男性同士は褒め合わない?男女で全く違う「褒め文化」の話

おくげちゃん 漫画家・イラストレーター
更新日:2023-11-24 06:00
投稿日:2023-11-24 06:00
 先日、友だちが彼氏とケンカして家出し、我が家にやってきました。とにかく怒ってたので話を聞くと、「私は彼氏を褒めるけれど、彼氏には褒めてもらえない」のが主な原因。
 そういえば昔、スナックでママが“褒め”に関する男女の差について話をしていまして……。

女性同士は“褒め合う文化”があるけれど…

 

 

 

”褒め合う”のが平穏さのカギかも?

 昔、スナックでとあるお客さんが「男はいつも褒められたいんだよ」と話していました。そりゃそうですよね、誰だって褒められたいに決まってます。

 私なんか家事スキルが低いので、掃除機かけたとか、洗い物をしたとかで毎度「えらかったねー!」って褒められたいくらいです。

 でも話をよく聞くと、ちょっと違和感。というのは、そのお客さんは「自分は褒められたいけれど、相手を褒めることはしない」と言ってるんですね。

 すると、ママが「それだわ」と話し始めました。

男性同士は褒め合わない?

 要約すると、女性社会にはお互いに”褒め合う”文化があるのに対し、男性社会にはそれほどないんだそう。

 女性同士は、友だちのメイクがかわいいとか、服のセンスがいいとか、髪が綺麗とか当然のように褒めますよね。

 友だちに会ったら、二言目には相手を褒めてる気がしませんか?

 そして「ありがとう! あなたの〇〇もステキね~」って褒め返される。この女性にとってはごく自然な流れが、男性同士にはほぼ皆無だそうです。

 確かに、男性って何かを褒めても「ありがとう」で終わる人のほうが多いかも……。

 性差があるのは重々承知の上で、この褒め合う文化は男性にも照れずに取り入れてほしいと思います!

 この週末、みなさんも身近な方とぜひ褒め合ってみてください。

登場人物紹介

コミ:どろんぱの人気ホステス。お客さんからもママからも信頼される姉御肌だが、酒乱なのが玉にきず。

マキさん:どろんぱのナンバーワンホステス。出勤日数は少ないが、誰よりも稼いで颯爽と帰って行く。3人の子持ち。

おくげちゃん
記事一覧
漫画家・イラストレーター
酒呑みまんが家。ふしぎで妖しい話を描いています。就活が嫌すぎて3年間ドイツに逃亡するなど放浪癖あり。京都市出身、東京在住。水商売歴10年。XInstagramでは毎日漫画を更新中。実績などはこちら

関連キーワード

ライフスタイル 新着一覧


「鉛筆なめなめ」「セクハラはやめて」悲しきおじさんビジネス用語3選
 会社に勤めている人なら、50代以上のおじさんたちが「おじさんビジネス用語」を使っているのを聞いたことがあるかもしれませ...
経験は「ナマモノ」…感情も感度も“錆びた大人”になっていませんか
 人生において経験は重要ですよね。これから先の未来や、あるいは後輩たちを助けられるかもしれません。  だけど昔の経験に...
あなたにとっての「過去」はいつ? 過去を閉じ込めた空間で
 過去という言葉の意味が広すぎて、思い浮かべるイメージがまったく違うと気づいた。  ある人は自分が小さかった頃を、...
奢り奢られ問題…リュウジ氏にもう港区くるなよ?の反論、私達が学ぶこと
 ネットを大いに騒がせた「奢り奢られ問題」。料理研究家のリュウジ氏のSNS投稿が火種となり、多くの意見が寄せられました。...
15キロ太ったからつまんないの? “サイズ44”に教えられた自分の本音
 2度の出産と加齢と腰のヘルニアを経て、5年をかけて15キロ太りました。実はそれについては人が思うほどは気にしていない…...
5年に1度の逸材にゃ!ノーブルすぎる“たまたま”に思わず合掌
「にゃんたま」とは、猫の陰嚢のこと。神の作った最高傑作! 去勢前のもふもふ・カワイイ・ちょっとはずかしな“たまたま”を見...
「出世したくない人」激増のナゼ 共通する特徴と4つの理由に妙に納得…
 令和の今、社会人の中でも「出世したくない」と考える人が非常に増えているようです。少し前まではどうにかして出世してやろう...
ハロウィンの新顔!小粒な「ソラナムパンプキン」は枝にぶら~んぶら~ん
 まもなくハロウィン。猫店長「さぶ」率いる我が愛すべきお花屋さんに、今年も大きなパンプキンが店頭を占拠する季節がやってま...
26歳ギャラ飲み女子の貯金額は3000万円!昼はOL、非港区系の堅実生活
 経営者や著名人、人気のインフルエンサーも利用する「ギャラ飲み」なるサービスって知っていますか? 東京都内のみならず、全...
いくつになっても、誰かに褒められるのはやっぱりうれしい
 北海道で暮らす、まん丸で真っ白な小さな鳥「シマエナガちゃん」。動物写真家の小原玲さんが撮影した可愛くて凛々しいシマエナ...
出産を機に中途半端なキャリアに…今にマッチした働き方は?
 先日X(旧Twitter)で、米ハーバード大学教授のクラウディア・ゴールディン氏がノーベル経済学賞を受賞したニュースを...
シンデレラ城より“我が城”が好き!LINEが示すめんどくさがりやの実態
 めんどくさがりやの人は、できるだけ身動きしないで済むように、いろいろな方法を駆使し、少しでも楽な生活を追求していますよ...
水しぶきの向こうに見えた太陽 長く暑かった季節を偲んで
 次の季節に向かうとき、少し寂しくなるのはなぜだろう。  高3の夏の終わりに自分の手でプールのカギを閉めたときとは...
パーフェクト“たまたま”の精悍&クールな眼差しに痺れちゃう
「にゃんたま」とは、猫の陰嚢のこと。神の作った最高傑作! 去勢前のもふもふ・カワイイ・ちょっとはずかしな“たまたま”を見...
発達障害グレーゾーンの長男が憎い…ある一言で私の何かがプツンと切れた
 ステップファミリー6年目になる占い師ライターtumugiです。私は10代でデキ婚→子ども2人連れて離婚→シングルマザー...
出産で疎遠に…結婚後に態度が変わる女友達の特徴&無理しない付き合い方
 学生時代に仲の良かった女友達も、結婚した途端に疎遠になってしまったというのはよくある話です。どうせなら、結婚しても長く...