ハロウィンの新顔!小粒な「ソラナムパンプキン」は枝にぶら~んぶら~ん

斑目茂美 開運花師
更新日:2023-10-18 06:00
投稿日:2023-10-18 06:00

ソラナムパンプキンって何ですか?

 そんなハロウィンカボチャにも若干の変化が。台頭して販売されているのが「ソラナムパンプキン」というオレンジ色が濃い小さなカボチャのような植物です。

 枝並みに固い茎にいくつもの小さなカボチャがくっつき、こう言っちゃなんですが、本物のカボチャより使いやすく、なんだかかわいい。店頭で1本500円くらいで売られております。

 別名「花ナス」とも呼ばれ、いわゆる観賞用のナスでござんすな。同じ仲間でも数種ございますが、ソラナムパンプキンは赤や黄色、オレンジ、緑と色鮮やかなかわいらしいまん丸の実がついております。

 カボチャ自体は長期間保存可能でも、アレンジするためにナイフを入れて加工した途端「命短し」になってしまいますが、ソラナムパンプキンは本体でなく茎をカットしていることで丸々と使えるばかりか、用途も幅広く、挙句の果てにはドライフラワーにもなってガチで重宝します。

 今流行りのドライフラワーアレンジメントにもうってつけ! サンクスギビングデイ(感謝祭)も視野に入れたドライフラワーのリースやアレンジメントにも、濃いオレンジ色でメッチャかわいい形がアクセントになります。

鉢物としても育てられる

 そんなソラナムパンプキン、今季販売終了に向け、ただいまラストスパート中。気になるアナタ、ゲットするならお早めに。

 ドライフラワーにするには、逆さに吊るすも、実を茎から外してそのままにするもよし。陽の当たらない風通しの良い場所に置かれた方が無難でございます。実に傷があると腐る原因にもなりますので、お気をつけくださいませ。

 また、ご自分で育ててみたいというアナタ。鉢物としても売られておりますが、耐寒性がないため、一年草扱いでございます。実をそのまま種として育てることも可能です。

 土もたいして選ばず、こぼれ種で勝手に芽が出て、初夏には花が咲いたこともございました。つまりは自然に任せても大丈夫。

 切り花として、鉢物としてハロウィンには欠かせない逸品に昇格間近! チェックしてみてくださいませ!

 まもなくお楽しみのハロウィンでございます。家族や親しい友人と祝う楽しいパーティーを彩る花が良い仕事をしてくれますことを……遠いお空の向こうから応援しておりますよ~。

斑目茂美
記事一覧
開運花師
半導体エンジニアを経て花業界に転身。イベント・ホテルなどの装飾も手がける生花店を営む傍ら、コンテストで優勝・入賞を重ね、雑誌・新聞等に作品を発表する。神奈川各所にて花教室を開催。障害者支援も花で実践。悩ましくも素敵なお客様を「花」で幸せへと導く道先案内人。ブサかわ猫店長「さぶ」ともに奮闘中。Facebookやってます。

ライフスタイル 新着一覧


大谷の“一平ちゃん騒動”で不安 友人との金銭トラブルQ&A~弁護士解説
 ドジャースの大谷翔平(29)の専属通訳を務めていた水原一平氏(39)が、違法賭博に関与したとして球団から今月20日、電...
【スナック超入門編】どんな場所?若葉印のホステスが実感する5大特徴
 みなさんは、そもそも「スナック」がどんなところかご存知でしょうか?  キャバクラやガールズバーとは何が違うの?...
高級クラブのホステス→ギャラ飲み嬢に 面識なしで突然10万円ギフトが…
 経営者や著名人、人気のインフルエンサーも利用する「ギャラ飲み」なるサービスって知っていますか? 東京都内のみならず、全...
「正しくないこと」が「美しくない」とは限らないと知った
 北海道で暮らす、まん丸で真っ白な小さな鳥「シマエナガちゃん」。動物写真家の小原玲さんが撮影した可愛くて凛々しいシマエナ...
松田聖子まさかの中大法学部を卒業! 通信制の学び直しで成功する人は?
 先日、歌手の松田聖子さん(62)が中央大学法学部の通信教育過程を卒業したことが話題になりました。近頃、通信制大学で学び...
瞬き厳禁! 春到来の歓びを表現する黒“たまたま”を見逃すな
「にゃんたま」とは、猫の陰嚢のこと。神の作った最高傑作! 去勢前のもふもふ・カワイイ・ちょっとはずかしな“たまたま”を見...
スタレビの名曲が聞きたい!仏教と深い関係のある「木蓮」とその仲間たち
 猫店長「さぶ」率いる我が愛すべきお花屋は、ただいま卒業式や送別など春特有のイベント仕事で、いつにも増して花まみれの毎日...
“炎上常連”麻生さん級の「ルッキズム失言」していませんか?
 最近、よく耳にするのが「ルッキズム」という言葉です。政治家や芸能人が、何気なく言った一言で「ルッキズム発言だ」と叩かれ...
女の敵は女だから?忘れた頃にぼっ発する「専業主婦論争」をガチで考える
 セックスレスやセルフプレジャー、夫婦の在り方などをテーマにブログやコラムを執筆しているまめです。  X(旧Twi...
職場の同僚ランチが苦痛すぎる…一人の時間を確保する4つの冴えた処世術
 業務内容へのストレスより、職場でのランチタイムが苦痛という人は多いですよね。正直、仕事で疲れているのに、休憩時間まで同...
離婚→シンママになり、心底よかったこと4つ 我慢は美徳っていつの話?
 世間では、離婚してシンママになった女性に対して「かわいそう」「大変そう」といったイメージがあるかもしれません。  で...
春まであと少し?
 残雪の甲斐駒ヶ岳を背にすっかり葉も落ちた葡萄畑  春まであと少しが意外と長い
春のお花と記念撮影にゃ! ウサギみたいなしっぽの“たまたま”
 きょうは、ウサギ君みたい! しっぽの短いにゃんたま君に出逢いました。  しっぽが短い猫は長い猫と比べると、臆病で...
ほっこり癒し漫画/第70回「すぷりんぐファミリー」
【連載第70回】  ベストセラー『ねことじいちゃん』の作者が描く話題作が、「コクハク」に登場! 「しっぽのお...
男と女の物語、だからこそ「娚」の当て字が使われた
 知っているようで意外と知らない「ことば」ってたくさんありますよね。「女ことば」では、女性にまつわる漢字や熟語、表現、地...
「場所代は200円いただくわ」堅実というかケチ!名目別に徴収するママ友
 ママ友と仲が良いといっても、子どもありきの関係。価値観や金銭感覚など、すべてが合うとは限りませんよね。  中には、マ...