フェラチオを要求されて
――どうしたの?
彼は私の苦痛など全く気にかけないように、聞いてきたのです。共感力に欠けているのか、男のプライドなのかはわかりません。
――アソコがひりついて痛いの…ごめんなさい。
さすがに耐えきれず、打ち明けました。すると、彼はあっさり告げてきたんです。
――今日は調子がノラないな。悪いけど、口でしてくれない?
――えっ?
私は言葉を失いました。私の体をいたわるより先に、フェラチオを要求してきたんです。さも、自分は悪くないと言わんばかりに…。
――…わかった。オクチでさせて。
痛みよりはマシだと思い、起き上がって彼の勃起に顔を近づけたんです。そのまま咥えようとした私に、
――ゴムは外してね。
彼は当然のように言ってきます。
――も、もちろんよ…。
私は言われるまま、生の勃起を頬張り、舌を絡めました。
――おお、やっぱりナマはいいな。ちょっと強めにしゃぶって。
「えずく顔がエロい」とノド奥まで
彼の手が私の髪を撫で、またしても股間にグッと押し付けてきたんです。無理やりノド奥まで咥え込まされ、私が『オエッ』とえずくと、
――えずく顔がエロいな。もう一度、見せて。
彼の手が再び私の頭を押し付け、私はもう一度ペニスを頬張らされたんです。亀頭の先端がノドの粘膜に触れ、再度『グエッ』とえずいてしまって…。
――純也さん、許して…えずくのは苦しいの。
涙目で言いました。
――しょうがないな。じゃあ、普通のフェラでいいよ。セックスできなかったんだから、丁寧にやってね。
あまりにも無情な言葉でしたが、私は従いました。
(彼に快楽を与えなくては捨てられる…もしかしたら、奥さんとヨリを戻されるかも…)
そんな恐怖もよぎりました。夫と別居の私にとって、それだけは避けたかった。男の人に抱かれたい、いつまでも女でありたい気持ちが強かったんです。
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