アラフォーになっても親と喧嘩…実は根が深い? 4大原因とトラブル回避術

コクハク編集部
更新日:2024-03-05 06:00
投稿日:2024-03-05 06:00

アラフォーで親と喧嘩しそうになった時の対処法

 続いては、親と喧嘩しそうになった時の対処法を見ていきましょう。

1. 感情的にならない

 まずは、親に対して怒りを覚えた時に、感情的にならないよう自分を自制するスキルを身につけましょう。相手の文句や理不尽な態度を「本気で真正面から受け取る」と、当然、臨戦態勢になってしまいます。

「きっと事情があるんだな」「老化して怒りっぽくなったのかな」と、気楽に捉えるよう意識するだけで、感情的になるのを抑えやすくなります。

2. 否定せずに一旦共感する

 否定的な言葉をかけると、途端に喧嘩はヒートアップします。親としても「長年生きてきた」という自信があるので、人生を否定された気分になるからです。

 どんなに理不尽なことを言われても、まずは「そう思ったんだね。まあ、そうだよね、嫌だよね」と、まずは嘘でもいいから共感してあげましょう。

 その上で「でも、こういう考えもあるかもしれないよ」と、ゆっくり説明するだけで、かなりの喧嘩が減るはずです。

3. 余裕をもってから会う

 どんな人でも自分に余裕がないと人にイライラしやすくなりますよね。そのため、できるだけ自分の心に余裕がある状態で会うほうが喧嘩になりにくいのが世の常。

 特に介護などは、こちらの状況など関係なくサポートしなければいけないので難しいでしょう。会う前にゆっくりお茶を飲んでから行く、前向きな言葉を心に唱えてから会うなど、少しでもエネルギーをチャージしてから会うだけで、喧嘩は減るはずです。

アラフォーでの親との喧嘩…自分が変われば必ず変化する

 ご紹介した対処法は、具体的な問題の根本解決にはならないでしょう。でも、こちらの態度を「相手に寄り添う姿勢」に変えていくことで、必ず相手にも変化が現れます。

 そうすれば、根本的な問題に対しても、親の理解が得られるかもしれません。

 親子喧嘩を完全になくす必要はありませんが、捉え方を変えれば親子喧嘩は減らせるでしょう。

 

コクハク編集部
記事一覧
コクハクの記事を日々更新するアラサー&アラフォー男女。XInstagram のフォローよろしくお願いします!

関連キーワード

ライフスタイル 新着一覧


ポンコツ商店会「結束力・帰属意識の低さを痛感する」の巻。氏神様の参拝を企画しても参加者は2割以下…
 本コラムは、地元の“幽霊商店会”から「相談がある」と言われ、再始動の先導役を担う会長職を拝命することになったバツイチ女...
年上が払う、おごる文化はご勘弁! 割り勘会計で気持ちよくいきませんか
 女性なら誰でも通る茨の道、更年期。今、まさに更年期障害進行形の小林久乃さんが、自らの身に起きた症状や、40代から始まっ...
わが職場にも「承認欲求が強い女」ご降臨。偉い人ホイホイ? 痛すぎる6つの特徴
 職場にウジャウジャと潜んでいる、承認欲求モンスター女。あのモンスターたちがやることはみんな似通っているのが摩訶不思議。...
花粉飛散してるってよ!花粉症自覚歴3年の40代婦人が健康管理に投入する“三種の神器”で症状軽減なるか
 東京都は先週17日、8日からスギ花粉の飛散が始まっていた(!)と発表しました。例年が2月上旬~中旬のなか、1カ月ほど早...
「夫に近づきたくない!」年末年始9連休で痛感した“一人になれる空間”の大切さ。自室ナシ主婦が実践すること
 セックスレスやセルフプレジャー、夫婦の在り方をテーマにブログやコラムを執筆している豆木メイです。
“たまたま”の戦いごっこを特等席で観戦中! カッコよすぎて目が離せない
「にゃんたま」とは、猫の陰嚢のこと。神の作った最高傑作! 去勢前のもふもふ・カワイイ・ちょっとはずかしな“たまたま”を見...
「港区の遊びはやり切った!」アレン様を待ち受けにするギャラ飲み女子、私生活で各界有名人を総ナメ
 経営者や著名人、人気のインフルエンサーも利用する「ギャラ飲み」なるサービスって知っていますか? 東京都内のみならず、全...
あなたのものは私のもの!? 「友達を奪う女」の心理と対処法…略奪対象は彼氏だけじゃない
 自分の仲が良い友達を奪う女に悩んでいる方、必見! 今回は友達を奪おうとする女の心理と対処法を解説します。  人の男を...
聞こえてくる音は…
 長いトンネルの中を歩く。  かすかな音も振動となって耳に入り込み、心を震わせた。
【女偏漢字探し】「妹」の中に紛れ込んだ漢字は?(難易度★★☆☆☆)
 知っているようで意外と知らない「ことば」ってたくさんありますよね。「校閲婦人と学ぶ!意外と知らない女ことば」では、女性...
LINE界隈の地味な嫌がらせ、どう撲滅する? 先輩部下からの休日鬼電、八方美人なママ友、嫉妬する女友達…
 地味〜に嫌がらせをしてくる相手、どう対処するのが正解なのでしょうか? 今回はLINEで受けている“地味な嫌がらせ”を3...
FILAの冬物ウエアが1点1500円って…!ゴルフ用品店で掘り出し物ゲット、親孝行が叶った♡【福袋衣類編】
 お正月は実家近くのゴルフショップへ福袋を買いに行くのが毎年恒例となっています。父はそこで毎年福袋を購入しその1年間着倒...
グループLINEで嫌われる人には特徴があるらしい。職場、ママ友、同窓会…やらかしていませんか?
 グループLINEが苦手で、気を遣いながら適度な距離感で参加している人は多いようです。でもなかには、空気が読めなさすぎて...
“雑談”はカネになる!生まれて60ウン年、「下ネタ」に磨きをかける男がたどり着いた境地
 コミックや書籍など数々の表紙デザインを手がけてきた元・装丁デザイナーの山口明さん(64)。多忙な現役時代を経て、56歳...
「デパコスじゃないんだ」って、メイクや美容でもマウント取りたいのね…。賢くかわす方法は?
 女性社会では、相手にマウントをとることで自分を優位に立たせようとする人が多いですよね。  今回は、メイクや美容に関し...
「人生楽しまないと損」メンタルにシビれる、憧れるゥ! イケオジたちの好感度爆上がりLINE3選
 世間的に「おじさん」にカテゴライズされる生き物には、頑固で気難しいイメージがあるかもしれませんが、同じおじさんでも「イ...