松本人志いわく、「矛盾」ではなく「成長」
かの松本人志さんも、かつての自分の発言との矛盾をツッコまれた過去がありました。
1994年の松本さんの著書『遺書』では、結婚したり家族を持ったりすることを真っ向否定していましたし、40歳ぐらいで引退するとも発言していました。が、彼が結婚して授かった子を溺愛し、60歳になっても現役を続けていたのは御存じのとおり。また、かつて映画は撮らないと明言していましたが、映画監督として4作品も発表しています。
松本さんは、かつての発言との矛盾について、2014年のテレビ出演時に「人間って成長していく生き物ですからね。考え方とかはどんどん変わっていっていい方向にいく」と持論を展開していたのです。
松本さんいわく、前と言っていることややっていることが変わっているのは、「矛盾」ではなく「成長」だというわけですが、このロジックにケンティー様の言動を当てはめると、圧倒的なスピードで成長したにすぎないことがわかるでしょう。
“価値観アップデート”の天才
一般人の感覚では、ついこの間、男女の友情は成立しないと断言していたのに、熱愛報道の相手を友人だとコメントしたのは、めちゃくちゃ矛盾しているし、ただの苦しい言い訳に聞こえるのも無理はありません。
けれどそれは、“価値観アップデート”の天才であるケンティー様の成長スピードに、凡人な我々大衆がついていけていなかっただけ。
『グータンヌーボ2』の収録が昨年12月だったと仮定しても、たった1カ月ほどで真逆の考え方になっているわけですが、これは矛盾していると非難されるべきことではなく、“価値観アップデート”のプロフェッショナルとして称賛されるべきことだったのです。
今後もケンティー様は「ダブスタ」、「二枚舌」、「軸ブレブレ」、「キャラ崩壊」、「前言撤回男」なんて批判にも負けず、“価値観アップデート”のスピード感をどんどん早めていってくれるのではないでしょうか。
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