラインの崩れ…。30代までは何もケアをしなくても保てた美しさが、40代になると一気...
求心顔って何?老けてみえる? 3つのメイクテクで遠心顔っぽくごまかす
 最近よく聞く「求心顔」と「遠心顔」。「私は求心顔らしいけど、イマイチどういう意味なのかわかってない」「求心顔は老けて見...
辛口だなぁ…。20代男性に聞く「一緒に仕事をしたくない40代のリップメイク」完全再現&改善方法
 ビジネスシーンにおいて、リップメイクは印象を大きく左右する要素の一つです。40代女性の無意識メイクが、20代男性に「一...
美容医療で人気の「ハイフ」丸わかり!【気鋭の敏腕女医解説】どこまで変われる?痛くないの?
 はじめまして! イートップクリニック院長の増田えりかと申します。突然ですが、美容医療にどんなイメージをお持ちですか? ...
一重まぶたさんのメイクのお悩みに…個性を生かして可愛く盛るコツ4つ
 切れ長でシャープな印象を与える一重の女性。ミステリアスで魅力的ですが「メイクすると腫れぼったい印象になってしまう」と悩...
夏の暑さに負けない体を作ろう! お家でできるおすすめ有酸素運動4選
 猛暑日が続く夏に、屋外でのウォーキングやジョギングは危険な場合があります。特に女性は、紫外線も気になって運動不足になり...
髪の毛パサ子で10歳も老けて見られた!“シャンコン&ドライヤー”基本のお手入れに3つの+α【薬剤師監修】
 彼女の名は、えりの。女性の心を癒すためにはじめたサロン「コクハク」のオーナーで、界隈では「えりのボス」の愛称で知られ、...
「鏡を見てもやる気出ない…」自分磨きのモチベをアップさせる対処法5つ
「アラフォーにもなって見た目を磨いたところで、何になるんだろう…?」「自分が思っている以上に周りは自分に興味がないはずな...
40代でも胸は大きくなる? 垂れるのはまだ嫌!アラフォー世代向け「美胸キープ術」【薬剤師監修】
 彼女の名は、えりの。女性の心を癒すためにはじめたサロン「コクハク」のオーナーで、界隈では「えりのボス」の愛称で知られ、...
40代でもチュールコーデを楽しむ!“赤ちゃんおばさんみたい”って…残念エピ&オバ見え回避術
 おしゃれ好きには市民権を得た感のあるチュール素材ですが、40代女性としては「甘すぎるコーデになりそう」「オバ見えしない...
ピルは避妊薬だけではない。まだまだ誤解ばかりのピルの効能と「ホルモンバランスの乱れ」
 彼女の名は、えりの。女性の心を癒すためにはじめたサロン「コクハク」のオーナーで、界隈では「えりのボス」の愛称で知られ、...
顔の輪郭たるたる、ぼや~ん。アラフォーから始めるシェーディングのコツ&失敗例
 アラフォーになってから痛感する肌悩みが、たるみで輪郭がぼやけて見える問題です。そこで大事になるのが「シェーディング」。...