石原さとみ主演「Destiny」3話に賛否!元彼との“裏切りキス”はええの?

コクハク編集部
更新日:2024-04-26 06:00
投稿日:2024-04-26 06:00

「Destiny」第3話で物議を醸すシーンとは

 石原さとみ(37)主演のドラマ「Destiny」(火曜夜9時、テレビ朝日系)第3話で描かれたあるシーンが物議を醸している。石原演じる主人公で検事の西村奏と元恋人の野木真樹(亀梨和也)が、12年ぶりに恋心が再燃しキスするシーンだ。

 ここで簡単にドラマのあらすじを追ってみる。

 奏にとって真樹は初恋の相手。同じ大学の法学部に通いながらラブラブの日々を過ごしていたが、仲間のひとりが交通事故で亡くなり、現場に居合わせた真樹は姿を消す。そして2人は自然消滅状態に…。

 奏は真樹への思いを完全に断ち切れぬまま、医師の奥田貴志(安藤政信)と2年の同居中。奏と奥田の婚約を知った真樹は、「いいな、奏と結婚か」などと揺さぶり…。で、互いの恋心が再燃し、盛り上がったという展開だ。

《心に嘘はつけないね》

 SNSでは《奏も真樹ももう35歳よね? 学生時代の初恋を引きずる気持ちはわかるけど、2年寄り添った今彼を簡単に裏切るのは理解できない》といった批判の声もあったが、《いいなぁ奏と結婚か…そう言われちゃ、たまらんね》《安藤政信を選んだほうが幸せなのは頭ではわかっているのにね 心に嘘はつけないね》《私が奏でもわかっていても行ってしまう 奏の気持ちがわかった第3話でした》などと、複雑な恋心を理解し、支持する投稿も散見されるのだ。

初恋相手や“思いくすぶる”元彼を選ぶ女性は幸せになれる?

 実際のところ、初恋、あるいは嫌いになって別れたのではない元彼を選ぶ女性は幸せになれるのか。

 恋愛コンサルタントの小森華代氏は「あるあるです」とこう続ける。

「大恋愛の末に結ばれた好きな相手と仕事や環境の変化が原因で別れてしまった場合、何年経とうが『幸せを生み出してくれた人』として脳裏にインプットされ、悪い思い出は消えてしまっています。そんな状態で再会を機に幸せだった日々の記憶が呼び起こされるので、“今恋”として復活しやすいのです。

 その一方で、大恋愛のあとの交際相手は精神的な寂しさを埋めるだけのケースが多くみられます。ドラマでいえば、安藤政信さん演じる現在の恋人で婚約者ですね。男女問わず、学生時代の好きな人(元恋人)と再会を機に、今恋に終止符を打つことは決して珍しくありません」

2番目に好きな人と結婚したほうが幸せになれるはむかしの話?

 理由はどうであれ、一度は終わった恋愛である。一時的な感情を優先するあまり周囲が見えなくなり、どうせうまくいかないのでは? とうがった見方もしたくなる。むかしから「2番目に好きな人と結婚したほうが幸せになれる」ともいわれるぐらいだ。

「いまは共働きの時代で女性にも出会いが多く、積極的に動ける環境なので“2番目に好きな人”といった妥協した思いがあると、結婚生活とてなかなかうまくいきません。それよりも本当に好きだった相手と再会し、復縁したオトナの男女に話を聞くと意外とうまくいってたりする。空白期間に別の相手との恋愛や結婚を経験し、10年以上経って、やっぱり好きという感情が芽生える相手は、何かしら特別な縁があるのかもしれません」(前出の小森華代氏)

 ちなみに奏と今彼の貴志は、奏ママへの挨拶と貴志が婚約指輪を一方的に渡した関係だ。一般的な婚約破棄に該当するのは、結納、婚約指輪、結婚式場や新婚旅行の予約、新居の契約、親族以外の結婚の挨拶などを経た場合だとか。

 それもこれも検事の奏には、釈迦に説法だろうケド。

コクハク編集部
記事一覧
コクハクの記事を日々更新するアラサー&アラフォー男女。XInstagram のフォローよろしくお願いします!

