喪中はがきが届いたら? 寒中見舞い等で相手に心を伝えるためのマナー集

コクハク編集部
更新日:2023-11-18 06:00
投稿日:2023-11-18 06:00
 年末が近づいてくる頃、突然「喪中はがき」が届いて慌ててしまった人もいるはず。
 特に、日本の季節やイベントにまつわるマナーは難しいと、苦手意識を持っている人も多いですよね。
 今回は喪中はがきが届いたらどう対応すればいいのかや、喪中にまつわるマナーをご紹介します。大人の女性として最低限のルールをチェックしておきましょう!

届いたらどうするかの前に…そもそも喪中はがきってなに?

 そもそも「喪中はがき」とは、身内に不幸があった人が、「喪に服しているので、新年の挨拶は控えます」と相手に知らせるための挨拶状をいいます。

 喪中はがきには「死を悲しみ、慶事に関わる気持ちではない」という意味と、「死による不浄がほかの人に移らないように家にこもります」という意味があるようです。

 そのため、喪中はがきが届いたら、届いた側も年賀状を出さないのがルールです。

喪中はがきが届いたらどうしたらいいの? 対応方法

 続いては、喪中はがきが届いたら、どう対応すればいいのかを見ていきましょう。!

1. 「寒中見舞い」を送る

 喪中はがきが届いた時、年賀状を送らないだけではなく、何か励ましの言葉をかけてあげたいと感じる人もいるでしょう。

 こういった場合には「寒中見舞い」を送る方法があります。

 寒中見舞いを送るのは、年が明けた1月7日以降〜立春までの期間。

 年始の挨拶にかえて、哀悼の意を伝えるために送ります。また、喪中はがきが届いた時点ですでに年賀状を投函してしまった場合は、お詫びの言葉も添えて送ると良いでしょう。

2. 「喪中見舞い」を送る

 寒中見舞いは、年明けて1月7日以降に出すのがルールなので、中には「間が開いてしまうのが気まずい」「すぐに声をかけてあげたい」と思う人もいるはず。

 そういった場合は、「喪中見舞い」を送る方法もあります。

「喪中見舞い」とは、寒中見舞いと違ってすぐに返信してもいいため、間を明けずにお悔やみの言葉を伝えられます。

 また、お線香やお供物などを一緒に送れるので、相手により気持ちが届くでしょう。

コクハク編集部
記事一覧
コクハクの記事を日々更新するアラサー&アラフォー男女。XInstagram のフォローよろしくお願いします!

関連キーワード

ライフスタイル 新着一覧


オトナになっても残る呪縛!「長女をやめたい」と感じた瞬間&苦労あるある
 姉妹(きょうだい)で何番目に生まれたかどうかは、その後の生き方に大きな影響を及ぼしますよね。それぞれの立場でメリット・...
雨上がりの公園、誰にも大切な時間がある 2023.8.11(金)
 おのおのが好きな姿勢で好きなように過ごす人とハト。  近すぎず、離れすぎず。ほどよい距離感ってある。  会...
ペットボトルの炭酸水で考えてみた 物の価格・人の価値は「環境」次第!
 みなさんは“自分の価値”について悩んだ時はありますか? 職業柄と性格のせいで、私はけっこう考え込んでしまうタイプなので...
季節到来・台風や大雨が「大地震」の引き金になる研究も…相関関係は?
 九州・沖縄地方に大きな被害をもたらした台風6号に続いて、お盆休み真っただ中の14日近辺に強い勢力で関東上陸の可能性が高...
のんびりと見せかけて…カメラバックを守る“たまたま”警備隊
「にゃんたま」とは、猫の陰嚢のこと。神の作った最高傑作! 去勢前のもふもふ・カワイイ・ちょっとはずかしな“たまたま”を見...
輸入ものに強い「カーニバル」初体験!高OFF率狙い 2023.8.10(木)
 前々から気になっていたグルメキッチンマーケット「カーニバル」。カルディ、成城石井、ジュピターコーヒーなどの“競合”で輸...
テッパンはなに? お世辞を言われた時の上手な返し方【職場・友人編】
 お世辞を言われた時、皆さんはどのように返事をしていますか?「お礼を言うべきなのか、否定をするべきなのか、イマイチ反応に...
屋外の鉢植え植物をレスキュー!灼熱地獄から守る「正しい置き場所」は?
 観測史上最高気温の更新上げ幅がエゲツなく「地球沸騰化時代到来」なんて言葉、聞けば聞くほど恐ろしいとしか言いようがござい...
そろそろ散髪の時期かな? 2023.8.9(水)
 北海道で暮らす、まん丸で真っ白な小さな鳥「シマエナガちゃん」。動物写真家の小原玲さんが撮影した可愛くて凛々しいシマエナ...
無意識ポロリしてない? 今すぐ直したい「人に嫌われる相づち」4選
 話していて相づちが鼻につく人っていますよね。相づちの仕方は癖や習慣になっているケースが往々にしてあり、もしかしたらあな...
新幹線で帰省中、ヤバい親子に遭遇!「お互い様」の解釈について考える
 ステップファミリー6年目になる占い師ライターtumugiです。私は10代でデキ婚→子ども2人連れて離婚→シングルマザー...
安らかに眠れる日は来るのだろうか 2023.8.7(月)
 多くの犠牲と哀しい歴史があった。その事実と人々を決して忘れないと誓った。  いまの僕らは、次の時代に平和を託した...
兄貴に挨拶しなきゃ…ビビりなシンメトリー“たまたま”を激写
「にゃんたま」とは、猫の陰嚢のこと。神の作った最高傑作! 去勢前のもふもふ・カワイイ・ちょっとはずかしな“たまたま”を見...
薄毛ネタは反則ですよね…めんどくさっ!返信に困った「自虐LINE」3選
 自虐ネタはその場を和ませるトークテクの1つ。ですが、相手を困らせてしまうケースもあります。今回は、皆の“対応に困った自...
生きてるだけで偉い! ゆるい人生に胸を張る 2023.8.6(日)
 北海道で暮らす、まん丸で真っ白な小さな鳥「シマエナガちゃん」。動物写真家の小原玲さんが撮影した可愛くて凛々しいシマエナ...
改めてリスキリングって何? 話題の理由&40代女性におすすめ分野
 AIの発達でどんどん人間の仕事が減っていく中、40代女性の間で「リスキリング」が話題になっています。とはいえ、まだリス...