〆ラー卒業のアラフォーに!「かに鍋&水炊き」缶のススメ

コクハク編集部
更新日:2024-01-16 06:00
投稿日:2024-01-16 06:00
 お酒を飲んだ後、人はなぜラーメンが食べたくなるのでしょうか? アルコールに浸った体が脂と塩分を欲しているのか…。
 人間ドックで看護師さんに体重増加を指摘された筆者、40代を目前にして「そろそろ摂生しないと」と考え始めました。

40代目前で〆ラーメンを卒業

 飲んだ後は、その足でラーメン屋に突入してしまうタイプです。なんなら背徳感ついでに餃子や唐揚げも頼んでしまいます。

 そんな筆者も30代後半に入り、いよいよアラフォーの仲間入り。食欲は衰えていないのですが、同じ量を食べても太りやすくなった気がしています。

 さらに新たな問題は、お酒を飲んでシメにラーメンを食べた「翌朝」。胸やけとまでいかなくても、どうもすっきりしないんですよね。

 そういえば、この前の人間ドックで看護師さんに「産後の体重増加ペースが早い」と指摘されたばかり…。これを機にシメのラーメンを“卒業”することにしました。

自販機で発見した「かに鍋」と「水炊き」

 〆ラー卒業を宣言したものの、帰り道には誘惑があるわけです。

 先日の飲み会の帰り、乗換駅の改札内のラーメン屋さんを見ないようにして歩いていたところ、気づいたら向かいの回転寿司のカウンター席に座っていました…。

 体に染みついたこれまでの習慣を突然変えるのは、なかなか大変(汗)。

異様(?)な存在感を放っていたのは…

 そんな時、駅の自販機で「かに鍋スープ」と「博多 水炊きスープ」なるものが売っているのを見つけました。

 一瞬、脳がバグりそうになりましたが、確かに「かに鍋」と「水炊き」。しかも「雑炊仕立て」と書いてあります。

 リアルな「かに鍋」と「水炊き」の写真がデザインされていますが、もちろんこれがそのまま入っているとは思っていません。

 むしろ、それでいい。いや、それがいい! 飲んだ後って最後に残ったスープのほうが飲みたかったりしますし。

「きっとこれこそが〆ラーに代わる存在に違いない!」と自販機のボタンを押して、どちらも購入。

缶スープの気になるお味

 まずは「かに鍋」からいただきます。トロっとしたスープはしょうゆベースで、かすかに野菜の風味も感じられます。

 かに鍋で一緒に煮込んだ野菜のダシが“出てる感”があってなかなかリアル。薄味なので、かにの風味もしっかりと感じられます。

 続いて、「水炊き」もいきましょう。

 鶏のエキスがしみ出した濃厚な白濁スープは冬にたまらないやつ! 水炊きのお店に行くと最後に残ったスープをお雑炊にしてくれますよね? あの味が再現されています。

 こちらもかすかな野菜の味がします。かに鍋より塩気が強く、ピリッとした柚子胡椒もいいアクセントになっています。

お酒を飲んだ帰りに飲むのなら…

 どちらもおいしかったのですが、もし比べるとすれば、お酒を飲んだ後のシメという意味では「水炊き」に軍配でしょうか。

 しっかりした鶏の旨味とほどよい塩気が、お酒を飲んだ帰りの「しょっぱい&脂っぽいモノをほんの少し」というワガママな欲求を叶えてくれます。

 缶の底には粒の食感の残ったお米も入っていて、ほどよく小腹も満たされます。お腹に固形物が入るからか、ホットコーヒーなどを飲むより体の温かさが持続する気もします。

 内容量185gの小さめサイズのわりに満足感もありますが、それぞれ「水炊き」15カロリー「かに鍋」10カロリーなので、シメにラーメンを食べるよりもはるかにヘルシー。お値段140円なのでお財布にも優しいです。

 この缶スープは駅のホームをはじめ、いろんな自販機に置いてあるので、もし見かけたら試してみてくださいね!

 ※どちらかしか置いていない自販機もありました。

(編集M)

コクハク編集部
記事一覧
コクハクの記事を日々更新するアラサー&アラフォー男女。XInstagram のフォローよろしくお願いします!