関連キーワード

ラブ 新着一覧


色恋営業? マッチングアプリに潜むホストの見分け方3つ
 ホストクラブの高額な売掛金が問題になっています。そのせいなのか、ホスト達も集客に苦労している模様。一部のホストはホスト...
内藤みか 2023-12-07 06:00 ラブ
上原多香子の“子連れ不倫”が物議…子供は全部知っているかも
 テレビでは、女優の広末涼子さんや、タレントのMEGUMIさんの夫でDragon Ashの降谷建志さんなど、芸能人の不倫...
恋バナ調査隊 2023-12-07 06:00 ラブ
“身体の関係”から沼に…本命になりたい時はどうすればいい?
「あの日、彼と寝てしまったけど、今、私たちってどんな関係なのかな?」  どちらかがちゃんと告白して付き合う前に一晩...
若林杏樹 2023-12-06 06:00 ラブ
貴女の度数は? カレに好かれるクリスマスver.「フェロモンジャッジ」
◇  素敵な女性はいい香りがする――。  そう感じるのは、肌から放たれるフェロモンの効果。フェロモンが高...
太田奈月 2023-12-11 19:22 ラブ
30女40女たちの大後悔! 恋は盲目とはいえ、貢いだ私のバカ話4選
 あなたは、男性に貢いだ経験がありますか? 「好きな人を振り向かせようと頑張っているだけ」と、自分を納得させて大金を使う...
2023-12-05 06:00 ラブ
いま彼との恋愛、見切らないと時間の無駄かも?「損切り基準」6項目
 アラサー・アラフォーになると「今の彼を失ったら結婚できないかも……」と不安を抱えるときもあるでしょう。  でも彼との...
恋バナ調査隊 2023-12-04 06:00 ラブ
運が悪かっただけ? 私が出会ったクズすぎた九州の男の特徴
 九州の男といえば、豪快で男気があり、人情に熱いイメージがありますよね。男らしい人がタイプの女性にはたまらないでしょう。...
恋バナ調査隊 2023-12-04 06:00 ラブ
「今度は生ませるから」自分の元から去った元カノに再び妊娠を迫る40男
「冷酷と激情のあいだvol.171〜女性編〜」では、交際中のモラハラを理由として、ドロ沼の末に恋人と別れた明美さん(38...
並木まき 2023-12-02 06:00 ラブ
「中絶費用払って…」復縁を懇願するモラハラ元彼に38歳女の切ない願い
 男女の関係では、交際相手や配偶者の態度に悩む人も少なくありません。愛し合っている男女間でも、価値観や物事の判断には個人...
並木まき 2023-12-02 06:00 ラブ
あんた何様ですか? いい加減つら、理想が高い夫を持つ妻たちの愚痴5選
 夫の理想が高ければ高いほど、妻たちの不満は膨らむ様子。「なんなのコイツ!」と怒りがこみあげ、離婚を考えるようになる女性...
恋バナ調査隊 2023-12-01 06:00 ラブ
コロナ後のいま“レス不倫”増殖中! 2度目も3度目も食事だけデートのワケ
 コロナが5類に移行してから、くすぶり始めているのが、不倫です。濃厚接触を避けていたコロナ禍では自粛傾向にあった禁断の関...
内藤みか 2023-11-30 06:00 ラブ
不倫も人生経験、不倫してよかったと語るツワモノたち 一体何を学んだ?
 誰もが「不倫はいけない恋愛」と思っているでしょう。でも「不倫してよかった」「不倫も人生経験の1つ」と考えるツワモノもい...
恋バナ調査隊 2023-11-30 06:00 ラブ
あなたは何のため? 女性が入籍・結婚を望む5つの理由を考えてみた
「大好きな人とずっと一緒に過ごしたいから」「子どもが欲しいから」などなど、結婚したい理由は人それぞれ。あなたが結婚したい...
恋バナ調査隊 2023-11-29 06:00 ラブ
男の「よく食べる人が好き」発言に裏ナシ? “食好き女”アピる前に読んで
「好きな女性のタイプは?」という質問に対して、「よく食べる女の子が好き!」と答える男性って結構いますよね。でも、その言葉...
恋バナ調査隊 2023-11-28 06:00 ラブ
家事をしない夫への「プチ仕返し」私ばっかりしんどいの、おかしくね?
 男女平等が常識になってきた現代ですが、まだまだ男女の差は存在します。その差が特に顕著なのが家庭の中。夫婦共働きであるに...
恋バナ調査隊 2023-11-28 06:00 ラブ
現在イイ感じの彼に「過去の恋愛」どこまで話す? 許容範囲はどこ
 男女が距離を縮めていく中で、話題になりやすい内容といえば“過去の恋愛”。ですが、「どこまで話していいのか……」と、迷っ...
恋バナ調査隊 2023-11-27 06:00 ラブ