アラフォー世代以上の婚活成功の近道は「ありのまま」より「ちょいモテ」

内藤みか 作家
更新日:2024-05-02 06:00
投稿日:2024-05-02 06:00

ありのままの自分でいたいのなら

 確かにK子さんの望むような、自然なままの彼女を気に入ってくれる知的な男性もいるかもしれません。しかしそれは、ほとんどの人が気合の入ったプロフィール画像で勝負してくる婚活アプリ上ではなかなか難しいかもしれません。

 明確な理想を持っているK子さんの場合、読書や哲学の社会人サークルに入ったほうが、好みの男性と巡り会いやすいのではないでしょうか。とはいっても、やはり普段より多少はきれいめの格好をしてメークも念入りにしたほうが第一印象で好意を持ってもらいやすいはず。

 K子さんは婚活のためにキレイになることを「盛っているし男性に媚びている」と感じ、拒否反応を起こしていました。しかし結婚式では誰だってドレスアップするように、婚活でも多少はきちんとした格好をする人が多いものなのです。

媚びることと意思表示は別物

 多くの男性の注目を浴びるために工夫することは、決して媚びることではありません。大勢の女性が登録している婚活アプリの中で、自分が目を留めてもらうための「作戦」なのです。

 自分を曲げないことも大切ですが、婚活に時間がかかってしまう可能性があります。スピーディーに進めたいのなら、専門家のアドバイスを得ながら「この人とお付き合いしたい」と思われるような印象を作ることも、時には必要なのかも。

内藤みか
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作家
著書80冊以上。大学時代に作家デビューし、一貫して年下男性との恋愛小説を書き綴る。ケータイ小説でも話題に。近年は電子媒体を中心に活動。著書に「あなたに抱かれたいだけなのに」など。イケメン評論家として、ホストや出張ホストなどにも詳しい。
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