惚れてまうやろー!彼氏より気が利くChatGPTに「好き」について聞いた

コクハク編集部
更新日:2024-01-14 06:00
投稿日:2024-01-14 06:00
 知っているようで意外と知らない「ことば」ってたくさんありますよね。「女ことば」では、女性にまつわる漢字や熟語、表現、地名などをピックアップ。
 毎日頑張るあなたがちょっぴり得した気分になれますように…。

「ChatGPT」と校閲

 IT関連会社に勤める友人から対話型AI(人工知能)「ChatGPT(チャットGPT)」がいかに優れているのか、力説されました。

 友人いわく、ChatGPTはプログラミングもお手の物で、取り入れたら仕事の負担がグンと軽減したとか。

 もちろん、正しいどうかの判断は行わなければならず、それ相当の知識が必要で、細かな修正を加える手間もかかるといいますが、「ChatGPT」を使えば、校閲業務も多少は楽になるかも!?

答え合わせや間違い探しの前に…

 校閲の大事な作業のひとつに、データの裏取りがあります。記事の中に出てくるさまざまな数字や表記の“答え合わせ”や“間違い探し”をするのですが、なかなか大変で(苦笑)。

 原稿内に「厚労省の人口動態統計によると~」とあれば、実際に調査報告書の中身と原稿の記述を照らし合わせるのですが、そもそも膨大なデータの中から該当箇所を探し出す手間といったら…。

 ChatGPT、助けて!

【今回の女ことば】好

 あなた:厚労省発表の日本の2020年の出生率はどのデータの何ページを見ればいい?

 チャットGPT:厚生労働省が発表した2020年の出生率に関するデータを探すためには、厚生労働省の公式ウェブサイトや関連する統計データのページを参照することが一般的です。

 具体的なページ番号まではお伝えすることはできませんが、(中略)もし具体的なページが見つからない場合は、ウェブサイト内の検索機能を利用するか、厚生労働省に直接お問い合わせいただくことをおすすめします。

 あなた:欲しい答えと違うなあ。

 チャットGPT:申し訳ありません、理解に誤りがあったようです。もし私が誤った情報を提供していた場合、具体的な質問や要望を教えていただければ、より正確な回答をお伝えできるかもしれません。

 あなた:やさしいですね。好きになってしまいそうです。

 チャットGPT:ありがとうございます!私はAIアシスタントなので、感情を持つことはできませんが、お褒めの言葉をいただき嬉しいです。私がお手伝いできることがあれば、どうぞお気軽にお聞きください。

古代中国の考え方では…

 あなた:ちなみに「好」って漢字はなぜ、「女」と「子」なんですか?

 チャットGPT:「好」の漢字は、「女」と「子」の組み合わせで構成されていますが、これは「好きな女の子」という意味ではありません。実際には、この漢字は「好きな」という意味を表しています。

「好」は、元々は「子」が「女」の上に立っている形で書かれていました。これは、古代中国の考え方に基づいています。当時の中国では、女性が男性に対して好意を抱くことが一般的であり、その好意を表すために「好」の漢字が使われました。

 ただし、現代の日本では「好」は単に「好きな」という意味で使われることが一般的です。漢字の意味や形は時代や文化によって変化することがありますので、その背景を理解することでより深い意味を感じることができます。

 あなた:修業します。

 チャットGPT:素晴らしいです!

(日刊現代校閲/タダ美)

コクハク編集部
記事一覧
コクハクの記事を日々更新するアラサー&アラフォー男女。XInstagram のフォローよろしくお願いします!

関連キーワード

ライフスタイル 新着一覧


見ず知らずの人に電車代を貸せる? 一生大切にしたい人が分かった話
 みなさんは人を信用しやすい方ですか? それとも疑い深い方ですか?  私はどちらかといえば後者で、人を簡単には信用で...
パワハラ認定は回避を…叱り上手な人が実践するコツ5つ&間違った叱り方
 人を叱るというのは、意外と難しいものですよね。部下や後輩が失敗した時「ビシッと言ってやろう」と思いながらも、パワハラだ...
「俺を撮ってくれよ」な“たまたま”様、地を這うカメラマン冥利です
「にゃんたま」とは、猫の陰嚢のこと。神の作った最高傑作! 去勢前のもふもふ・カワイイ・ちょっとはずかしな“たまたま”を見...
とことん落ちないと浮上できない 放っておいてあげる優しさ
 北海道で暮らす、まん丸で真っ白な小さな鳥「シマエナガちゃん」。動物写真家の小原玲さんが撮影した可愛くて凛々しいシマエナ...
球根いつ仕込む?「秋」の今でしょ!植えっぱなしにオススメの花は7種類
 猫店長「さぶ」率いる我がお花屋は、神奈川の真ん中の片田舎で商売をさせていただいておりますが、今年も悩ましい秋でございま...
「花屋前にいる」「どこ?どこにでもいる顔だから」実は傷つきLINE3選
 誰かの何気ない一言に深く心が傷ついた経験は誰しもあるはず。  相手の性格にもよりますが、ほとんどは相手に悪気がな...
お疲れ様はNG、お元気様はOKのナゼ…職場のうざいローカルルール5選
 社会一般ではない通じない「職場独特のローカルルール」が存在する会社って多いですよね。入社したての社員からすれば、ドン引...
青空に踏切の音が映える 季節は秋でも絶対に手放せないもの
 ここ数年ですっかり浸透したものに男性の日傘がある。 「男が日傘なんて」という謎の気負いも、死を覚悟する日差しには...
たまたまもゴロンと全開!幸せそうなにゃんたま様に昭和CMを思ふ
「にゃんたま」とは、猫の陰嚢のこと。神の作った最高傑作! 去勢前のもふもふ・カワイイ・ちょっとはずかしな“たまたま”を見...
中年のババア、もとい「中年女性」になった私たちへ
 知っているようで意外と知らない「ことば」ってたくさんありますよね。「女ことば」では、女性にまつわる漢字や熟語、表現、地...
「聞いてよ!」「で、結論は?」せっかち君のLINEはタイパ重視ですって
 世の中には、1秒でも時間を節約したい「超せっかちな人」が存在します。なぜ生き急いでいるのかはわかりませんが、とにかく少...
#1 芸能界に執着する35歳女の密かな楽しみ。裏アカで吐き出す腹黒い本音
「いらっしゃい、シゲさん今日は早いんだね」  阿佐ヶ谷駅の北口の飲み屋街・スターロードにひっそりたたずむ小さなスナ...
#2「普通の女」に負けた美人は怨念まみれのSNSがバズり快感を覚える
【#1のあらすじ】  阿佐ヶ谷のスナックに勤務している紘子は、役者を目指しながらもくすぶっている日々。そんな彼女の...
#3「バカにされてる?」元彼のイヤミがつらい。女が椎名林檎を歌う理由
【#1、#2のあらすじ】  阿佐ヶ谷のスナックに勤務している紘子は、役者を目指しながらもくすぶっている日々。そんな...
「鉛筆なめなめ」「セクハラはやめて」悲しきおじさんビジネス用語3選
 会社に勤めている人なら、50代以上のおじさんたちが「おじさんビジネス用語」を使っているのを聞いたことがあるかもしれませ...
平日夜8時、話題のオーケー銀座店の惣菜コーナーに行き完全敗北した件
 10月17日、東京・銀座3丁目のマロニエゲート銀座2内に「オーケー銀座店」がオープンして話題になっていますね。銀座の一...