更新日:2024-01-05 13:08
投稿日:2023-12-29 06:00
まずい! ターゲットが照明を落とそうと
それを思うと、女としての快楽を再び味わえるのだと、肌熱が上がって呼吸も乱れてしまって…。しかし、
――少し暗くしようか?
達也さんが私の髪を撫でたあと、ベッドパネルの照明に手を伸ばしたんです。
――待って!
思わず声を上げていました。
――えっ? ダメかな?
――あ…明るいほうが好きなの。達也さんのエッチな顔もいっぱい見たいし…。
――なんだ…波子さんは見かけによらず、大胆だな。
キスのうまさに感じる余裕と経験値の高さ
そう笑った唇がゆっくりと接近し、私の唇をふさいできました。
――ンン…。
柔らかな唇がゆっくりと蠢いていきます。歯磨き粉のミントの風味が唾液と混じり合い、とてもセクシーな気分に包まれました。男の人の分厚い唇やチクチクする髭の感触は久しぶりです。
それ以上に、キスが上手だと感心してしまったんです。唇を押しつける力加減や舌を差し入れてくるタイミング、スローなテンポが、達也さんの余裕と経験値の高さを感じさせました。
同時に、焦らされている感があってすごく気持ちいいんです。思わず任務を忘れてしまいそうになるほど…。
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