誠実なダサ男、写メも無頓着…ダンチな彼に不満な35歳インフルエンサー

並木まき ライター・エディター
更新日:2023-12-30 06:00
投稿日:2023-12-30 06:00
 男女の関係では、交際相手や配偶者の態度に悩む人も少なくありません。愛し合っている男女間でも、価値観や物事の判断には個人差があります。ひとつの出来事への解釈や目的が、男性と女性では異なる場合もしばしば。男性と女性では、夫婦のあり方への認識が大きく異なる場合も少なくありません。
 魑魅魍魎(ちみもうりょう)な人間模様分析を得意とする並木まきが、そんな男女の“冷酷” と“激情”のあいだを垣間見るエピソードをお届けします。

副業でインフルエンサーをしているけど…

 35歳の希美さん(仮名)は、副業としてインフルエンサーをしています。

 現在付き合っている恋人のコウジさん(仮名)は、5歳年上の40歳とのこと。

「インフルエンサーと言っても超有名なわけではなく、月に数万〜10万円ほどの収入を得ています。

 SNSでは30代前半を装っていて、ライフスタイルや美容に関する発信をしているのですが…。

 交際半年になるコウジさんが、あまりにも私のSNS運用に非協力的なので、このまま付き合っていていいのか迷っているところです」

恋人はSNSに興味ゼロの地味キャラ

 ため息まじりにこう話す希美さん。

 聞けば、コウジさんはSNSアカウントを持たないタイプで、誠実かつ地味な性格だとか。

 俗っぽい男性に疲れていた希美さんは、そんなところに惹かれてお付き合いを決めたそうですが、あまりにもライフスタイルが異なることに気づき、最近ではデートもストレスが多いとのこと…。

写真のセンスが皆無

「私の写真を撮ってもらおうと思っても、構図や光の入り具合に無頓着すぎて…。

 とてもじゃないけれど、SNSには載せられないような写真ばかり撮るんです。

 加工してももとの写真が悪すぎるから、使いものにならないんですよ。

 シャッターのタイミングがおかしいから、表情も変なのばかり。短足に見えたり太って見えたりすることも…。

 おまけに、景色が変なところで切れている写真も多くて、コウジに写真を撮ってもらうたびにイラつきます」

並木まき
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ライター・エディター
元市議会議員・時短美容家(一般社団法人 時短美容協会・代表理事)の肩書きを有する。20代から見聞きしてきた魑魅魍魎(ちみもうりょう)な人間模様への分析を活かし、美容や恋愛に関するコラムを中心に、さまざまな媒体に寄稿。
Instagram公式HP

日刊ゲンダイ掲載「あの人は今」
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/geino/277865

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