「ワイン居酒屋新幹線」はいかがですか?
私のような“飲兵衛さん”の間で話題になっているテレビドラマ「#居酒屋新幹線2」(TBS系)の放送が始まり、新幹線内での至福の一杯に共感している方々もいらっしゃることでしょう♪
同番組では眞島秀和さん演じる主人公のサラリーマンが、日帰り出張の帰りに自分へのご褒美として自ら厳選した地酒とおつまみに舌鼓。新幹線で自分だけの最高の“居酒屋タイム”を過ごすわけですが、ワインラバーとしては、ぜひ「新幹線でワイン♪」の扉も開いていただきたい!!
エキチカ・エキナカコンビニを侮るなかれ
「でも新幹線じゃグラスがないから、おいしくワイン飲めないでしょ! そもそもビールや酎ハイみたく缶で売ってないでしょ?」との皆様からのお声がすぐ届きそうですが…そんなことはございません!
駅ビル・駅構内のコンビニを侮るなかれ!! お仕事帰りや旅の移動中を、これまでとは一味も二味も違う気分にさせてくれる至福の「一缶」をご紹介します♪
赤、白、泡…どれがベストか問題
駅構内のコンビニには、プラスチック製の小さなカップ付きの赤ワインや白ワインが売られているところもあります。
うーん…確かにこのカップがあれば新幹線内でも飲めるは飲める…。
でもやっぱり、泡のないスティルワインは、ワイングラスに入れてスワリング(グラスをくるくると回し、香りや味わいの変化を楽しむこと)しながら飲まないと、おいしさも半減しちゃう!
どうせなら新幹線内でも妥協することなく、ワインを味わいたーーーい!!!
と、常日頃から思う私は、スワリングする必要のない“泡もの”を探します。スパークリングワインの場合、スワリングしちゃうと“命”でもある気泡がすぐ抜けちゃいますからね!
チリ産のスパークリング!
で、今回のお供は、東京駅構内に点在するコンビニエンスストア「NewDays」で販売されている、ボトル缶に入ったチリ産の泡。『プティモンテリア スパークリング』(税込378円)に決定~!
ひとりで飲み切るにはちょうどいい290mlで、ガラス瓶ほど重たくないので持ち運びにも便利です。
もちろんおつまみも一緒に購入して、いざ自分だけの空間、“ワイン居酒屋新幹線”のスタ~ト!(笑)
気になるお味は…
スクリューキャップを開けると、プシュッとやさしい音を発しながらライムやグレープフルーツなどのフレッシュな香りがボトル缶から出てきました♪
樽香も入っていて、わざわざワイングラスに入れずとも鼻を近づければ本来の香りを楽しめます。コーヒーのボトル缶のように飲み口部分が大きめ(広め)につくられていないので、気泡や香りが抜けにくいのもうれしいポイント。
さてお味はいかほどか…。
まさに贅沢極まりなし。やわらかい気泡が口中で弾けて、爽やかな果実味のフレイバーがスッと鼻を抜けていく…。
柑橘系フルーツの酸味と甘味が見事に調和しバランスも素晴らしい、やや辛口のスパークリングワインです。
このおいしさが新幹線で味わえるとは…期待以上の満足感!!
何でもござれ、おつまみ選びに困らない
それも納得。調べてみると、国際的にも非常に信憑性が高く世界で最も名誉あるワインコンクール「インターナショナル・ワイン・チャレンジ」で昨年、奨励賞を受賞していました!!(驚)
こんな本格的なスパークリングワインが新幹線で楽しめるなんて…。ワインラバーとして歓喜の1本です♡
ちなみに、これまでもこのコラムでお伝えしてきたように、甘口以外のスパークリングワインのおとも(ペアリング)は、何でもござれ。
同じコンビニで手に入るチーズやナッツ、ビーフジャーキーやスナック菓子はもちろん、さまざまな味付けの駅弁やサンドイッチにもよく合うので、おつまみ選びに困らないスグレモノです!
お仕事帰りの疲れた身体に、素敵な旅のおともに。スパークリングワインで、今まで感じたことのない優雅な移動タイムはいかがですか♪
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