金木犀の香りが空前のブーム!甘く懐かしくアンチエイジングに運気UPも

斑目茂美 開運花師
更新日:2023-10-11 06:00
投稿日:2023-10-11 06:00

お祭り騒ぎのブーム到来

 とある量販店に行った時のことです。入り口付近に黄金色の商品ばかりが並び、遠巻きに見ると店舗全体が黄金色に輝いてみえる。なにやら、めっちゃ縁起が良さそうな雰囲気……。

 その色の正体はなんぞやと確かめに近づくと、「秋の香りの花」がモチーフになったルームフレグランスや芳香剤、シャンプー、ボディクリームなどがずらりと陳列されておりました。

 特に今年はこの黄金色の秋の香りの花にまつわる商品が増えた気がします。

 女性店員さんたちもあまりの壮観さに「いいねー!」と自画自賛。でもって、「縁起がいいぞー!」と彼女たちの背中から声で後押しする変な客(ワタクシ)……。

 今回は秋にアツい花、「ノスタルジックでエモい香りは金木犀」の解説でございます。

ユニセックスな香り

 ハイブランドの香水や高級サロンで使用されるボディ・ヘアケア製品、アロマオイルや手頃な価格帯の入浴剤や洗剤などなど、驚くほど金木犀の香りの商品が増えました。

 昭和世代のワタクシにとって金木犀は学校の外トイレの横に植ってた、やたら香りの良い花木のイメージですが、それでも香りと花の可愛らしさは魅力的で、姿は見えずとも秋風に乗って漂う甘美な香りに季節の訪れを感じていたものです。

 2年ほど前に放送された、凪良ゆうさんの小説「美しい彼」が原作の、やたらと美しいイケメン男子2人の同名BLドラマにもどハマりしましたが、その中でも「キンモクセイ」は超重要アイテムでした。

 大ファンである高橋文哉氏にいたっては「金木犀の香りがすると思ったら文哉くんがいた」だなんて、ドラマ共演時にバッサー本田(本田翼ちゃん)から言われておりました。

 アレかい? 金木犀はZ世代やミレニアム世代のイケメンにはキテルのかぃ?? と思い、昭和世代のオバちゃんだけど「文哉氏と同じ香水を」と探したら、世の中、金木犀の香りだらけでわかりませんでしたw。

 甘いけれど、甘すぎない。女性でも男性でもイケるいい香り。いつまでもずーっと嗅いでいたい嫌味のない金木犀の香りは老若男女問わず、心を奪われるのでございます。

運気を上げる香り

 オレンジ色の可愛らしい小さな花が枝に密集して咲く金木犀は、秋の香りのド定番。沈丁花(ジンチョウゲ)、梔子(クチナシ)とともに日本の三大芳香木として知られています。

 そもそも良い香りのする花は邪気を払い、運気を上げるといわれますが、特に金木犀の強い香りは仕事運を上昇させ、金運を呼び込むとか。

 加えて、忘れてはいけないのが「アンチエイジング」の効果が期待される点。心をリラックスさせ、安眠を誘い、体内において抗酸化作用が期待されるというお得感満載なのが、金木犀です。

 花は茶葉に入れて「桂花茶」にしたり、生薬として不眠や血圧、胃炎などにも効果があるといわれています。花を焼酎付けにし水割りで飲めば、ご利益満点。

斑目茂美
記事一覧
開運花師
半導体エンジニアを経て花業界に転身。イベント・ホテルなどの装飾も手がける生花店を営む傍ら、コンテストで優勝・入賞を重ね、雑誌・新聞等に作品を発表する。神奈川各所にて花教室を開催。障害者支援も花で実践。悩ましくも素敵なお客様を「花」で幸せへと導く道先案内人。ブサかわ猫店長「さぶ」ともに奮闘中。Facebookやってます。

ライフスタイル 新着一覧


大学中退で最終学歴は高卒…自身のキャリアは子育てで消滅?
 ステップファミリー6年目になる占い師ライターtumugiです。私は10代でデキ婚→子ども2人連れて離婚→シングルマザー...
友達に「縁を切られた」時こそ見直すべき5つのことがある
 人間関係は、大人になればなるほど難しくなるものです。「仲が良い」と思っていた相手から、突然冷たい態度を取られて「縁を切...
2022-12-12 06:00 ライフスタイル
∞(無限)にかわゆい♡にゃんたま見ーっけ!神ショット!!
「にゃんたま」とは、猫の陰嚢のこと。神の作った最高傑作! 去勢前のもふもふ・カワイイ・ちょっとはずかしな“たまたま”を見...
つまずいた時、自分ひとりで立ち上がれる?2022.12.11(日)
 北海道で暮らす、まん丸で真っ白な小さな鳥「シマエナガちゃん」。動物写真家の小原玲さんが撮影した可愛くて凛々しいシマエナ...
リモートワーク中に意識ブッ飛んでない?眠い原因と賢い対策
 コロナ禍で一気に増えたリモートワーク。でも、「会社でならテキパキ仕事をこなせるはずなのに、家だととにかく眠い!」と悩ん...
「子供っぽい大人」の対処法 完全オミットの前に試してみて
 人にはそれぞれ個性があり、性格も異なりますが、年齢を重ねるごとに成長するものです。しかし、最近は「子供っぽい大人」が増...
「生きづらさ解消」の糸口は? 幼少期の褒められ体験にあり
 みなさんは自分がどんな子供だったか覚えていますか? 活発だった、運動が苦手だった、人見知りだった。いろいろあるとは思い...
ミニマリストが気になる!「物を減らすこと」の意外な利点
 徐々に社会に浸透してきた「ミニマリスト」の生活。気になるという人も多いですよね。物が溢れた時代だからこそ、本当に必要な...
寒い季節は「おうち時間」を極めるいい機会 2022.12.8(木)
 北海道で暮らす、まん丸で真っ白な小さな鳥「シマエナガちゃん」。動物写真家の小原玲さんが撮影した可愛くて凛々しいシマエナ...
ぷっくりひげ袋がかわいい“たまたま”わんぱくなお顔をパチリ
「にゃんたま」とは、猫の陰嚢のこと。神の作った最高傑作! 去勢前のもふもふ・カワイイ・ちょっとはずかしな“たまたま”を見...
バックパンツ丸出しで赤っ恥!勝負の同窓会でやらかし失敗談
 懐かしい同級生と再会できる同窓会ですが、楽しい時間を過ごした人ばかりではありません。中には、同級生をドン引きさせてしま...
大人になって誕生日の意味が変わってきた 2022.12.7(水)
 北海道で暮らす、まん丸で真っ白な小さな鳥「シマエナガちゃん」。動物写真家の小原玲さんが撮影した可愛くて凛々しいシマエナ...
切り花が「長持ちする場所」ってどこ?遠ざけたい意外な天敵
 自宅用のデイリーユースだけでなく、冬のイベントやお歳暮シーズンなのでお花がとても売れます。 「切り花を長持ちさせ...
「稼ぐ派vs節約派」の主張 どっちの方がお金が貯めやすい?
 あともう少し、自由に使えるお金がほしいと思った時、あなたは「稼ぐ派」ですか?「節約派」ですか? 今回はそれぞれの意見を...
青空猫集会に突撃!サービス満点“たまたま”の完璧ポージング
「にゃんたま」とは、猫の陰嚢のこと。神の作った最高傑作! 去勢前のもふもふ・カワイイ・ちょっとはずかしな“たまたま”を見...