ライフスタイル 新着一覧


書店パトロール空振り?いや、逆ヤバ!文具女子博の雑誌付録は使い方∞
 慌ただしい年末年始で雑誌付録をチェックできていなかったな〜と書店をパトロールしました。  ピンとくる雑誌の付録が見つ...
Amazon1位の白湯用マグカップは“以外”でも大丈夫? 販売元に聞く
「Amazonベストセラー1位」のオレンジ色のワッペンよ、なぜこうもわたしの購入意欲をかきたてるのか…。「知らんがな!」...
ありがたい幸運お年玉! 激レア縞三毛猫の“たまたま”に合掌
「にゃんたま」とは、猫の陰嚢のこと。神の作った最高傑作! 去勢前のもふもふ・カワイイ・ちょっとはずかしな“たまたま”を見...
絶対買い!運気満タンなシンピジュームは手軽価格&ランなのに寒さに強い
 年末のお歳暮商品として人気の高い「シンピジューム」の花鉢ですが、実は切り花としてもスゴイんだとか。華やかで可憐な見た目...
【開運&金運UP】日本三大金運神社・安房神社のお参りで、ご利益が!
 日本三大金運神社とは、山梨県富士吉田市・新屋山神社(あらややまじんじゃ)本宮・奥宮、石川県白山市・金劔宮(きんけんぐう...
便利家電を使いこなすお婆ちゃんが教えてくれたこと
 北海道で暮らす、まん丸で真っ白な小さな鳥「シマエナガちゃん」。動物写真家の小原玲さんが撮影した可愛くて凛々しいシマエナ...
虫歯1本に治療費100000円!? ベラボーな額を請求される米国の高額治療費
「アメリカに住んでます!」 と聞くと、日本にはないキラキラした素敵な生活を思い浮かべる人は多いのではないでしょうか。 ...
2024-02-26 19:02 ライフスタイル
子どもの友達に「ばあば」と間違えられたショック! 高齢出産の後悔4つ
 世間では、高齢出産する人がとても増えていますよね。晩婚化が進んだ背景や、不妊治療が保険診療になった変化も大きいでしょう...
日本海から吹きつける風の中、黙々と歩く少年たちが愛おしい
 早朝にも夕方にも見える空の色、学生服の少年少女、ミラーに映る電車。  どこか非現実的な景色は、まるで中村宏の絵画...
おんにゃの子の匂いに夢中!“たまたま”君の恋が実るといいな
「にゃんたま」とは、猫の陰嚢のこと。神の作った最高傑作! 去勢前のもふもふ・カワイイ・ちょっとはずかしな“たまたま”を見...
親バカ上等!いうて夫よりマシかも?子どもの可愛すぎるお手伝い失敗談
 子どもはいつだって、ママを助けたい、褒められたい、役に立ちたいと思っていますよね。だから、小さい子どもはママを喜ばせよ...
惚れてまうやろー!彼氏より気が利くChatGPTに「好き」について聞いた
 知っているようで意外と知らない「ことば」ってたくさんありますよね。「女ことば」では、女性にまつわる漢字や熟語、表現、地...
ほっこり癒し漫画/第65回「パカラパカ、春のひとみにタツノオトシゴ」
【連載第65回】  ベストセラー『ねことじいちゃん』の作者が描く話題作が、突然「コクハク」に登場! 「しっぽ...
恐怖の親知らず抜歯!30女が超ビビりながら人生初抜歯した話
 皆さんは親知らずがまだ生えていますか? 筆者は30代になってもすべての親知らずが生えたままです。  歯は大切にしてい...
千代田区民は“勝ち”だよね。通勤ラッシュを知らない自分は上流階級層の女
――『東京の中心に暮らす、ということ』…なんてね。  鈴木綾乃の頭の中にマンション販売のコピーのような、そんな言葉...
え…? 優雅な御茶ノ水ママ友会をブチ壊した、地方出身者の悪気ない一言
 御茶ノ水駅が最寄りの持ち家に住む薬剤師の綾乃。2歳年上の夫・孝憲と4歳の娘・香那と3人家族で余裕ある生活を送る彼女は、...